野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

フォッサム登場!(25日・安芸)

2010-02-28 14:42:26 | Aki Camp
BBH2008 黒カード 金村 暁(阪神)BBH2008 黒カード 金村 暁(阪神)
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 注目したのは≪勿論≫紅組の先発、新外国人左腕ケーシー・フォッサム投手(28歳)。2回を2安打無失点。初回に平野恵一内野手(30歳)に“フォッサム・フリップ”をセンター前に弾き返され、【2回裏】林威助外野手(31歳)に左中間にツーベース(二塁打)を浴びたが、「好調」浅井良外野手(30歳)と「四番」城島健司捕手(33歳)をスライダーで空振り三振に斬って取った。……右打者の方が打ち難そうな感じ。

 それにしても、打たれても打たれても(滅多打ちを喰らっても)チャンスを貰える、ベテラン金村暁投手(33歳)と(8年目の)杉山直久投手(29歳)。金村は「今度こそ」と力んだだろうが、【4回裏】に“伏兵”水田圭介内野手(29歳)に2ランを浴び、両手を両膝に着いてガッカリ(意気消沈)……
 杉山は【5回裏】順調に2-OUTを取ったが、3番・鳥谷敬内野手(28歳)の足元に死球(デッドボール)を与え、何故か代打の浅井に一二塁間を抜かれて、ここで雨が激しくなって、降雨中止。前回(21日)より微妙にピッチング・フォームが変わり、修正の跡が窺えるが……手元が狂ったのは雨の「せい」だと思いたい。

BBH3 黒カード 杉山 直久(阪神)BBH3 黒カード 杉山 直久(阪神)
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地味に福原、2回を無失点(23日・安芸)

2010-02-27 22:39:44 | Aki Camp
BBH2009 黒カード 福原 忍(阪神)BBH2009 黒カード 福原 忍(阪神)
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 安藤優也(32歳)と能見篤史(30歳)が先発で対決した23日の紅白戦。白組の≪核弾頭≫(1番センター)マット・マートン(28歳)が3安打を放ち、≪復活≫を期す林威助外野手(31歳)も(相変わらず)好調なバッティング(2安打)。新外国人投手ランディー・メッセンジャー(28歳)も1回を無失点に抑え、マズマズの内容。……そんな中(個人的に)注目したのは白組の2番手で登板した、福原忍(33歳)。

 2回を無安打無失点。『猛虎キャンプリポート2010』初登場、解説の有田修三氏は「(昨年に較べて)下半身に粘り(踏ん張り)がある」と“高評価”。「(今年は)球が生きている」と有田氏。
 新外国人投手のケーシー・フォッサム(32歳)や新人の二神一人(22歳)との先発ローテーション争いに勝ち抜けるか? 福原が≪復活≫すれば大きい。長年のタイガース・ファンも喜ぶ。最後の6人目の打者=野原将志内野手(21歳)には痛烈なライトライナーを浴びたが……(ライト=桜井広大が好捕!)

阪神・久保、3回6安打3失点もサバサバ (SANSPO.COM)

BBH2009 黒カード 久保 康友(阪神)BBH2009 黒カード 久保 康友(阪神)
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来日初ヒットでBANZAI!(21日・安芸)

2010-02-22 19:22:07 | Aki Camp
BBH1 SP城島 健司(ソフトバンク)BBH1 SP城島 健司(ソフトバンク)
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 今朝の新聞(スポーツ紙)の一面はてっきり初スウィング、初ホームラン! だと思ったのに、「宮里藍」に奪われてしまった。しかし≪鮮烈≫な一発だった。白組の「4番DH」で出場して、【2回裏】左中間スタンドにズドンッ! 城島健司捕手(33歳)。一塁ベースを回ってバンザイ! 
 さすが(昨シーズンまで)現役バリバリのメジャーリーガー(前シアトル・マリナーズ)。メジャー1年目に18本塁打(76打点)を放った「強打者」。『猛虎キャンプリポート2010』(スカイ・A sports+)で解説の広澤克実氏が「1番・鳥谷、3番・城島」構想を提言していたが、確かに……6番に置いておくには勿体ない「打撃力」だ。

 その城島に“感化”されたのが、新外国人のマット・マートン外野手(28歳)。【3回表】ボテボテのゴロで三遊間を抜いて、一塁ベースを回ってBANZAI!
 しかし、こういうボテボテのサードゴロ、ショートゴロ(グラウンダー)ばかり。バットの下でボールを叩いている。(バットの)芯に当たらない。ライナー性の打球が飛ばない。これは「不安」だ。開幕までに(あるいは)開幕したら、バットの芯にボールが当たるようになるのだろうか? ……“”のみぞ知る? 

