ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

仕事をうまく進めるための方法

2011年04月26日 03時01分34秒 | Weblog
おかげさまで、昨年あたりから大手企業からのオファーが増えております。

特に、『軽油税対策』、「新仕切り体系」対応や、「与信限度額管理」、「受発注システム」など
各社とも『直売システム』に関連する開発プロジェクトが進んでいます。

元売や商社系は企業毎にカラーと云うものがありまして、
要件定義などの作業では流通用語もかなり異なりますので、時間がかかります。

システム開発に関するアドバイス要請などもありますが、
構築スケジュールや内容に応じての対応となります。

この世界では、石油流通に特化した「業務キャリア」と「概念」、そのものがビジネスの対象となりますので、「守秘契約」などもありかなり神経を使った業務となっています。

最近感じている事ですが、
企業と云うものは本当にカラーが多様です。
開放的な企業と閉鎖的な企業の意識の格差が大きくて苦労します。

中味を見れば大した事はしていなくても、変にセキュリティコードが厳しくて
開発に携わる専任スタッフが素人でレベルが低いため、
大手開発ベンダーが相手にしないような企業もあるようです。

逆に、活性化して業績が伸びている企業ほど開放的ですね。
積極的に新しい概念や技術を取り入れた開発に取り組んでいます。

企業と云うものは、生き物なんだと感じます。
社員個人それぞれが細胞のようなもので「企業体質」と云うものが構成されているわけです。
当然、腐った組織もありますし、活性化している組織もあるわけですから、
似たような企業を並べてみると本当に判りやすい。

ですから、それぞれの企業のプロジェクトのスタッフを見れば、すぐに事の成否が推測できます。

システム開発の成功と失敗は、
人間の能力だけでなく性格や考え方でも大きく左右されます。
「ソフトウェア」にいかに生命を吹き込めるかが、最大の課題です。