大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

え~っ、大判カメラで撮影したトンボの写真展ですって!

2014年12月21日 | 写真展

先週の金曜日に大橋昭文さんと言う建築写真家が来社されました。初めてお目にかかる方ですが、今でも大判カメラを駆使して建築写真を撮影しているそうです。何でも今度「大型カメラで撮らえたトンボ」と題した写真展を開催するそうで、大判カメラ繋がりでワイズを訪ねていただいたそうです。お話をお聞きすると大橋昭文さんは建築写真を撮影して20年になるベテランカメラマン(実年齢よりかなり若く見えて羨ましい限りです)で、5年ほど前にデジタルカメラで撮影したトンボに魅せられ、それ以降仕事の合間のプライベート写真としてトンボ撮影に励んでいるそうです。ただ信じられないのが「どうせ撮影するなら誰もが撮影できない大判カメラで!」との決意で大判カメラに拘って撮影されていることです。因みに写真展ハガキ写真はカンボのビューカメラに210mmレンズを装着しての等倍撮影との事ですが、大判カメラユーザーならお分かりになると思いますが等倍接写撮影は蛇腹の長さが2倍になるし露出倍数も2倍かかるので大変技術が要求されることです。それも動きのあるトンボ故にやっと構図、ピントを合わせても飛んで行ってしまうなどもあると言います。1年で2カットしか撮影できなかったこともあるそうです。さてそんな汗と技術の結晶となる写真展ですから大判カメラユーザーはエールを送る意味でも是非会場にお出かけください。注目の写真展ですよ。

大橋昭文 写真展
-大型カメラで撮らえたトンボ- 
2015年1月27日~2月1日
サイト青山
港区南青山2-7-9 (03-3432-2092) 

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清水 実
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木戸嘉一
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