大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

変貌する横浜・伊勢佐木町を歩く。

2012年11月30日 | 日記

一昨日、横浜・関内で開催されていた写真展を見に行って、近くに伊勢佐木町の「イセザキモール」があったのを思い出し少しばかり足を伸ばしてみました。ここは歴史ある商店街で日本最初の洋画封切館であるオデオン座を開館、大正初期までには東京・浅草や大阪・千日前と並ぶ大繁華街となり「ザキブラ」「イセブラ」なる言葉も生まれたほどの街でした。昭和になっても大いに栄えましたが横浜駅周辺のエリアが横浜最大の繁華街となり伊勢佐木町の繁華街としての機能は低下し、歴史ある横浜松坂屋も2008年には閉店してしまいました。また年配の方なら青江三奈が歌った「伊勢佐木町ブルース」、若い人ならばミュージシャンの「ゆず」がアマチュア時代にストリートライブをやっていた場所として頭に残っていると思います。もうかれこれ15年前の話ですが、私も横浜に17年ほど住んでいて、たまに伊勢佐木町に買い物に来た事を覚えています。そんな訳でつい懐かしが込み上げて風邪を引いた体調の悪い状態で「イセザキモール」を歩いてしまいました。歩いた感想はモールに出店しているのは何処でもお馴染みのユニクロ、マツモトキヨシ、ブックオフ、リンガーハット、ABCマート等で昔と変わってしまったという事でした。唯一モール上に飾られた「We love ゆず」のカンバンが他の街と違う様でした。やっぱり時代は変わるのですね。