二神に任せた!27日OP戦開幕(デイリースポーツ)

BBH2008 黒カード 杉山 直久(阪神)BBH2008 黒カード 杉山 直久(阪神)
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ガッカリだな、ジェン(20日・安芸)

2010-02-21 19:01:47 | Aki Camp
BBH3 白カード 小嶋 達也(阪神)BBH3 白カード 小嶋 達也(阪神)
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 安芸キャンプ(第5クール)初日から紅白戦。先発に選ばれた白仁田寛和(3年目)と小嶋達也(4年目)はマズマズのピッチング。特に左腕・小嶋は球速は相変わらず140kmを超えないが、それでも抑える彼らしいピッチングで3回を1安打無失点。1年目(2007年)のごく短期間に見られたピッチングが久々に見られた。
(昨シーズンオフに)懸案だった左膝を手術して、それが好結果に繋がっているらしい。手術をしたから、逆に出遅れるものとばかり思っていたが……岩田稔(5年目)の“穴埋め”は同じ左腕が務めるか? 

 それにしても、この二人と(紅組の3番手)若竹竜士(5年目)以外は打ち込まれ、結果を残せなかった。特に(紅組の2番手)ジェン・カイウン(鄭凱文)には(個人的に)期待していたのだが、2回5安打1失点。昨シーズンより悪くなっている。……ガッカリした。もう一人の台湾人、蕭一傑(2年目)はどうか? 
 若竹は「使える(使えそう)」。アウトロー(外角低目)に真っ直ぐがビシビシ決まっていた。得意のスローカーヴも交えて、5年目にして(ようやく)安定感を手に入れたのかもしれない。

小嶋ローテ争い殴り込み!一発快投3回0封(デイリースポーツ)

BBH2009 白カード ジェン(阪神)BBH2009 白カード ジェン(阪神)
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見違えたゾ、福原!(2日・安芸)

2009-03-04 10:56:28 | Aki Camp
月刊 タイガース 2006年 09月号 [雑誌]月刊 タイガース 2006年 09月号 [雑誌]
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発売日:2006-09-01
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 前回(26日)の紅白戦で滅多打ちされて……恐らく「不安」に思った球団フロントが動いて、千葉ロッテ・マリーンズの久保康友(28歳)獲得に動いたのだろうが、中3日空けた2日の紅白戦に登板して、見違えるようなピッチングをした、福原忍(2回1安打)。キャンプ中はピッチングフォームが「しっくりいかず」悩んでいたようだが、中3日で修正。往年の力強いピッチング(ストレート)が戻っていた。

 これで先発ローテーション、4番目の座は福原で決まり、という感じ。5番目を同じく好投した金村暁(2回パーフェクト)と、オープン戦(1日)で好投した杉山直久、そして6番目を(28日のオープン戦・初戦で3回0封)若手の石川俊介(2年目)と『新人王』上園啓史(3年目)で争うことになるのだろう。久保の獲得は早まった(必要なかった)か?

小嶋快投!開幕1軍あきらめん(デイリースポーツ)

プロ野球選手データ名鑑 2009 [別冊宝島] (別冊宝島)プロ野球選手データ名鑑 2009 [別冊宝島] (別冊宝島)
販売元:宝島社
発売日:2009-02-18
おすすめ度:3.0
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“新井さん”特大の一発!(26日・安芸)

2009-02-27 19:17:41 | Aki Camp
月刊 タイガース 2006年 09月号 [雑誌]月刊 タイガース 2006年 09月号 [雑誌]
販売元:かんそく
発売日:2006-09-01
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 不甲斐ない、福原忍。昨日(26日)の紅白戦で先発して、3イニングスを投げて、2、1、1、と失点して3失点。先発ローテーション4番手の座を任せたいのに、これでは……遠い復活(再生)。
 その福原から特大の一発を放ったのが(3回裏)「4番サード」新井貴浩(2安打2打点)。「3番」鳥谷敬も≪絶好調≫だし(2安打2打点)ケヴィン・メンチ(2打数1安打)も「6番ライト」確定だし。今年の打線は≪期待≫できそうだ。

