ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ガソリンスタンドの「意地悪。モニター」

2009年03月17日 05時20分37秒 | Weblog
私の場合、職業柄、出張が多くて自分の車への給油は出先のSSが多いわけです、系列などは特に問いません。
すべての元売りさんがお客さんなので、その時点で関心のあるSSへ立ち寄ることにしています。

ガソリンスタンド(SS)ビジネスを客として外見から見ると、
それぞれの企業のカラーとか、経営スタンスが見えてくるようで非常に興味があります。
自分としては月刊ガソリンスタンドの「イジワル・モニーター」のような感じで見ています。

最近は、セルフが増えてきまして、企業の個性を感じられなくなってきました。
ですから、なるべくセルフでの給油は避けています。
個人的な志向としては、
地域カラーにあふれる「ガソリンスタンド」が大好きです。

一般的に、印象が良いのは経営規模にかかわらず、アットホームな経営規模のSSです。
私は「地域性」などが感じられる地方のSSが大好きなのです、
実は、私自身も田舎のSSの店主でした。

毎年、お彼岸の墓参りの時期などになるとやってくる方がいたりして、
そんな方のお顔が見えると季節を感じていたものです。
お客様からお菓子などの手土産を頂いたり、SSのセールスルームで地域の話題に興じたり、
田舎のSSはまさに地域のコミニュティといったところでした。

自分は昔、ラリーチームを持っていまして(ご存じ、チーム「やまびこ」です)、ラリーのコースをつくっていました。
JMCの渋谷道尚氏などの「日本アルペンラリー」のコース制作などもお手伝いしていました。
二人で長野県などの指定給油所をお願いに伺ったりすると、SSのセールスルームで出される「お茶受け」の「漬物」がなんとも美味かったですね。
あれは、「野沢菜」とか「たくあん漬け」などですが、
丹精を込めた自家製の漬物でご飯まで所望したことまでありました。

そんな訳ですから、地方を車で走っているとそんなSSの雰囲気と空気はすぐわかります。
たまには、ビジネスに繋がることもあります。

秋田、青森などには、そんな感じで知り合って、
灯油ビジネスで成果を上げている企業が何社もあります。
今では、ほとんどがSS事態は立派なセルフになってしまい、
昔の雰囲気はなくなり、チョッピリ寂しくなりました。

それでも、灯油配送は確実な収益源として立派になってきました。
最近は、システムのネットワークによる広域展開やらバージョンアップやハンディPOSの入れ替えなども盛んです。うれしいことです。

以前は、パソコンを慣れない手つきで操作していた奥さんなども、
最近では手慣れた感じです。
「ブログ、毎日見てますよ、須賀さんのブログを見ていると、
今日はどこにいるのかすぐわかりますね」なんて言われます。

インターネットを楽しんだり、娘さんとメール交換したり、
地方であればこそ、パソコンが仕事や生活の一部として身近になっています。

「雪ん子」を導入したおかげで、パソコンの楽しみを発見できて、
仕事もプライベートも変わったとしたらうれしいことです、

灯油配送システム「雪ん子」は大企業だけでなく、
地方では非常にヒューマンなシステムとして身近な使われ方をしているわけです。

そんな訳で、「雪ん子・奥様パソコンスクール」も全国で盛んです。
これからも、一生懸命お手伝いをさせていただきます。

私が、伺いましたら地域性のある、あの美味い「漬物」と「お茶」だけをご用意ください。
それだけで、十分、結構です。
よろしくお願いします。

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