ワイズでは大判カメラと銀塩写真フイルムに拘って営業展開していますが、お客さんの中には大判カメラでデジタル写真も撮りたいとのご要望もあります。銀塩とデジタルをライバル視したり無理矢理に比較する事は好きではありませんが、カラーとモノクロ、ポジとネガの様にその場に合わせてフイルムとデジタルを使い分ける事には賛成です。昨日はそんなお客さんのご要望で大判カメラに装着可能なデジタルバックのデモをマミヤ・デジタル・イメージング社よりスタッフにお出で頂き実施致しました。私も20年前にはデジタルバックの日本導入に拘っていましたのである程度の事は理解していたのですが、その20年が浦島太郎の様な時の流れで今更の様にデジタルの進化にはビックリしています。ただ昨日のデモに立ち会って改めて銀塩の良さを認識もしました(比較してはいけないと言いながら、ついその操作の違いを比較してしまいました)。早い話、銀塩写真はスローライフを楽しみながら撮影に携わるようなもので「時間の流れの緩やかさ」がたまらなく好きな気がします。どちらにせよワイズではいろいろなお客様の要望にお応えすべき努力をして行きますので何なりとご要望下さい。(26日の夕方からも大判カメラ用デジタルバックのデモを催行するつもりです。お時間のある方はご参集下さい。