十勝地域等を舞台にしたNHK連続テレビ小説「なつぞら」(100回目作品)が4/1からスタート北海道はまだまだ冬空(ふゆぞら)のように吹雪に氷点下が続いている・・・いつ春が来るんだべ「なつぞら」は広瀬すず演じる主人公・奥原なつが、北海道十勝で育ち上京、草創期のアニメ業界で働く姿を描いた作品だ。ドラマの十勝管内への経済効果は95億円になるとの試算があり、このドラマで鉄道利用促進に少しでも効果が現れればよいが。山好きの小生としては、十勝管内の山々が映し出されているのが嬉しい。新得町の新内公共育成牧場からの佐幌岳か・・・パンケ山か・・・ついつい十勝の山々に目がいってしまう小生日高山脈ドラマは昭和20、30年代の十勝の酪農を描いているが、先人たちの酪農業の苦労や歴史が良く分かる。酪農家はここ十年で2割以上が離農している。高齢化や休日のない重労働(自営労働時間:酪農7,857時間)、多額の投資(借金)などといった要因。近年、国策として進める経営の大型化推進で機械化や効率化が進んでいるが、いまでも酪農家の戸数は減り続けている。さらに、設備投資などを支援する畜産クラスター事業やヘルパー制度などの支援体制も充実し、所得は上がってきているが、このドラマを契機に酪農体験や新規就農者が増えてくれると嬉しい。
農林水産省畜産部のHPで、今日の「なつぞら」を解説している。酪農や畜産の豆知識など随時紹介
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