ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

灯油シーズンインで忙しい

2010年10月19日 04時55分37秒 | Weblog
一日だけ2歳の孫を預かり、家内と二人で風呂に入れたり寝かしつけたり久し振りに楽しい夜を過ごしました。
数年前に「孫」という歌が流行りましたが、子供よりも孫のほうが可愛いといわれますがよく判ります。

今日も朝から提案資料の作成です。
いつの間にやら、このような仕事が自分のライフスタイルになっています。
最近は、朝の3時から4時に起床してパソコンに向かう日課となっており、昼食後に昼寝をしています。

灯油シーズンが始まりましたので、全国各地から問い合わせが増えてきました。
もう少し早めに準備すれば・・・、とも思いますが、今年は、ここにきて急に冷え込んできたようです。

ここにきて、大手企業の基幹システム再構築の動きは「仕切り価格」の変動対応などで急増しています。
与信限度額管理や油種別数量枠管理、EDIの導入による受発注業務の合理化も盛んになりつつあります。

「軽油税納税管理」業務のシステム化をはじめとして石油ビジネスの時代の流れを感じています。

ある程度の経営規模があれば、石油ビジネスは管理部門の合理化などをはかることでまだまだ魅力あるビジネスだといえます。
SS部門よりも直売部門や卸売部門で経営力の格差が発生しているような感じです。

今日は都内で頑張ります。

スタッフは九州、東北、などへ全員出張中です。

散歩のゴルフ

2010年10月18日 13時49分34秒 | Weblog
だいぶ涼しくなりました。
土曜、日曜日と二日間連続でゴルフをしました。

酷暑の真夏は涼しい軽井沢の奥のほうでプレーしていましたが、ようやく下界でもプレー出来ます。
それにしても、年のせいか、体力の低下が著しくて飛距離が落ちてきました。
気圧の関係で海抜1000㍍以上の高地と下界ではボールの飛ぶ距離が違います。
友達のABEさんと、時事放談しながらスコアも付けずに悠々ラウンドです。

久し振りに、石油ビジネス時代の友人のTY君と食堂でバッタリ遭遇。
彼も、久し振りに、またゴルフを楽しんでいるとのこと。

彼は、商社系ディーラーの販売力ある有名な社長さんで、
中古車販売、板金、最近ではレンタカービジネスなどガソリンスタンドビジネスの最先端をなんでも手掛けて、しかも必ず結果を出している有名な男なのです。

昔は、私とゴルフを一緒に楽しんでいたものですが、友人には、あの矢野東プロのお父さんなども一緒でした。
一昔前とは時代が変わって、人生もいろいろです。

これからは、スコアなんて気にせずに、散歩のゴルフです。




石油ビジネスの流通用語と定義付け

2010年10月15日 09時58分03秒 | Weblog
数社から基幹システム構築のオファーが集中しておりまして、「提案書」の作成に追われています。
ここにきて、基幹業務とシステムの見直しに着手する大手が増えています。

ほとんどが広域ディーラーですから、支店や営業所間のWAN構築が主体です。

SSの店頭POSによるオペレーションと異なり、石油の卸売、中間流通システムの流通概念は複雑です。
定義要件に使用する「流通用語」などもありますから、我々のようなベテランでないと理解できない部分もあります。

元売や商社に入社した新人スタッフはまず、「受け渡し業務」から仕事を覚える方が多いはずですが・
「受け渡し業務」も最近では「受発注業務」といったほうが自然な感じです。そのほかにも色々な用語がありますね、
「届け」と「倉取り」程度は判るでしょうが、「施設渡し」なんて理解できますかね、

株や石油流通の世界では、昔から素人にはわかりにくい業界用語が存在していました。

業界に特化した専門用語を使うと、いかにもプロと云った感じですが、
一般のSS経営者が、掲示板などの受け売りでアルファベット用語や難しい言葉を使うと逆に無理をしているようで素人臭く感じられます。

「仮出荷データ」とは、灯油配送などで
自社施設から配送ローリーなどに積み込む際に使用される「売上計上しない出荷データ」
すなわち、二次在庫が発生するわけで、「社内転送」のような自社施設間の在庫移動の概念です。
ローリーから出荷された時点で初めて「勘定系データ」として売り上がるわけです。

