裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

Oh! マーメイド

2008年10月30日 | ひとりごと・日記
最近、生活に潤いがないので、
少し現実逃避でファンタジーの世界へ。
且つ、70年代とか80年代ってこんなヘンテコな
詞もアリだったような気がする。

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「Oh! マーメイド」

シュノーケルを つけたように
いつも上手く 話せなくて
泡の中には アイシテルの文字
海面に浮かぶ前に 消えてしまう

太陽に滲んだ 嘘と罰の代償は
金曜日の スーツケースの中
貝の中には 潮騒のオルゴール
録音されていた サヨナラの言葉

いつか泡になって消えること
知っていたのは君だけじゃない

Oh! マーメイド それはまだ 
Oh! マーメイド 人が魚だった頃の話
海と空は別れなければならなかった
失ったものは いつも後から
その大きさに 気づくものだね


軽い窒素酔い 僕の頭の中に
はっきりとその 意味が解るんだ
海の底と あの空の宇宙は
深い藍(あい)で 繋がっていることを

イルカの背中に スカルのタトゥー
海底2万マイル 難破船の財宝は
金貨一枚 見つからなかったけど
あの時見た人魚は たぶん君だった

いつか泡になって消えること
知っていたのは君だけじゃない

Oh! マーメイド それはまだ
Oh! マーメイド 人が魚だった頃の話
悲しみの涙は海の水となった
失った輝きは 闇になってから
その存在に 気づくものだね


いつか泡になって消えること
知っていたのは君だけじゃない

Oh! マーメイド それはまだ 
Oh! マーメイド 人が魚だった頃の話
海と空は別れなければならなかった
失ったものは いつも後から
その大きさに 気づくものだね

Oh! マーメイド それはまだ
Oh! マーメイド 人が魚だった頃の話
悲しみの涙は海の水となった
失った輝きは 闇になってから
その存在に 気づくものだね


雨の日もハーレー

2008年10月27日 | ひとりごと・日記
今朝、通勤中の道路に表示されてた気温は11℃。

・・・もう自分の息が白くなってて吃驚です。

「冬がはじまるよ~♪」ですなぁ~・・・新潟は。

嗚呼・・・最近、バイクに乗れていない。
もうこのまま冬になって、乗れなくなるなんて・・・考えられへん!

「冬将軍のバカ野郎~!!」

昨日は近所のバンドの先輩が買った、
ハーレー(新車)を見せてもらいに行った。

もうあれはバイクというより、調度品とか、貴金属の部類に
入るのではないかと思う。

クラシックなスタイルですが、中身は最新鋭。
ハーレー・ダビッドソン「ソフテイル・クロスボーンズ」
1584cc 車両重量333kg・・・百貫って奴ですな。
諸経費別の221万円・・・さすがでございます。

・・・てか、もう何を言おうが、思おうが、
悔しいけれど、ジェラシーと言いますか、嫉妬の部類でありまして、
学歴社会に対して何を言おうが・・・
「悔しかったら東大を卒業してから言え!」
・・・ってのに似てるのかもしれない。

バイクの場合、車と違って中古でも値段そこそこなので、
売るときを考えれば、そんなに高いものでもないかもしれないが、
200万出せば、タイヤが4つ付いて、屋根の付いてる乗り物でも
中の中くらい買えちゃうよねぇ~。

・・・う~ん、ダメだ・・嫉妬心が消えない・・(*_ _)人ゴメンナサイ。

「男なら・・・いつかはハーレー」

歳くってお金貯まったら、中古でいいので欲しいかもなぁ~。

いつかはね いつかは・・・

まぁ~そういう「夢」のあるモノって、今の時代少ないので、
やっぱ、ハーレーは偉いのだ。

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hd10
hd8

マスター

2008年10月23日 | ひとりごと・日記
今の若い子は、CDのことを「マスター」と呼ぶそうです。

つまり、音楽は単なる「音源データー」でしかなく、
i-Tunesなどでコピーして廻すことが大前提であり、
CDはおおもとの「マスター音源」という意味。

しかも、コピーして廻り使い終わったCDはゴミ箱へ。

我々は、「モノ」に価値を求める世代なので、
CDという「モノ」が大事であり、だから捨てられずにいて、
家の中がモノに溢れてこそ、豊かな生活だと思い込み安心してますが、
新しい世代は「モノ」じゃなく、
「中身」のデーターだけあればいいのだ。

