阪神ファンは「金本ー矢野」体制を支持していたのであって、「金本ー片岡」体制を容認した覚えはない。（11日）

　昨シーズンオフに矢野燿大作戦兼バッテリーコーチが二軍監督に転出することが発表されて、金本知憲監督と意見が衝突したのか？　仲違いでもしたのか？　と思った。二人は「盟友」。（東北福祉）大学時代から続く関係。金本が監督に就任するときにも、矢野と一緒に戦えるならと監督就任を受諾したのだろうし、今シーズン、こんな成績（最下位）に終わっても、来シーズン、一軍に矢野コーチが戻ってくるから、続投に意欲を示していたのだろう。そんな二人の関係を切り裂いて、今度は金本監督を（事実上の）解任。阪神タイガース球団＝阪神電気鉄道（阪急阪神ホールディングス）の愚策が招いた悲劇。

　昨シーズン、曲がりなりにも2位に入って、油断が生じたのだろう。片岡篤史ヘッド兼打撃コーチでも矢野作戦兼バッテリーコーチの代わりが務まると判断した。それが致命的な判断ミスになった。阪神タイガースファンは「金本ー矢野」体制を支持していたのであって、「金本ー片岡」体制を容認したわけじゃない。だから、ファンの批判の矛先は一身に片岡コーチに向けられた。昨シーズンの2位から今シーズン一気に最下位に転落したのは、矢野コーチが失われたから、だとタイガースファンは敏感に感じ取っていた。来シーズンは矢野新監督？　矢野監督一人？　盟友関係は完全に喪われた。

「しんどかった」阪神・金本監督が辞任…球団から勧告　矢野新監督最有力候補（SANSPO.COM）

阪神タイガース【2016】戦力分析

阪神タイガース 2016年 カレンダー 壁掛け A2
トライエックス(2015-11-21)
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【先発】藤浪　メッセンジャー　能見　岩田
岩崎　藤川　（岩貞　秋山　横山）
【中継ぎ】安藤　福原　高宮　高橋　歳内
（松田　二神　筒井　金田　岩本　島本）
【抑え】マテオ　［ドリス］

1番セカンド　西岡　（上本）
2番ショート　鳥谷　（北條）
3番ライト　　福留　（狩野）
4番ファースト　ゴメス　［ペレス］
5番サード　　ヘイグ　（今成）
6番センター　江越　（大和）
7番レフト　　伊藤隼　（高山）
8番キャッチャー　梅野　（鶴岡）　（坂本）

　マルコス・マテオとラファエル・ドリス。この二人のどちらかが、クローザーに定着してくれなければ困ります。どちらかが調子を落としたときに、どちらかが上がってこられる。それが理想ですが。どちらもダメなら、藤川球児にお願いするしかありません。
　マット・へイグ。彼がサード（三塁手）を守れなければ、構想が軽く狂います。その場合は、今成亮太がサードに入り、新井良太と併用（ツープラトン）。ヘイグはレフトに回して、伊藤隼太と高山俊との競合になります。それでもダメなら、マット・マートンを解雇しなければ良かった、と臍を噛むことになりそうです。

阪神・金本監督、鳥谷の打順構想を初披露「２番おもしろい」（SANSPO.COM）

卓上 阪神タイガース 2016年 カレンダー 卓上
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消える星…（阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 12/17号）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 12/17号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-12-03
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　亡くなった小林繁さん（享年57）を偲ぶために購入した、この「阪神タイガースオリジナルDVDブック　猛虎烈伝」だが、併記されているのが、江本孟紀さん。小林さんが来る前（～1978年）のタイガースのエースだった人だ。……ファンには思い出深い選手の一人だ。

