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呉市:「原子雲の下で」発刊記念・碑

2017年11月08日 08時41分59秒 | 原爆慰霊碑等
呉市仁方本町の仁方市民センター前に建立されている「原子雲の下で」発刊記念・碑です。
「原子雲の下で」は、被爆40周年を迎え、原爆被爆体験記の記録本として1985年4月1日に呉原爆被爆者友の会仁方支部により発刊されました。
これを記念して呉原爆被爆者友の会仁方支部は、記念樹を植え石碑を建立したそうです。


「原子雲の下で」発刊記念・碑と「相原環翁頌徳碑」

※軍都廣島、軍港呉とはいえここ呉市にも被爆者を出したことを忘れてはならないと(わたしは)思います。
呉には原爆の直接的な被害はなかったでしょうが、
あの日(1945年8月6日)廣島に住んでいた人、用事で行っていた人、学徒動員などで廣島市内にいた人、被爆後の救助で入市被爆した人などなどがおられたでしょうから。
広島駅裏に位置していた第二総軍司令部で被爆したお袋の被爆体験記には、『・・・呉の海軍から衛生兵が救助に来てくれました。テントを張ってもらいました。總軍の生き残りはテントの中に入りました。・・・・』とあります。
(大きな石碑の根際の)この小さな碑が仁方市民センター前に建立されている限り忘れられることはないと思いつつも、このあまりにも小さな碑に込められた思いを考えながら目頭があつくなったわたしでした。

(裕編集の)(呉市仁方)「原子雲の下で」発刊記念・碑

11月8日(安芸区のわが家付近)天候:(久しぶりの)雨

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