これじゃ~、もう既成の音楽業界は成り立たない。

音楽業界なんてのは、まだ良いとしても、
問題は、作品を生み出すアーティスト、
ミュージシャンが食えない状態に陥ってることだ。

これって・・・ある意味、農業の現状に似ているかもしれない。

無農薬野菜や米を直接消費者に販売している生産者が、
なんとか潤っているのと同じく、これからはアーティスト、
ミュージシャンが、お金を払って必要としてくれる人に、
直接、供給してく仕組みが必要なのかもしれない。

映画を作るように、個人の出資者を集めて、
ひとつのアルバムを作るような
システムを実践してるミュージシャンもいるが、
本当の意味で「インディーズ」時代の到来だ。

今までのように、タイアップ、大きな組織やスポンサーに頼らずに、
自由な創作が出来るメリットはあるかも知れないが、
大きなビジネスにもなかなか繋がらない・・・

素晴らしい作品を作れる才能のある方々が、
充分に作品作りだけに没頭できるだけの財産や環境を
与えられる仕組みを考えなきゃいけないとは思いますが、
「不正コピーをやめよう!」とか「著作権保護」などを
声高らかに叫んだところで、
良いとか悪いとか、正しいとか間違ってるとかは、
また別の話であって、時代の流れを変えるのは無理だろうと思う。

世の中って必ずしも正しい訳ではないのよね。

スマイル ~聖夜の奇跡~

2008年10月22日 | 映画・TV
クワイエットルームへようこそと一緒に借りて見たのですが、
またもや、映画の話。

陣内孝則 監督作品の「ロッカーズ」に続いての二作目

「スマイル ~聖夜の奇跡~」

http://go-smilers.jp/index.html

はっきり言って良く「出来すぎ」てますが、
全てが丁度良い「サジ加減」で出来てるので、
見終わった後に残るのは、爽やかな風のような作品。

「ロッカーズ」の時にも感じましたが、さすがロックンローラーなのです。
リズムや間が良い。たぶん音楽やってたからに違いないです。
あと笑いのセンス・・・今回は少し「アザトイ」部分が鼻につく
シーンもありますが、クドくないので後味は悪くないです。

もともと、子供・病気・スポーツ・恋・クリスマス・・・
というベタな映画なので、
鼻っから狙いに狙った「アザトさ」なのですが、
上手い具合に「でもこれ・・・OKでしょ?」
と言わせちゃうくらいに、まとめきってるとこが素晴らしいと思いました。

映画が始まった所から、「そんなに上手くいってたまるか!」が、
続いていくので、最後が不安になっていきますが、
そこはミュージシャンの監督・・・最後の試合の場面では、
ちゃんと見せ場を用意してありました。

最近、ヒットした邦画の良いとこ取りな一本って感じでしょうか?
何も考えずに楽しめる、気分の良い映画をお探しなら、
うってつけではないでしょうか?

クリスマス映画でもあるので、その頃にとっておくのも手ですね。

過度な期待や偏見を持たずに観れば、
お買い得な映画ではないでしょうか?