全ての流通をロジックとして組み上げると、非常に複雑で面倒な事になるわけです。

石油流通の上流部門では、最近、より判り易く、簡便な流通用語が定着してきたのはありがたいことです。







景気動向と石油ビジネス

2010年10月15日 02時10分58秒 | Weblog
ここにきて、海江田万里経済財政担当相や管総理の発言などの景気観測にも下振れの見解がみえてきました。
当然といえば、当然のことで、「何をいまさら・・、」と云ったところですが、
この景気下振れが石油業界にどんな影響を及ぼすのかが気になるところです。

為替の円高と原油価格価格上昇の傾向が同時進行ですが、ここにきてガソリン価格は上昇傾向。
円高よりも原油価格上昇の影響が強まっているという事なのでしょうが、
所詮、原油価格もドル安の影響で上昇するのは当然といったところでしょう。

円が高いのではなくて、ドルの下落が進行中で原油も上昇といったところです。
当然、輸出産業などには大きな影響を及ぼすことになるのでしょうが、
国内の石油マーケットにもかなりの影響が出そうです。

過去の推移を見ると、内需型の民生用灯油などはあまり景気の影響が出ない傾向がありますが、
軽油をはじめとする産業用燃料などの消費動向には注意しなくてはなりません。

今後は金融情勢などにも影響が出てくるはずです。
忘れ去られそうな話題ですが、ここにきて「サブプライムローン」などの影響が改めてボディーブローのように効いてきたという声もありますから、金融機関にとっても厳しい状況が発生しそうです。

大きな景気の流れと、個々の石油ビジネスの当面の課題への対応が迫られることになりそうです。

こんな時代に利益が出せれば、事業家としての価値も高まるはずですが、どうしたら可能となるのか、
こんな激動の時代をどう捉えるか、チャンスとするか、ピンチとなるのか・・・

今年の年末から来年にかけての経済の激動は
石油ビジネスの経営者だけにとどまらず、大きな意味で事業家としての資質が問われるような経済の大きな転換期を迎える事になりそうです。



自分自身のための経営情報管理

2010年10月14日 15時03分55秒 | Weblog
大手石油流通企業では。統合や合併による経営効果を最大限に引き出すためにあらゆる模索をしています。
管理業務の合理化などでは元売販社などよりも、優秀な特約店企業がかなり存在しています。
地方都市の地域一番店などで経営力のある特約店企業の今後には注目です。

一般的に、ガソリンスタンド経営者は独善的で視野の狭い方も多いと云われますが、
石油流通ビジネスとしての経営情報管理のポイントを的確に把握する事が大切です。

特にシステムに関する情報などでは遅れが目立つSS業界です。

いつも言う事ですが、一概に石油ビジネスと云っても本当に大きな格差がありますね、
POSシステムで請求書を作成したり、クレジット処理できれば、それだけでOKの業態もあれば、
かなり高度な流通概念が必要な業態もあるわけです。

自分のポジションがどこの位置にあるか、「身の丈」を知る事も大切です。

そしたら、自分にとって必要な情報がよく見えてくるはずです。

気候次第の灯油ビジネス

2010年10月13日 05時46分36秒 | Weblog
今年の灯油の値取り環境は良好のようです。
あとは気候次第といったところですね。

あれだけの猛暑の夏でしたから、冬は冷え込めば・・、と思いますが、

どうも年内はそれほど冷え込まないという予報です、
年明けからは冷え込みが激しいという予報のようですが、あくまでも予報です。

在庫量は少なめに推移していますから、
価格は、しっかりしたスタートを切るはずです。

問題は値取りですね。
やはり、配送灯油の価格に目がいきます。
灯油ビジネスは「店頭」だけでは妙味が薄い商売です。
「配送」というエッセンスを売りかけることで、収益ビジネスに変化します。

今年の「雪ん子」は、納品書に印刷されるQRバーコードを読み込むだけで
携帯電話かせ24時間注文できる「雪ん子」の「WEB灯油」に注目です。

ところで、円高は止まる気配を見せません・
株価もまたまた不穏な動き、

これだけドルが下がるわけですから、原油は上がるわけです。
難しい世界経済の動きとなってきました。


今年の灯油ビジネスがスタートします。

2010年10月12日 05時59分05秒 | Weblog
北国ではいよいよ、今シーズンの灯油シーズンがスタートします。

灯油ビジネスだけは零細企業にとって企業規模を問わずに大企業と競える唯一のビジネス分野です。
徹底したエリア戦略を展開することで、1店舗だけの零細企業でも充分経営力を高める事が可能です。