 福原と対照的に、白組の先発「開幕投手」安藤優也は(同じく)3イニングスを投げて(2安打)無失点。「新球」“ツーシーム”が冴え渡って、打者から空振りが獲れていた。これは決め球に使えそうだ。安藤と言えば、スライダー、カットボール、フォークのピッチャーという印象だったが、これに“ツーシーム”が加わって、より進化した安藤が見られそうだ。

「ポスト矢野」候補の岡崎太一は白組の8番キャッチャーでスタメン出場して(4打数)ノーヒットだったが、≪強肩≫で盗塁を2度も刺して、アピールに成功。どうやら、2番手は岡崎で決まりのようだ。現時点では断然リードしている。前体制(岡田彰布前監督)では不遇を託った岡崎だが……

上本“2四球”猛アピール(デイリースポーツ)

Sports CARD MAGAZINE (スポーツカード・マガジン) 2008年 07月号 [雑誌]Sports CARD MAGAZINE (スポーツカード・マガジン) 2008年 07月号 [雑誌]
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2008-05-27
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宜野座に連れて来とけヨ、上本博紀!(21日・安芸)

2009-02-23 19:01:46 | Aki Camp
月刊 タイガース 2007年 05月号 [雑誌]月刊 タイガース 2007年 05月号 [雑誌]
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発売日:2007-05-01
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 宜野座(沖縄)=「一軍」に連れて来とけヨ、って思った。安芸(高知)=二軍スタートだったルーキー(ドラフト3位)上本博紀(早稲田大学)が1番セカンドでフル出場して、ヒット1本2盗塁を決めて、≪強烈≫に存在をアピールした。さすがは早稲田の主将(スーパー・エリート)。小柄(173cm)だが思いっきりの良いバッティングが魅力(持ち味)。なかなかタイガースには(居そうで)居なかった選手だけに「開幕一軍」も有り得ると思う。

 上本以上に存在感をアピールしたのが、ベテラン(34歳)“崖っぷち”の今岡誠。紅組の5番DH(指名打者)でスタメン出場して、2打席連続ツーベース(二塁打)で4打点の活躍! 手放しで喜びたいところだが、打たれたのが期待の2年目(白組の先発)石川俊介だっただけに複雑……これが紅白戦の妙味。

今岡どっか~ん2二塁打4打点 (デイリースポーツ)

プロ野球スカウティングレポート2009 (アスペクトムック)プロ野球スカウティングレポート2009 (アスペクトムック)
著者:西尾 典文(セ・リーグ執筆)
販売元:アスペクト
発売日:2009-02-16
おすすめ度:4.0
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金村暁、2回無失点の好投!(27日・安芸市営)

2008-02-29 00:28:12 | Aki Camp
 実戦初登場の金村暁(北海道日本ハムファイターズ)だったが、先発して2回を無失点(3安打)の好投。しかし意外に球が速くなかった。殆どフォークで打ち取るピッチング。これは果たしてセントラル・リーグで通用するか? 先発ローテーションに食い込んでいけるか(どうか)? フォーク主体のピッチングといえば、タイガースでは太陽だが、太陽もこの金村のピッチングを参考にすればいいのに、と思った。

 同じく新戦力のスコット・アッチソンは紅組の3番手で登板して(4回裏)先頭打者(桧山進次郎)に珍しく四球を出したが、続く打者(浅井良)に初球を打たせて、サードゴロ併殺。これが持ち味なのだろう。最後の打者(藤本敦士)も「2-3」になりながら、セカンドゴロに打たせて取って、無難なピッチング。
 しかし解説(sky-A)の福本豊さんは「(ピッチング)フォームが大きい」と指摘。クイック(モーション)ができないようだ。公式戦に入ったら、走られる(盗塁される)ことを覚悟しなければならないだろう。