グッド・モーニング歌舞伎町

2008年10月21日 | ひとりごと・日記
仲間の親戚の結婚式2次会パーティーで、
新宿へバンド演奏をしてきた。

ライブの方は、思ったより盛り上がってくれて、
皆さんに喜んでもらえたようなので、
大成功のうちに終わったのですが、
ライブ前はノンアルコールで我慢したので、
2次会、3次会は朝まで酔いつぶれる予定にしていた。

眠らない町・・・新宿歌舞伎町は、
0時を過ぎてからが本番のようで、
深夜になればなるほど人が増えてくように感じる。

朝まで新宿っても、ボッたくられてハイそれまで~よ~・・
ってのも怖いので、二次会は無難に、
その会場の下にあるカラオケボックスで、
ピッチャーごとビールを飲んでましたが、
ライブの興奮からか?歌舞伎町のネオンの明かりのせいか?
全然、酔えません状態。

3次会に移る前に、暫し腹ごしらえ。

この夏、会場の下見に来た時にも一度食べた
「ラーメン二郎 歌舞伎町店」

これがまた「うめぇ~♪」

呑んでると更に「うめぇ~♪♪」

三次会は、1杯500円からのショットバー。

まるで、イギリスあたりの「パブ」のようなお店で、
(行ったことないけどさぁ~)
隣のアラブ系の女性を横目でチラチラ見ながら、
甘味のあるグレンモーレンジをストレートで頂く。

・・・なんて書くと、ハードボイルドにきまってるようですが、
「うみゃ~いスコッチを選んでくれ!」と、スコッチウイスキーに
詳しい仲間にお願いして選んでもらった一杯。
その仲間は、お酒がテーブルに届くと、
何も言わずにテーブルの上にドーン!と千円札を一枚上げる。

「おお!それカッコイイ!!」

真似して、千円札を上げてみる。

積み上げられてく千円札の山は、まるでカードゲームの
掛け金のようで面白い。

バーでは泥酔してる客達が毒ガスでも吸ったかのように
半身をテーブルの上に乗っけて倒れこんでる。

隣のアラブ系の女性は、一緒に座ってる日本人男の話を、
つまらなそうな顔で聞いてる素振りで何も聞いてないようだ。
店先では腰が立たないのかサッカーのユニフォームを着た
小柄な男があぐらをかいて座り込んで動かない。

呼び込みの黒服のお兄さん達は、もうすぐ仕事が終わるのか
もう客を引く気をないようで、仲間と談笑している。

昔は大人ばかりに見えた歌舞伎町も今ではすっかり、
年下ばかり・・・。

時計の針は午前4時を廻ってる、そろそろ夜明けか?

宇都宮餃子

2008年10月16日 | ひとりごと・日記
今年初の栃木 ツインリンク・もてぎへ、
仲間が出場する「もてぎロードレース」
(通称 もてロー)第4戦の応援へお邪魔してきました。

2008年、今シーズン最終レース。

春の初戦はなかなか良い結果が出て、
波に乗る勢いでしたが、思わぬ事故などを乗り越えての
復帰選、そして最終選となったこの日。

選手もメカニックも監督も気合いが入ってます!!

結果は、順位はさておき、事故なく怪我なく・・・
応援団としては良かった、良かったなのですが、
選手はものすごく不本意な結果で、
更に「来年はどうするか?」の決断も迫られてる為、
レース後もメカニックと熱く語り合っておりました。

応援団としては、良い結果、勝ってもらいたい気持ちは、
当然あるのですが、まずは事故なく、怪我なくって方が
嬉しいってのが本音なのです。

自称:写真係として、この2~3年バイクレースを、
観させていただきましたが、初期の頃の福島エビスサーキットの頃とは
本気度も違う代わりに、厳しい世界であることも感じます。

「限界に挑む!」

もう少しで手に入れられそうで、手に入らない。
でも、手を伸ばさねば絶対に手に入れられない。

それはまるで、湖面に映った月を手ですくうようなことを
してるのかもしれませんが、
手の中に入った月はどんなに美しいものか、
手にした者にしかわからないのだろうと思う。

来期・・・おそらくそのチャレンジを辞めないだろう。

写真を撮ることくらいしか出来ませんが、心から応援しております。

そして僕も、手に入れた月を高らかに手にした勇姿を
写真に撮れることが出来たら嬉しいなぁ~♪

今回はレースが終わる時間が早いスケジュールだったので、
地元、宇都宮の天才メカニック「キャプテン」にご案内いただき、
念願の「宇都宮餃子」の食い倒れツアーへ。

「はじめての宇都宮餃子」として、まずは有名店「みんみん」へ。

お店の前では、持ち帰りのお客さんは並んでいましたが、
時間帯が良かったので、そんなに待たずに入店できました。

何はともあれ食ってみなければわからない!

