今年は全国的に灯油販売戦略に着手している企業が多いようです。
具体的な拡販戦略の立案や顧客囲い込み戦略に関する取り組みが、すでに全国各地でスタートしています。
やはり、今後のガソリン減販を視野に入れての動きといったところでしょう。
東北地方などでは、稲穂の乾燥用としての需要などもありますのでボチボチ忙しくなりそうです。
今年のシーズン走り値は、全国的に比較的底堅い価格提示がなされています。
配送サービスの充実など販売業態によって、積極的な値取りも可能な環境整備ができてきたようですが
市況価格が高止まりなのが少し気になるところですね。
今年のホームエネルギービジネスは、「灯油」が電力やガスなどと優位性を競うシーズンになりそうです。
「灯油」の一番の弱点は「配送（デリバリー）」を伴うエネルギーであるという事。
その弱点を補うためには、どうしても配送の「質」を問われます。
しかし、「宅配」という業態は、付加価値のあるドアツードアのビジネスですから、
付加価値を生み出せるビジネスチャンスも多いという優位性があるという事を認識しておきましょう。
スタッフも単なる配送業務だけでなく、付随するサービスや商品アイテムなどを模索することで本物の「油外収益」が見えてくるはずです。
あなたの会社では、スタンバイチェックはお済ですか？