経営企画には大切な時期です。

石油流通業界では最近、経営格差が明確になってきたように感じます。

この時期に、暇だと嘆いているＳＳ業者もいれば、着々と灯油システムで外販配送強化や直売部門の電子商取引（ＥＤＩ）システム構築などに力を入れている販売業者もいます。

毎年この時期になると社内管理体制の見直しや新規販売戦略の企画を立てる企業が多くなっており、忙しい経営者と何もせずにただ嘆いているだけの経営者に分かれます。

暇な時期になすべき事が無いのは、ほとんどの場合、業転仕入れ情報程度にしか頭が働いていない経営者のようで、「売れない」とか、「仕切りが高い」などが決まり文句となっているようですね。

島倉千代子じゃないけれど「人生いろいろ、アブラ屋もいろいろ」といったところでしょうか。

商売ですから売上があって稼ぐ事は基本なのですが、企業というものはそれだけではありません。自社の業務オペレーションを見直したり、企画を立てるには夏場商戦の前のこの時期が一番ポイントです。

夏から、秋口に入ると灯油の時期になります。
この時期は石油ビジネスにとって意外と重要な時期なのです。
この期間を有効に使い大切にしましょう。