軽井沢に住んでいますと、ゴルフをはじめ色々な社交の場がありまして、
通常の仕事では面談できないようなん方とも気さくに色々な話題で盛り上がります。
先日は、大手自動車メーカーの役員さんやカーライフビジネス関連の経営者の方と話が弾みました。
SS業界は、はたして自動車関連ビジネスなのか、それともエネルギービジネスなのか・・?
私としては、「関連ビジネス」だと思っておりましたが、
自動車メーカーの偉い方は、今後は「周辺ビジネス」の位置づけになるという個人的見解のようです。
これまでは、化石エネルギー中心であったけれども今後自動車用エネルギーは多様化するはず。
ガソリンが無ければ動かなかった時代には確固とした「周辺ビジネス」の位置づけであった業界ですが、
今後は、EVなどの急速な普及により、消費者にとっては石油以外のエネルギーの選択肢も出てくるはず。
だから、ガソリンスタンド業界も変わるはず。
自動車イコール石油という関連性が薄くなる可能性があると云う事。
たしかに、数年先には自動車を買うときに、
電気にするか、水素にするか、それとも従来の石油にするか・・
なんて、考えながら自動車を選ぶ時代が確実に来るはずです。
近所の別荘客の奥様方も、
「つるやさん(軽井沢のスーパーマーケット)やお食事に出かけるときくらいなら、
今度発売された、日産の安い電気自動車がいいかもしれない、」なんて言ってます。
確かに、
軽井沢ではベンツは普通で、ベントレー、フェラーリ、クアトロポルテなどの高級車に乗っている方が
普段乗りにジムニーや四駆の軽トラに乗るのが流行っています。
超有名企業のオーナーさんが、ジーパンはいて軽トラでストーブ用の薪を積んで楽しそうに走っているのをよく見かけます。
自宅のガレージには、ACコブラなどのすごいビンテージカーがあっても、週末や休日は道が混んでオーヒートするので乗れません。
クラシックカーミーティングに参加しているお金持ちも庭先では三菱のRVを充電しています。
豊かさの価値観が変わって来ると、ライフスタイルも変わるようです。
軽井沢では現在、ガソリンが130円/㍑以上の市況です。
原稿を書きながら、
これからのガソリンスタンドビジネスは、一体どうなってしまうのか・
それでも冷え込んできましたので、ボチボチ灯油を注文しておきましょう。
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