「焼き・揚げ・水」の3種類を一皿ずつ+ライスを頼んでみました。

驚いたのは、「揚げ餃子」・・・今まで食べた揚げ餃子とは
ちょっと違い、皮がパンパンにまんまるくなるまで揚げてあって、
具材を替えればスイーツにもなっちゃうような感じでした。

やはり、焼き餃子が一番ライスにも合うしホッとするのですが、
チェーン店らしく、冷凍になった餃子は形も同じで、
いかにも機械で作った感じ。

味の方も取り立てて美味しいとは感じませんでしたが、
ボリュームと値段(各一皿240円)が安さで言えば、
ラーメンを食べるより、気が利いてる感じなのかもしれません。

確かに近くにあったら、毎日でも通っちゃうかもしれませんね。
「早い!美味い!安い!」
お手頃だし、お腹いっぱいになるし、気軽に行けるところが
いいですね。

「宇都宮餃子」というのは、周りの人たちが作り上げた幻想で、
地元としては、もっと生活に根付いた食文化的であり、
よそ者に「うめぇ~」とか「うまくない」とか言われる筋合いの
ものではないのかもしれません。

という仮説を元に、2軒目の「正嗣」へ。

実は一度、お取り寄せで「冷凍」を自分達で焼いて、
食べさせてもらったことがあったのですが、
「みんみん」とは違って手作り感があり(大きさや形がマチマチ)
具にしっかりとした下味付けがあって、
醤油を掛けなくてもそのままでもイケる感じ。

味がしっかりしてるから、一口目で「あ!美味い!」と、
感じるのだと思います。

・・・ここはライス等、餃子以外のメニューはなく、
「焼き・水」を一皿ずついただきました。
(うーむ、これで餃子5人前ッスねぇ~・・太ったらどうしましょ?)

ここも運よく待たずに入店できましたが、さすが人気店なので、
もう少し遅かったら閉店してしまうところでした。

「実はこの近くに有名なラーメン店があるのだが・・・どうだい?」

「はい!ぜひお願いします!」・・・即答

「だいぶ前に一度行ったきりだからねぇ~」と、
目指すラーメン店は思ったより遠くにあったのですが、
5時開店の数分前に到着。

住宅街のこんなところにあるのかな?って場所にありましたが・・・

「す、す、すでに並んでいます!!」

「平塚ラーメン」というお店でして・・・
後で調べたらかなり有名なお店でした。

まずは、ドーンと2センチ以上はあるド厚みチャーシュー。

新潟にもブロックに切った、この手のチャーシューはありますが、
ここまで丸く一切れにしたチャーシューが乗ってるのは珍しい。

しかも・・・う、う、美味い!!(感激~!)

このインパクト大のチャーシューを食べさせる為に、
スープや麺はシンプルで、あっさり薄味にしてありますが、
出汁の深みは充分あって美味し!
地元の新潟長岡地区でポピュラーなのですが、
・・・少し生姜の風味もしたような気がします。

これなら行列も出来る理由も頷けます。

1個90円の大きな餃子も名物のようで、
皆で頼んではみたものの、さすがに食えずにテイクアウト。

敗因は、餃子5人前にライス1杯・・・更にここへ来て

・・・らーめん・・・大盛りはやり杉 良太郎!!

うーむ、せっかく美味しいラーメンをご紹介いただいたのに、
次回は空腹の時に再チャレンジしたいです!