今迄、云い尽くされてきた「生き残り戦略」
今年はまさにその神髄が問われる時代になりそうです。

北海道や東北地方などでは
すでに、SSを閉鎖しても「灯油」だけで石油ビジネスが確立できる環境が整っています。
さらに、外販、宅配ビジネスの工夫により拡張性も高まっており、今シーズンの推移に注目しています。

「灯油配送システム」の機能と拡張性に注目が集まっています。
今迄のような単なる「配送ツール」としての機能から、今後は改めて「販売戦略性」が問われています。

新バージョンの『雪ん子』の機動力が力を発揮します。




忙中閑あり

2010年10月11日 07時34分23秒 | Weblog
休み明けのスケジュールが一杯です。

今日は気分を変えて、軽いドライブでもしてきましょう。
長野県の小布施まで栗の料理でも食べに行ってみましょうか。

週明けは、北陸、都内、からスタートしてまた全国各地を飛び回ります。

昨日は、近くの本屋で勝ってきた経済本を読んで過ごしました。
本屋の店先に大恐慌に関する書籍が多いのには驚きました、
難しい時代に入りそうですね。

日本の石油ビジネスは間違いなく大きな過渡期に入りそうです。

今迄、云われてきた変化とはスケールの異なる変化の時代が近づいています。

こんな時代ですから、色々な生き方がありますが、
最後に人生の勝利者となれるような生き方を模索しています。

達成感のある人生。
なすべき仕事がある事は嬉しい事です。




雨の日曜日

2010年10月10日 06時42分22秒 | Weblog
金曜日はサンキョーレディースの予選日。
会社の近くから観戦用のバスが出ていて便利です。
久し振りに女子ゴルフトーナメントを観戦してきました。
たまには気分転換でいいですね。

やはり、ゴルフ観戦は予選が面白い。

最近の女子ツアーは若くて美人のプロが増えて華やかです。
ゴルフウェアも華やかで見ていても楽しめます。

芝生に寝転んで観戦していると仕事で溜まったストレスも吹っ飛びます。

それにしても、最近の若手は上手いですね、
上位選手はほとんどベタピンのバーディーチャンスで乗せてきます。
それでもグリーンが速くて、バーディーが取れない・・・

最近の傾向として、距離よりも、ピンポジションやコース設定の難しさの工夫が面白い。
マスターズや国内男子競技でもわざわざフロントから打たせる傾向があるようです。
最近の男子ツアーなどはワンオン出来そうなミドルホールをどう攻めるか、難しい設定となっています。

それにしても、パチンコメーカーのサンキョ-が自社コースの改造にお金を賭けたものです。
コースは溶岩だらけで昔の吉井カントリーの面影もありません。
すごくきれいな仕上がりです。
クラブハウスも海外のリゾートのようです。
お金をかければ、なんでもできるものですね。

そんなわけで、ゴルフに行きたいのですが、週末から雨でゴルフも出来ません。
原稿書いてから、映画でもいきましょう。

変化の先に何があるのか

2010年10月07日 05時21分57秒 | Weblog
先週から、大手企業からの問い合わせが多いため対応に追われています。
早く寝て、早朝から提案資料などの作成に励んでいます。

その間、色々な方から、EMの話題などで電話やメールがきます。

円安が進んで、米国では一時82円75銭をつけたようです。
系列外流通に関する見通しなどの話題も多いのですが、こればかりは現状では判断に苦慮します。

日銀の金利政策。小沢一郎氏の問題。
政治も経済も難しい話題ばかりです。

石油業界の大手企業では、
自社基幹システムの見直しなどに着手するところが増えており、
販社系企業ではかなり投資に意欲的な企業も増えてきました。

激変する石油流通業界ですが、淘汰と変化の先に何があるのか。

現在の状況では「ガソリンスタンド」という業態で利益を出す事は難しい。
しかし、管理業務の合理化などで経営効果を発揮できる経営規模ならまだまだ石油ビジネスは可能性が大きいといえます。

灯油配送などを起点とする外販ビジネスの可能性は、残存者収益もあり可能性が高まっています。

都市部における、格安レンタカービジネスもそれなりに収益効果を発揮しているようです。

問題は、独自性でしょうね、
誰でも、すぐに真似ができるビジネスフォームでは、ビジネスとしての妙味がすぐに薄くなってしまいます。
自社としての強みをどのように発揮して、競合他社の追従を許さないような独自性のあるビジネス。

其々の企業の立地する地域や客層に合わせての模索が必要です。

最近、ガソリンスタンドを経営していながら、
異業種展開に向けて動き出している熱い経営者の方と面談して感じている事です。