ま~つりだ まつりだ まつりだ~ んにゃ♪
17日はずっと行きたくて単独行動、20日はバンド仲間と急遽、休日の予定が合って午後から新潟県の南側 上越市を探訪してきました。
2日間も上越で休日を過ごすなんて・・・ちょっとした上越まつりだ。
同じ新潟県でも私の住む真ん中「中越」と北側の「下越」と南側の「上越」とでは言葉も文化も食もだいぶ違います。
旅の目的は・・・
1.ラーメン
2.エヴァQ
3.温泉
1と2はすでに単独行動で、2年越しで行きたかったラーメンのお店と県内でも未だエヴァQを上映している唯一の映画館が上越だったのです。
1は南高田駅そばの大人気店「龍馬軒」の実家?もしくは修行先?と噂される直江津の「鳳苑」で麻婆麺を頂きに・・・17日の単独行動で任務完了。
本格的な「中華料理」の技術に基づいた陳麻婆な一品。
ただ、石釜の器でご飯がおこげになる麻婆飯の方が美味しそうでした。
隣の席で食べていた焼きそばなども美味しそうだったので、また来たいなぁ~と思っていたのですが、20日のバンド仲間を連れて再訪・・その夢は瞬く間に現実に変わりました。
ただし、1回目に行ったランチは800円でミニチャーハンか杏仁豆腐が付くというサービス価格になっていましたが、再訪時は夜だったので1200~1600円くらいの大皿を取り分けて食べるような夜用のメニューになっていました。
・・・なので、麻婆豆腐、上海焼きそば、海老炒飯を頼んでみんなでシェアしました。
「旨し!」何を食べても美味いなぁ~と思える中華料理屋さんでした。
龍馬軒で麻婆麺を食べたことのある者に食べ比べてもらいましたが、「色味が龍馬の方が黒くて、味ももっと複雑だった・・・」とのことでしたので、実家?修行先?ってのは確認できず仕舞いでした。確かに何かしら関係があってもオカシクない印象は残りましたが・・・。
17日のラーメンは、鳳苑(麻婆麺)→ラーメンこじま(醤油ラーメン)→映画を見て→上海軒。
「ラーメンこじま」もチャーシューが有名なお店でいつも県内ラーメン特集なんて言う雑誌には載ってるようなお店です。
ずっと行きたかったのですが、ここも「異文化」を感じるほど、普通の「醤油ラーメン」とは全然違うものでしたが、ビックリするほど美味かったです。
映画の話はまた別の機会にすることにしますが、夕飯に食べた「上海軒」は、直江津の「鳳苑」のすぐ近くの老舗のお店。
一説にはここのラーメンがもともとの「上越ラーメン」の原型ではないかと言われてるようです。
個人的には「あれ?三条の大黒亭 居島店のラーメンに似てる~」とビックリでした。
凄く好みのラーメンでした。常連さんの裏メニュー「アブラ入りで!」ってのも試してみましたが、燕三条あたりの「アブラ」と全然ちがって、チャーシューの端っこの白い固形の脂身のようです。
これがまた・・・「すんげーうめー!」
濃いラーメンが好きな方には物足りないかもしれませんが、店内に入る前から香る大量の煮干しの香りに圧倒されるくらいのシンプルベストな一杯はぜひお試しいただきたい。
20日も鳳苑の後、もう一杯ラーメン食べよう!となったので、歩いて上海軒に行ったのですが、すでに閉店時間で・・・残念。
ならば、せっかくの上越だから・・・一番人気店の「あごすけ」へ。
21時閉店前の駆け込みだったので、いつもの長蛇の列はなくて、2番手待ちくらいで入れました。
店主が別のお店に行ってしまって味が・・・ねぇ~?・・なんて言う噂は聞いてましたが、たまにしか行かない私達のようなよそ者にはその味の変化はわかりませんでした。
結局、20日はお昼に「龍馬軒」→近くの「はな禅」狙いでしたが昼営業時間が終わっていたので→「上越家」→桑取温泉→「鳳苑」→「あごすけ」の4軒も!?(笑)
↑龍馬軒の担々麺の図
桑取温泉 日帰りで500円は安い!
温泉で湯あたりでもしたのか、私は「あごすけ」で待ってる間にダウン寸前でしたが、なんとかノーマルの塩ラーメンをいただきました。
わたしはあくまでラーメンはB級な食べ物で子供からお年寄りまで毎日でも食べれるようなシンプルなラーメンが好きなので、年一、いや、二年に一回とか・・・たまーにその地方の「名物」として食べるのであればこのくらい凝りまくったラーメンも良いとは思いますが、あくまでそのくらいで十分なのではないかと思います。
ましてや、並んでまで・・となると、待ち時間が苦になるのではなく、そこまでにたどり着く間の高揚感・・・ストーリー性と言いますか、アミューズメント性を楽しめる仕組みとか・・・厨房の見せ方とか、最終的には「想像以上に満足できる味」に尽きるのだとは思います。
話は前後しますが、県内の横浜家系は「六角家」からの流れのお店は何店舗かありますが、「吉村家」の流れは唯一・・・この「上越家」のようです。
結論から言いますと、「こっちの方が好み」 ・・・美味かったです。
吉村家で食べたことが無いのでなんと言えませんが、この上越家がそうだとすると、見附の「高野家」は、こっちの系列に似てるのではないかと思います。
みんなでワイワイ楽しい小旅行でした。
また皆で行きたいです・・・ごちそうさまでした。