
ミスティック・リバー・・・クリント・イーストウッド監督作品。
正直、思っていたより面白くなかった。 ほぼ想像範囲内を超えて来なかった。
結末もあそこまで引っ張っておいたわりには、浅~い 浅はかな終わり方だったように思えます。
「スタンド・バイ・ミー」を持ち出しちゃった宣伝文句・・・ちょっと宣伝過剰な部分があったのでは?
「スタンド・バイ・ミー」を使った映画宣伝で、一度も面白かった試しがない。
てか、その時点で負けだと思う。「この映画はスタンド・バイ・ミーより面白くない」と敗北宣言しちゃってる感じ。
それを抜きにして大作でなく、佳作的な作品として捉えれば良く出来ていたのかもしれない。
ハードル上げられて気負って観たから余計に、イマイチと思ったのかもしれない。
同監督作品で言えば、津波のシーンがあまりにもリアルで、東北地方太平洋沖地震後に上映が中止になってしまった
「ヒア アフター」も3人の人生が交差してひとつに繋がってく・・・みたいな部分では似ていると思う。

テーマは大きく違うし、ちょっと宗教観とかあって「ヒアアフター」の方が難しいけど、
映画としては面白かった。
いずれにせよ、クリント・イーストウッドの作品は独特の重みがあって好きだし、
観る価値はあると思う。