25年以上にもわたる永年の付き合いの石油業界記者さんと、久しぶりに石油業界談義をしました。
懐かしい話題やら、最近の動きなど、
私は、今では石油業界向けのビジネスソリューション開発と販売が仕事となっているわけですが、
石油業界も時代とともにだいぶ変化したものだと感じます。
しかし、相変わらずの部分も多くて遅れている業界だとも思うわけです。
ビジネス環境は時代とともに変化していても、経営者のマインドや思考回路は古臭い業界だという事で彼と見解は一致します。
厳しさを増す経営環境の中でも、変化を感じないで「茹でガエル」のように淘汰されていく企業が多いことにも驚かされます。
それでも、石油業界の格差拡大は、ここにきて予想を上回る速度で進んでいるようです。
大震災から一年が経過して、石油業界でも本格的にBCP(事業継続計画)対策に取り組む企業が増えてきました。
最近では、石油業界の計算センターでも本格的な「データセンター」を開設しています。
特に
灯油配送管理システム「雪ん子」、直売システム「ペトロマスター」、軽油税納税申告支援「D-TAX」
についてはクラウド運用も身近なシステムとなっています。
導入企業にとっては、サーバーも不要ですし、ITに関する専門的な知識がなくても運用できますからシステム運用コストも軽減できます。
会計システムとの連動のERP(基幹業務統合系)構築もかなり普及しており、石油業界のシステム格差はかなり拡大しています。