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 6/18号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-06-04
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　江本さんも1981年8月のシーズン途中、首脳陣を批判したと報道され、そのまま現役を引退。34歳の若さだった。後を追うように、小林さんが1983年に引退（31歳）。そして1988年には掛布雅之さんが33歳の若さで引退している。
　その度にタイガース・ファンは懊悩することになる。何しろ、愛するスター選手が目の前で突然いなくなるようなものだからだ。2001年には「あの」新庄剛志（当時29歳）がFA（フリーエージェント）でメジャーリーグ（ニューヨーク・メッツ）に去り、そして2009年オフ……赤星憲広（33歳）。

　江本さんのインタヴューを読むと、あの“エモボール”は単なるフォークボールだった、と述懐している。子供心にあの“魔球”と云われたボールはどういう変化球なのだろう？　と不思議に思っていたが、案外そういう正解だった。
　背番号「29」。そういえば、その継承者（当時28歳）も突然、ポスティング・システム（入札制度）を利用して、メジャー（ニューヨーク・ヤンキース）に旅立っていった。……悲劇（？）は繰り返されている。

【プロ野球】赤星「野球続けることは危険と言われた」　引退理由を説明（MSN産経ニュース）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 11/19号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-11-05
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いい夢…（阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 12/17号）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 12/17号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-12-03
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　熱烈な阪神タイガースのファンではあるが、こんなDVDブック（猛虎列伝）買うつもりは無かった。毎週のように刊行されるのを平然と眺めていたが、しかし小林繁さん。1月17日に亡くなられた（享年57）。……“野球少年”だった子供の頃の「HERO」だった。

伝統の一戦 阪神VS巨人70年史 [DVD]
販売元：バップ
発売日：2007-03-21
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　1979年2月、読売ジャイアンツから阪神タイガースへのトレードを宣告された時、「同情は買いたくない」とキッパリ言ってのけた。その時、未だ26歳の若さ。そして1982年のオフに「来シーズンに15勝できなければ辞める」と宣言し、翌年13勝（14敗）に終わると、宣言通りにユニフォームを脱いだ。その時、31歳。……美学を貫いた、硬骨の人だった。

　掲載されているインタヴュー。「2009年7月取材」と態々明記されている。まるで、この事態を予期していたかのように。その中でタイガースでの1年目の成功（22勝＝沢村賞＆最多勝）は「フォークボールを投げ始めたから」だと語り、精神面だけではない、技術的な裏付けがあったのだと知る。
　さらに当時は名称すらなかった＜カットボール＞も投げていたことを告白。しかし、それが……フォークを投げ始めたこと、カットボールを多投したことが、選手生命を縮めた原因だったのかもしれない。
「ああいう形で行った阪神でしたけど、いい夢を見させてもらいました」……こちらこそ、いい夢を見させてもらった。心よりご冥福をお祈りいたします。

小林繁さんが甲子園に帰ってくる！「空白の一日」コーナー設置へ （MSN産経ニュース）

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 11/5号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-10-22
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檻の中の阪神タイガース（オリの中の虎）

オリの中の虎―愛するタイガースへ最後に吼える (ベースボール・マガジン社新書)
著者：岡田 彰布
販売元：ベースボールマガジン社
発売日：2009-11
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「おれがいたら、三浦は阪神に来ていた」と著者。著者を（高校時代から）応援する「岡田会」のメンバーの中に、横浜ベイスターズの三浦大輔投手の“お父さん”もいた。≪当然≫タイガースファンで、子供の頃から家族ぐるみの付き合いだったらしい。

　2008年のオフ、監督を辞任した著者に「長い間のユニフォーム生活、本当にお疲れ様でした」と労いの言葉が……そして「実は、FA宣言しようと思ってます」と報告。その時点で“彼”はタイガースに「行く」気だった。
　しかし球団は交渉の場にトップの球団社長も真弓明信（新）監督も出席させず、それが本人の決断を鈍らせた、と著者の分析。（移籍を前提とした）FAを宣言しながら（結果的には）「残留」するという前代未聞の決着となった。……“彼”が来ていれば。

