山歩人・吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)・・・単独登山多し、山をテーマに限定(時々脱線♪)した気まぐれ日記です‼

悲しみは雪のように・・・

2022年01月16日 | 広島カープ⚾と浜省🕶

悲しみは雪のように・・・浜田省吾自身が、危篤状態に陥った母親に想いを馳せて作った曲である。

1月7日 5年前に亡くなった父親の誕生日と同じ日に母は亡くなった。両親ともに75歳没。女性87.7歳・男性81.6歳の日本人の平均寿命であるが、75歳はまだまだ若い気がする。周囲には、山に登っている方やマラソンを楽しむ方など心身ともに豊かなシニアライフを送る70代80代はたくさんいる。

母はレビー小体型認知症により腎臓機能が悪くなって亡くなったが、長きにわたり献身的に介護をしてくれた妹にただただ感謝するしかない。この数年で両親が亡くなり精神的にしんどい日々が続いた。昨年は実家が同じ函館である山の師匠・坂口さんも昨年2月に76歳で亡くなった。七十代で大切な人(いい人)ばかり亡くなっていく・・・悲しい。

二度と肉体のある母に会えないのは寂しいかぎりである。「こんな母親の子供で良かったかい?」「どこかの山(登山)に寄ってきたのかい?」「なにか(土産)買ってきたのかい?」が最期の会話でった。

年明けのお忙しいところ、さらに、お足元の悪い中、道内外から母の葬儀にご会葬いただいた方に御礼申し上げたい。多くの御香典・御供花なども賜り感謝したい。山仲間の花には癒された。

学生時代、四国の足摺岬まで自転車で行ったが、一時くじけそうになって母に公衆電話にて弱音を吐いたことがあった。「二度とやれないと思うことは最後までやりぬきなさい!」などと心を奮いたたせてくれた母。小生の母は山よりも高くである。山の質問も良くしていたな~「○○山は自然百景で放映されてたよ」「元気なうちに登らないといつか後悔するよ」などなど・・・健康に気をつけてこれからも山を愉しみ、いろんな意味で母を越えたいが多分無理である。

孫と神仙沼ハイク何度も来ている娘は嫌々ながら…社会人2年目となった娘。時が経つのは早い。孫らとのハワイ旅行も懐かしい孫の嗚咽が一番つらい・・・

地域的な風習かもしれないが、火葬する際に、棺に10円玉などの硬貨をいれてご遺体と共に焼き、御守りとして遺族がもつ。不思議にも家族全員の誕生年の10円がすぐ見つかった。

レビー小体型認知症は、患者数が意外と多いのに知られていない現状がある。医療や介護スタッフを含め、社会全体の理解が足りないことが問題視されている。なので介護する方は大変である。我が国の患者数は推定80万人、高齢の認知症患者の5人に1人がこのタイプと考えられているようだ。レビー小体という特殊な物質が、大脳全体に出現したもので、三大症状として、パーキンソン症状や、リアルな幻視、変動する認知機能があげられる。発症からの余命は、AD アルツハイマー型認知症よりも短期で、長くて約7〜8年と言われる。 末期には、誤嚥から生じる肺炎を繰り返し、 また免疫機能の低下による他の感染症に罹患する機会が多くなることもあるようだ。 食事の摂取も困難となり、全身衰弱をきたし、やがて死に至ってしまう。レビー小体型認知症そのものを治す治療はないので、何とか苦しんでいる多くの家族のために治療薬(特効薬)を開発して欲しい。

2025年には、団塊の世代と呼ばれる層が、すべて75歳以上の後期高齢者となる。団塊世代は、1947年(昭和22年)〜1949年(昭和24年)生まれた約810万人をさす。今後、75歳以上となり医療介護費がかさむ2025年問題、高齢者人口が約4千万人とピークを迎え、低年金や無年金の人が増える2042年問題など、抜き差しならない未来が待ち受ける。長生きする高齢者が多いほど、若い世代等の負担は上昇する。2019年の死亡者数が約138万人。それが2040年には約168万人でピークを迎える。これを商機と捉えあくどい葬儀会社もあるようだ。悲しいことに葬儀の簡素化も進んでいる。東京では既に3割の人が葬儀をせず火葬するだけのようだ。どんどん増える高齢者。介護難民や独居老人も増えていく。受け取る年金も徐々に目減りしていく仕組みになっている・・・どうするのだ日本

あなたの子供で幸せでした。これからも少年の心で山に登ります・・・礼拝 

これからも少年の心で山に・・・  さよなら ありがとうSakagさん・・・追悼大滝XC献花


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