三毛別ヒグマ事件
🐻三毛別ヒグマ事件🐻
1915年・大正4年12月、巨大なヒグマ🐻が2日間にわたって三毛別(現・苫前町三渓)の集落を襲い、胎児を含む7人が死亡、3人が重傷を負った…事件発生から6日目に猟師によって射殺…体長2.7m、体重340kg…推定7-8歳のオス♂…討伐隊600人…用意された鉄砲60丁…このヒグマは冬籠もりの時期を逃した穴もたず…厳冬期でも餌を求めてどん欲に動く…事件の前にも人家を襲った前科があり、味をしめていた…(o|o)スペシウム光線では勝てない
事件から50年後、地元の営林署の職員が獣害史最大の惨劇苫前羆事件として発表その後、吉村昭氏が羆嵐として小説化し、全国に知れ渡った。戸川幸夫氏は小説羆風を発表。戸川氏が綿密に取材し小説化…その物語を漫画家・矢口高雄氏がダイナミックに描いた恐ろしい光景…腹破って胎児を食べるヒグマ…恐ろしい…
現場には当時の民家とヒグマのレプリカ(上半身のみ)が設置され、観光客が多く訪れているこっちのヒグマ🐻が一番不気味だった多くの人が犠牲となり史上最悪の獣害として知られる三毛別ヒグマ事件の復元地(苫前町内三渓)は興味があれば一度訪れてほしい
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🐻OSO18・オソ18ヒグマ事件🐻
OSO18…2019年の被害から4年…怪物🐻の最期はあっけなかった…OSO18・オソじゅうはち…別名は忍者グマ…推定9歳6カ月のオス♂…体重330kg三毛別羆事件のヒグマとほぼ同サイズ…体長2.2mと三毛別よりやや小さい…名前の由来は、最初の被害地域・標茶町オソツベツと、その足幅が18cmあったことからつけられたコードネーム2019年から2023年にかけて乳牛🐄を襲撃…標茶町と厚岸町でOSO18に襲われた牛は合計66頭、32頭が殺された…放牧牛最大の惨劇…ハンターが朝夕待ち伏せても捕らえられない…夜間の猟銃発砲を禁止している鳥獣保護法の内容を知っている用心深さ… 鳥獣保護管理法38条第2項で夜間や住宅街での猟銃の発砲は鳥獣保護法で制限されている
OSO18は、2019年当初、放牧牛ばかりを狙っていたが…2022年に入り襲撃が牛舎🐄や民家にも近づく…2022年7月の襲撃は、殺した牛の内臓🍖をその場で食べ、翌朝に約100m離れた沢まで引きずって行って肉も食べるなど、餌に執着するヒグマならではの習性…2023年では牛のロースのみを食べる偏食パターンも見せ、混乱を生んでいた…ヒグマ🐻は孤独性の強い動物だ…特に人間に強い警戒心を持ち…人を避けて生活する…警戒心が強いため、殆ど人前には姿を見せない人間が仕掛ける罠には一切かからない…罠の形や餌を変えて仕掛けても、結果は同じ…OSO18は、高度な学習能力を持っていた
が…今年7月30日に釧路町仙鳳趾村オタクパウシの牧草地で釧路町農林水産課の職員によってあっけなく駆除された…当初は普通のヒグマ🐻と思われていた…処分後のDNA鑑定で…OSO18だった…「クマ撃ったらこいつだった」「まさかOSO18とは思わなかった」…というあっけない幕切れ…OSO18が他のクマとの縄張り争いなどで負けて手負いだった可能性もある… OSO18に手傷を負わせる強いヒグマ🐻がまだまだいるとの話も
牛ばかり食べていたOSO18の肉🍖は「野性味と濃いうまみがあった」とか…クマ肉🍖には身体を温めたり滋養効果が期待、脂が甘く、コラーゲンも豊富という…OSO18の肉は全て売り切れ
はなからOSO18と分かっていれば記念として剥製にしていたようだが、銃弾でバラバラになっていたため、剥製にはできず、部位は処分…食用の肉として流通、東京のジビエ料理店で炭火焼🔥として、白糠にある精肉加工会社で加工された後、釧路のジビエ料理店で味噌煮込みとして…通販サイトでクマ肉🍖として提供…最高に美味かったらしい
OSO18駆除後「クマ殺すな~」「かわいそう」などの抗議が相次ぐ…ヒグマの捕獲や有害野生鳥獣駆除に懸念を持つ団体や個人は多い…一度OSO18のようなヒグマを近くに(道外に)移住させるべきではないか…ヒグマ捕獲の妥当性を説明するのは難しい…
おまけ道の駅・おびら鰊番屋「ニシン丼」道の駅・風Wとままえのレストラン風夢「ふわっとセット」はホタテ丼…消費拡大風Wとままえの🍦ソフト350円24条🔥で反省会酒を嗜む増毛国稀酒造のヒグマ🐻・・・