BBH1 SP三浦 大輔(横浜)
販売元：コナミ
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　1998年、著者が“出向先”のオリックス・ブルーウェーヴ（当時）から戻り、二軍打撃コーチに就任したとき、当時の二軍監督は（試合中）サインを一切出さなかった、らしい。「三塁コーチが勝手にサイン出してるんや」。呆れた著者は「ほなら、おれがベンチからサイン出しますわ」と宣言し、それからチームは10何年ぶりの≪優勝≫（ウエスタン・リーグ）。

　その後、著者が二軍監督に就任して、それから5年間、ファームは2位が一回だけで、ずっと優勝した。2003年と2005年の一軍の≪優勝≫の基礎は、この5年間に作られていたのだと言える。……こんな優秀な人材を手放して、これからタイガースはどうなる？　再び≪暗黒時代≫に（徐々に）戻るではないか、と心配している。……そこに著者＝岡田彰布が「いない」から。

オリ・岡田監督、赤星引退にしみじみ… （SANSPO.COM）

2005阪神タイガース公式優勝記念DVD ~70th Tigers新しい伝説の始まり~
販売元：メディアファクトリー
発売日：2005-10-27
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途切れた記録…（なぜ阪神は勝てないのか？Ⅱ）

なぜ阪神は勝てないのか? ――タイガース再建への提言 (角川oneテーマ21 A 106)
著者：岡田 彰布
販売元：角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日：2009-09-10
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　連続試合出場を続けていた赤星憲広（阪神タイガース）。しかし今シーズン、4月11日の読売ジャイアンツ戦（東京ドーム）のスタメンを外れ、そのまま試合に出場しなかった。腰痛が理由とされ、ジャイアンツの先発が左腕・内海哲也だったこともあるが、しかし途中出場は有り得た。赤星もダッグアウトの裏で準備をしていたそうだが、結局（監督・コーチから）声は掛からなかった。……赤星の記録のことを知らなかったのか？　（疑惑）

BBH3 黒カード 赤星 憲広(阪神)
販売元：コナミ
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　伸び悩んでいる、上園啓史（3年目）と石川俊介（2年目）。著者（岡田彰布前監督）によれば、「ピッチングコーチがあまり好きじゃないみたい」。久保康生ピッチングコーチは“子飼い”（大阪近鉄バファローズ時代の教え子）の阿部健太が好きみたいで、昨シーズンも先発ローテーションの谷間ができたら「阿部でいきましょう」。（著者は）「あかん、あかん」と言って拒絶していたそうだが……

阪神・赤星、鳴尾浜でトレ「心地いい」 （SANSPO.COM）

逆風を切って走れ―小さな僕にできること
著者：赤星 憲広
販売元：主婦と生活社
発売日：2008-04
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クルーズとキムが来ていれば…（なぜ阪神は勝てないのか？）

なぜ阪神は勝てないのか? ――タイガース再建への提言 (角川oneテーマ21 A 106)
著者：岡田 彰布
販売元：角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日：2009-09-10
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　阪神タイガースの背広組（フロント）は昔に較べて、少しは良くなったと思い込んでいたが、トーマス・オマリー（駐米スカウト）。彼は（優勝した）2005年限りで退団するハズだったが、2006年の春のキャンプで“ひょっこり”姿を現して、岡田彰布（当時）監督が驚愕（！）。
「なんでオマリーが来てるんや？」とフロントに聞いたら「優勝したからオフが忙しくてクビを言うのを忘れた」……事実らしい。

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 8/13号 [雑誌]
販売元：講談社
発売日：2009-07-30
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　そのオマリー氏が推薦したのが、ケヴィン・メンチ外野手。「大砲」と期待されながら、15試合の出場に留まり、結局0本塁打。（著者の）岡田氏が監督の段階では、2009年の次の外国人選手は、ネルソン・クルーズ外野手（テキサス・レンジャーズ）に決めていたらしい。
　それが監督交代の推移の中で（何故か）クルーズが消え、メンチに決まった。そのクルーズは【WBC】（ワールド・ベースボール・クラシック）でドミニカ代表に選ばれ、レギュラーシーズンも（チーム最多の）33本塁打を放ち、オールスターゲームにも初出場（HRダービーにも参加！）した。……著者の「眼」は確かだったのだ。

