ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

発電の「地域シェアリング」

2011年08月03日 05時06分25秒 | Weblog
東京都が独自の電力供給体制を計画するという事です。
東京電力がダメなら自力で電力を賄おうという計画ですか、なるほど・凄い事です。

これから、ソーラーなどが普及してくるとこんな自治体や企業、そして個人も出てくるのかなと思いますね。
川の傍でしたら、水車を回したりして「水力発電」なんて、風情がありそうです。

これからは、それぞれの工夫で、色々なエネルギー対策の企画が出てくるのでしょう。
日本は水資源が豊富ですから、地域毎にミニダムを作っての発電構想などもいいですね、
自然環境を守りながら治水対策もかねた設計であれば災害も防止出来そうです。
田中康夫氏のダム不要論などで振り回されてきたわけですが、
今になって、冷静に考えれば、資源の少ない我が国ですから色々なアイデアが出てくるはずです。

地域で協力しながら発電しての「地域電力シェアリング」なども有効かもしれませんね。

東京電力の体質や国のエネルギー政策が貧困なら、
自助努力で対応しようという事で、日本人は逞しいので「窮すれば通ず」といったところで
色々なアイデアが出てくるはずです。

孫正義氏のソーラープロジェクトなどはその最たるものですが、

志ある人達は出来る範囲で、お金のかからないエネルギー開発を進めることになるのでしょう。

エコカーだってこれだけ普及しているわけですから、
ホームエネルギー部門も画期的なアイデアが出てくるのかもしれません。

石油業界としては、
石油の時代がどうなるかなんて、危惧している場合ではありません。

エネルギービジネスはまさにポータレス、
時代が変われば、エネルギーも変わり、ビジネスも変わるはずです。
柔軟思考で生きましょう。