「1対0」紅組のリードで、最終回(7回裏)のマウンドには、24日のオープン戦でサヨナラ満塁ホームランを被弾した左腕・能見篤史。雪辱を期していたのだろうが、先頭の藤本に左中間にヒットを浴びる。しかし、これはレフト庄田隆弘。前に出るのを躊躇して、捕球できなかった。同じ外野手出身の福本さんからは厳しいお言葉=「これではレギュラーを獲れない」。
 この後、8番・藤原通に右打ちで1,2塁間を抜かれ(技有り!)1-OUT後、5年目の小宮山慎二に「2-1」と追い込みながら、粘られて、四球を選ばれ、再び満塁の≪悪夢≫が……2-OUT後、ここで3番「絶好調」鳥谷敬に(これも)「2-0」と追い込みながら、決め球のスライダーをバットコントロールで運ばれ、1,2塁間を抜かれる「同点」タイムリーヒット! 

 能見は「不安」だ。ブルペンでは一番(球数を)投げ込んでいたが、その成長の跡が全く見られない。これは「深刻」だ。先発ローテどころか、開幕1軍すら危うい。これから先、オープン戦や教育リーグでの登板を通して、本調子に戻せるのか? 際どい立場の能見だ。
 そういえば、1,2塁間をゴロで抜ける当たりだったのに、3塁で止まった(2塁ランナー)藤原。これも福本さんは≪叱責≫されていた。こういうところが、中日ドラゴンズに「負ける」決定的な要因なのだろう。還ってくれば、1点を勝ち越して、逆転サヨナラで白組が勝っている試合。今シーズンの戦いぶりを暗示しているような、この走塁……

球児 貫録の1回無失点!三振狙い斬り (デイリースポーツ)

藤川球児 気力一瞬 ~熱闘の46セーブ~

俊介、炎上!(21日・安芸)

2008-02-23 19:19:14 | Aki Camp
 初回を3人で抑えた白組先発のライアン・ヴォーゲルソング。【2回表】は先頭の今岡誠に「0-2」から甘く入ったストレート(136km)を快打され、レフトフェンスに達するツーベース(2塁打)!! その後2-OUTを取るが、6番「仕事人」高橋光信に「2-1」と追い込みながら、決め球のスライダーをライト前に運ばれ、先制点を許す。
「残留」=2年目のヴォーゲルソングだが、この辺り「不安」を残す。背番号「4」“川藤幸三を背負う男”には先発ローテーションの一角を(確り)担ってもらいたいのだが……

 白組の3番手には左腕・江草仁貴が上がったが、これが≪炎上≫。【5回表】1-OUT後、1番・浅井良にセンター前に運ばれ、2-OUT後、3番「絶好調」鳥谷敬をストレートの四球で歩かせ、途中出場の(2年目)野原将志に3塁線を破られる! さすがは「ドラ1」(2006年)大器の片鱗を覗かせている。
 ここで5番「絶好調」葛城育郎にもセンター前に弾き返され、3点を失う江草……希望する先発ローテ入りは今シーズンも無理か? 中継ぎでも、このようなピッチングをしていては「失格」。
 
 最終回の【7回表/裏】には今年のルーキー(大学・社会人)が其々登板。【7回表】を受け持った黒田祐輔(シャンソン化粧品)は、先頭打者(坂克彦)を初球=145kmの速球で詰まらせ、レフトフライ。この時期にいきなり「145km」を投げるルーキー! 速球派だ。続く打者(前田忠節)も146kmで詰まらせて、ライトフライに打ち取り、これは楽しみなピッチャーが入ってきた。
 しかし、ここからが「プロ」の≪洗礼≫。またしても、2年目の野原が147kmの速球を打ち返して、右中間にツーベース!! 黒田の“野望”を挫く……そして「絶好調」葛城が143kmの速球を捉えて、ライトスタンド(ネット)に軽々と打ち込む≪洗礼≫弾! 
 だが、間違いなく将来のクローザー候補、「ポスト藤川球児」に名乗りを挙げるだろう。そういう「逸材」。早ければ、今年の夏にも(北京五輪で)藤川「不在」のチームを救う“救世主”になるかもしれない。