　外国人選手といえば、もう一人。同じく【WBC】で韓国代表のファースト（一塁）を守って、日韓対決の初戦で（日本のエース）松坂大輔（ボストン・レッドソックス）から東京ドームの看板直撃の特大ホームランを放った金泰均（キム・テギョン）内野手（ハンファ・イーグルス）。彼も著者の「眼」に適って、獲得が決まっていたそうが、これはフロントに反対された（潰された）らしい。
「守備が今岡より下手や」というフロントの（素人の）意見が通り、獲得を断念。この二人の外国人選手が（どちらかでも）獲れていれば……4年連続「V逸」誰が悪いのかハッキリさせたい！　

【プロ野球】オリ・岡田監督が橋下知事、平松市長を表敬訪問（MSN産経ニュース）

オリの中の虎―愛するタイガースへ最後に吼える (ベースボール・マガジン社新書)
著者：岡田 彰布
販売元：ベースボールマガジン社
発売日：2009-11
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哀惜のオルト（別冊宝島）

プロ野球「助っ人」伝説-助っ人外国人全905人を完全網羅 (別冊宝島1616 カルチャー&スポーツ)
販売元：宝島社
発売日：2009-04-09
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“広く浅く”が、この『別冊宝島』（宝島社）のモットーのようなもの。これも「助っ人外国人全905人を完全網羅」と謳っているが、あくまでも“広く浅く”。助っ人外国人選手を年代別に並べているが、チーム別に分けて欲しかったし、第一、写真が少なすぎる。懐かしい「あの」選手（「この」選手）の「せめて」顔写真が欲しかった。

バースの日記。 (集英社文庫)
著者：ランディ・バース
販売元：集英社
発売日：1991-08
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（今は亡き）阪急ブレーヴスの黄金時代を支えた内野手と言えば、ボビー・マルカーノ内野手（1975～1985年）だが、引退した後は、読売ジャイアンツの中南米担当スカウトになり、「あの」ルイス・サンチェを紹介し（来日し）通訳も務めた。サンチェの退団後は、故郷ヴェネズエラに戻ったそうだが、1990年にカラカスの自宅で肺がんの為に死去。未だ39歳の若さだったらしい。……最初に来日したのが、24歳だった。

　亡くなったと言えば、阪神タイガースのマイク・ラインバック外野手（1976～1980年）が既に鬼籍に入っていることは、ファンならば誰もが知っていることだが、もう一人、ダグ・オルト内野手（1981年）も亡くなっていた。2004年に（自殺で）54歳の若さで亡くなっているらしい。たった1年間の在籍で「打率.307、18本塁打、59打点（102試合）」。
　随分、贅沢な解雇をしたものだ。もっと長くタイガースに在籍して、活躍していれば、人生の終着駅も「違った」場所になったかもしれない。最近のタイガースの「働かない」外国人選手に較べたら、この遺した成績は「惜しい」。……哀惜のオルト。

阪神“ダメ助っ人”撲滅へ（MSN産経ニュース）

君はソレイタを見たか!―プロ野球思い出の助っ人、驚きと爆笑の全記録
販売元：東邦出版
発売日：2003-12
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上州のドクターK！（別冊宝島）

プロ野球選手データ名鑑 2009 (別冊宝島)
販売元：宝島社
発売日：2009-02-18
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　同じ宝島社（別冊宝島）から出ている『メジャーリーグパーフェクトデータ選手名艦2009』の出来が存外に良かったので、序でにプロ野球篇も買ってみようと思い立ち、購入。…したが、失敗。間の「パーフェクト」が抜けていたので、全く別の趣旨の本になっていた。（紛らわしい…）ちゃんと「パーフェクト」版も出ている。改めて、こっちの方も買おうと思った。