県外で「美味いなぁ~」と思えるラーメンに出会えて・・・
良かったぁ======33

宇都宮のキャプテン様・・・・有難うございました!

餃子やラーメンが美味しい飾らない大らかな街・・・宇都宮。
愛すべき街が、またひとつ増えた気がしました。
宇都宮 堪能・・・ごちそうさまでしたぁ~♪

写真は、正嗣の焼き餃子です。
平塚ラーメンについては、「大盛りユキヒロック」にて詳しく。
http://blogs.yahoo.co.jp/yukihi69

クワイエットルームにようこそ

2008年10月10日 | 映画・TV
「恋の門」に続く、松尾スズキ監督作品の2作目。

「恋の門」をイメージして観ると、すごく肩透かしを食らう。

ただ、それは残念な肩透かしでなく、
「2本目は、こっちから来ますか?」・・・って感じ。

例えば音楽で言えば、
アルバムの中に2曲目ってのは、
かなり重要なポイントだと思っています。

1曲目は、肩の力が入った勝負曲で来ますが、
2曲目となると、少し色のちがう良い意味で力の抜けた曲が
入ってることが多い。
そして、意外と2曲目が良いアルバムって、
良いグループだってことが多い。

つまり、「実力は2曲目にあり」・・・なのです。
(自分の思い込みですが・・・)

そういう意味で、この映画がアルバムの2曲目だとすれば、
なかなかセンスの良い映画だと思う。

「恋の門」の表向きのエネルギーの爆発さはないけど、
粛々とした中に、とても深くえぐり取られた内臓の一部のような
ものが示されていると思う。

離婚後の内田有紀が主役・・・完璧でしたね。
(枯れと色気と味が出て、すんごく良い女優さんになりましたよね?)

更に脇を固める、大竹しのぶ、りょう、蒼井 優、クドカン
・・・お見事であります。

蒼井 優なんて、演技じゃなんじゃないのかな?
(・・・んな訳ねぇ~)

舞台が病院の中がほとんどで、演劇的要素も強いですが、
舞台だけでも、映画だけでも、表現できないような作品に
なってるかもです。

観終わった後に、
「なんかわかんないけど明日から頑張ってみよう!」
という気分にさせてくれますね。

「時計仕掛けのオレンジ」以来、
久しぶりに白が綺麗な映画を観たような気もします。

夜長

2008年10月09日 | ひとりごと・日記
エヘン エヘン・・・(なんか顔文字みたい)

喉の調子が悪い。

・・・体調を崩す時の前兆だ。

今週は、現場も始まり日中大忙し、
通勤に往復3時間でシンドイ。

その癖、夜中までバンド関係で2時くらいまで起きてる日が続き、
明日は、ライブを観に行って、日曜日は栃木(モテギ)。
来週末は東京ライブだし・・・

イベント続きなので、体調崩して楽しめないのは勿体無い。

・・・早く寝れる日は無理せず早寝したいのだが、
一旦、生活のリズムが狂うとなかなか思う時間に眠れなくなったりする。

あ、DVD借りてたから今夜観ないと観る時間がないか?

うーん、どうしよ?

秋の夜長もよしあしだなぁ~♪

自虐の詩

2008年10月04日 | ひとりごと・日記
観たらハマるとわかっていて、とうとう観てしまい、
しかも・・・号泣してしまった。

http://www.jigyaku.com/index.html

今、邦画界の監督でベストでありワーストでもある堤幸彦作品。
(作品の評価にこれほどムラのある監督って他にいないという意味で・・・)