【7回裏】には石川俊介(上武大学)。期待のドラフト3巡目だったが、先頭の関本賢太郎(旧・健太郎)にセンター前に運ばれる。1-OUT後、「外国人テスト生」アーロム・ヴァルディリスに痛烈なライン・ドライヴで3塁線を破られ、2,3塁。この「テスト生」は使える! (獲得決定)
 2-OUT後、≪安全牌≫(?)の岡崎太一(4年目)を歩かせて、満塁にして、(途中出場)大城祐二(2年目)にセンター前に弾き返され、続く大和、藤原通にも連打を浴びて、5失点……大場翔太(東洋大学~福岡ソフトバンクホークス)と投げ合った男には≪苦い≫初登板になった。

ルーキー・清原、無失点デビュー (デイリースポーツ)

プロ野球選手データ名鑑 2008 [別冊宝島] (別冊宝島)

フォード激走!(20日・安芸)

2008-02-21 22:02:28 | Aki Camp
 今キャンプ「一番」の≪成長株≫として期待されて、紅白第1戦の先発、先陣を切った左腕・岩田稔。初回に1-OUT後、2番・坂克彦を変化球2球で「2-0」と追い込みながら、粘られ「2-3」にされ、最後は真っ直ぐ(140km)でボテボテのショートゴロに打ち取るが、これが内野安打になる。
 そして3番「新外国人」ルー・フォード(ミネソタ・ツインズ)は調整遅れが懸念(報道)され≪安全牌≫に思えたが、4球目の真っ直ぐ(134km)を叩かれ、3塁線を割られる。
 ここで4番「FA移籍」新井貴浩を迎え、力んだか、2球目をワイルドピッチ!! キャッチャーの狩野恵輔が後逸して、紅組に労せずして先制点! 新井も歩かせて、さらに1-OUT_1,3塁。
 2-OUT後、6番・関本賢太郎(旧・健太郎)をライトフライに打ち取るが、ライト(桜井広大)とセカンド(藤本敦士)が“お見合い”して、ライト線にポトンと落ちて、観衆(4,000人)の落胆を買って、「2対0」。岩田には不運な失点……

【3回表】練習試合(名護)で打ち込まれた渡辺亮が(白組の)2番手でマウンドに上がったが、先頭のフォードに高めに浮いた速球(136km)をセンター前に弾き返される。1-OUT後、5番・桧山進次郎が1,2塁間をキレイに抜いて、フォードが3塁へ激走!! しかし寸前でタッチOUT! (刺したのは桜井)この激走で右膝を痛めたか……
 6番・関本が(抜群の)選球眼の良さを発揮して歩いた後、7番「勝負師」野口寿浩が四球の後の初球を逃さず打って、レフト頭上を越すツーベース(2塁打)!! レフトは(コンヴァート)浅井良
 この後、キャッチャー狩野の2度(連続)のパスボール(捕逸)で3点目が入って、「5対0」。木戸克彦バッテリーコーチに怒られた理由だ。

【5回裏】紅組の4番手に(サイドハンドの)伊代野貴照。毎年、この紅白戦で打ち込まれて、オープン戦に登板のチャンスが貰えず、消えていくピッチャーだが、今年はどうか? 順調に2-OUTを取って、今年は違う、今年はチャンスが貰えそうだ、と思っていたら、途中出場の「若者」野原将志(2年目)にセンター前に痛打を浴びる。
 そして今年は地味ながら「絶好調」の3番・鳥谷敬を警戒する余り歩かせて、途中出場の「外国人テスト生」アーロム・ヴァルティリス(ニューヨーク・ヤンキース傘下AAトレントン)。このヴェネズエラ人選手にレフト線を割られ、2点を失う伊代野……今年もノーチャンスか? 

【6回表】白組の4番手には2年目の左腕・小嶋達也。先頭打者(坂)を得意のカーヴで空振り三振に斬って取って、上々の滑り出しに見えたが、途中出場の大和(3年目)にレフトスタンドに弾丸ライナーで叩き込まれる! こんなパワーがあったのか、前田大和? 逆にこんなに非力に見える打者に易々とオーヴァーフェンスを許してしまう小嶋。前途は険しいかも知れない…… 

金村大“FK穴埋め”に名乗り (デイリースポーツ)

プロ野球カラー名鑑 (2008) (B.B.MOOK―スポーツシリーズ (537))