プロ野球パーフェクトデータ選手名鑑 2009 カラー完全保存 (別冊宝島)
販売元：宝島社
発売日：2009-03-06
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　5月5日、左腕・岩田稔（左肩肩峰下滑液胞炎）の復帰戦のマウンドを見ようと、ウエスタン・リーグの広島東洋カープ戦（7回戦＠甲子園）をCS【sky-A】で観たが、カープの3番手で投げた左腕が相澤寿聡。こんなピッチャー全く知らなかったので、早速、この小冊子で調べてみた。高校時代は「上州のドクターK」と呼ばれていたそうだが、果たしてプロで開花するか？　

　そういえば、翌6日の同じくカープ戦（8回戦＠甲子園）では、カープの先発・今井啓介に7イニングスを「0」に抑え込まれたタイガース打線。ファームも貧打か……しかし、この今井というピッチャー、なかなか良い。4年目だそうだが、近い将来必ず一軍の先発ローテーションに入ってくる素材だろう。（何気に）≪イケ面≫なので、一軍で活躍すれば、人気が出るだろう。

岩田、５回２失点にも手応え（デイリースポーツ）

プロ野球「助っ人」伝説-助っ人外国人全905人を完全網羅 (別冊宝島1616 カルチャー&スポーツ)
販売元：宝島社
発売日：2009-04-09
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鳥谷を叱った日（覚悟のすすめⅡ）

覚悟のすすめ (角川oneテーマ21 A 87) (角川oneテーマ21)
著者：金本 知憲
販売元：角川グループパブリッシング
発売日：2008-09-10
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　2007年7月8日のvs.中日ドラゴンズ戦（ナゴヤドーム）。「2対2」同点で迎えた【5回表】1-OUT満塁で、著者はライト前にタイムリーヒットを放ち、「3対2」勝ち越すが、二塁ランナーの鳥谷敬は「全力疾走を怠り」（著者の目にはそう映った）三塁でSTOP。著者はこのプレーに激怒した！　……以来、鳥谷の走塁への意識が変わった。「意識革命」。阪神タイガースを変えた男、著者＝金本知憲だ。

虎バン 金本知憲　鉄人の歩み [DVD]
出演：金本知憲
販売元：ポニーキャニオン
発売日：2008-07-16
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　著者は辛口だ。「なんだよ、こいつら監督で変わるのかよ。全力でプレーしていたのは、結局星野さんが怖かったからだったんだな。やる“ふり”をしていただけだったんだ……」「怒られるのが怖いからやるなんて、犬と変わらない」。
　2003年、星野仙一監督の下で悲願（18年ぶり）のリーグ≪優勝≫を果たすものの、翌2004年、星野監督が勇退し、岡田彰布監督になると選手の態度（プレー）が一変した。全力疾走をしなくなり、勝つことに対する執念も集中力も消え失せていた。（4位）

「このままでは昔に戻ってしまうぞ！」これは著者ではなく、生え抜きのベテラン桧山進次郎の言葉だ。所詮は≪外様≫の著者の言葉（檄）だけでは、チームは再生できなかったかもしれない。しかし、生え抜きの桧山も著者と同じ「思い」を共有できたからこそ、2005年の反転攻勢（2年ぶりの優勝）に向かえた。
「戦う姿勢」。星野元監督が植え付け、著者がそれを引き継ぎ、チームの≪暗黒時代≫を知る生え抜きの桧山もそれに共鳴し、タイガースは（常に）首位争いができる≪常勝≫チームになり遂せた。「あの」1985年の≪日本一≫のチームには「それ」が欠けていたのだろう。……3部作（完結篇）だ。

阪神・金本の「覚悟のすすめ」　爆発的売れ行き （MSN産経ニュース）

猛虎襲来!-2003年阪神タイガース優勝への軌跡- [DVD]
出演：阪神タイガース
販売元：ポニーキャニオン
発売日：2003-10-01
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2005阪神タイガース公式優勝記念DVD ~70th Tigers新しい伝説の始まり~
販売元：メディアファクトリー
発売日：2005-10-27
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