とにかく、大作~小作品まで、分け隔てなく撮りまくってますが、
売れようが売れまいが、なんでも許されちゃう稀有な監督かもしれない。

とにかく、手法はでたらめでも、
観客の事を優先し、観客を喜ばせることに長けてると思う。

決して・・・自己満足でなく、それが一番大切だってことを知ってる監督ですね。

原作の「伝説の泣ける4コマ漫画」ってのも、規格外ですが、
それを実写にしちゃおうという発想自体ものすごい博打。

どうしても「嫌われ松子の一生」と比較されがちですが、
私は、こちらの方が断然好きですね。

泣かそう、泣かそうと思えば、それなりに出来ちゃう所を、
あくまで、泣かせようとしてない姿勢が潔い。

「ちっくしょー!おまいら お馬鹿すぎて、泣けてくらぁ~!」なのです。

この場合、もちろんお馬鹿は最高のほめ言葉ですが・・・。

ちゃぶ台のハイスピードカメラの無駄さ加減・・・素晴らしいです。
パンチパーマまで似合っちゃう阿部寛さん・・・言うことなし。
久しぶりのカルーセル麻紀・・・服役後は更に迫力増したなぁ~。
捕ってきた亀はどうなったのか気になるが、
熊本さんの子役が素晴らしい。

幸せって 何だっけ?何だっけ?♪

心にピュ~っと、秋の隙間風でも吹いた時には、
決して派手ではないですが、噛めば噛むほど味が染み出るような、
スルメ的な佳作映画を愉しむのもいいかもしれません。

包帯クラブに次いで、また泣かされてしもうたぁ~。

外付けHDD

2008年10月02日 | ひとりごと・日記
使ってるパソコンの中のデーターが満杯。

・・・動画データーってのが、たち悪いねぇ~。
(どうせ、Hなのばっかなんだろ?)

仕方がないので、ポータブルの外付けハードディスクを購入。
一昔前に比べたら・・・安っす~!
こんなに薄くて軽くて160GBもあって、9000円切ってました。

「胸ポケットに入ります!」って書いてあったのですが、
「まさかぁ~?!」って思ってましたが、本当に入るので吃驚。

i-Podクラシックを一回り大きくしたくらい・・・。

これだったら持ち運びもまったく苦にならんですわい。

USBフラッシュメモリーも、32GBが1万円切ってるし・・・
安定性はどうかしらないけど、
すでに64GBも120GBまであるのですなぁ~。

ヒェ~・・・なんか浦島太郎・・・。

自分の脳みそにも、
外付けのハードディスクが付けられたらいいのになぁ~。

事故米

2008年10月01日 | ひとりごと・日記
「事故米」・・・

実に日本人らしい曖昧且つ責任回避的な上手いネーミングだと思う。

「事件」でなく、あくまで「事故」・・・あっても「過失」程度なのです。

業界では常識だったはず・・・で・・そして政府も知ってたと思う。
「知っていても・・・知らなかった」って言うしかないのだ。
寧ろ、処分に困っていたのは政府・・・暗黙の了解?・・・あったと思う。

「米屋さんの力量は、いかに良いブレンドして安くて美味い米を売るか?」

ある意味、スッコチウイスキーで言えば、毎日高価なシングルモルトを
飲んでる訳にもいかないので、様々なブレンデッド・ウイスキーが
生まれた訳で、新米ばっか食ってちゃ古米は全部捨てなきゃダメじゃん。

でもそこには、「職人」の知識や能力に裏づけされた
「信用」があったからこそ。

米に対して、食に対して・・・知識も能力もない利益至上主義の会社が
米の販売の規制緩和・自由化で、参入してきたのも、
大きな原因とも言われている

コストダウンの名の下に「安けりゃいいんだ!」がまかり通ってる。
・・・じゃないと、競争に勝ち残れないからだ。

これは米だけの話ではない。

人件費も「安けりゃいい」・・・
派遣や非正規雇用が急激に増大した問題も同じだと思う。

「俺達は、事故米じゃねぇーんだ!」

3年B組・・・金八先生の新しい台詞に加えて
もらいたいような気もしますが、
「危ない」と解っていても、「安い」ものしか買えない俺達に、
「気をつけろ!」たって、どうしろってんだよなぁ~。

とは言っても、結局・・・貧乏人の愚痴でしかないのか?