野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

気象予報士が間違えるから、東海大相模は準優勝(19日・神宮)

2009-11-19 20:32:08 | Draft Commision
報知高校野球 2009年 09月号 [雑誌]報知高校野球 2009年 09月号 [雑誌]
販売元:報知新聞社
発売日:2009-08-28
クチコミを見る

 気象予報士が予報を間違えるから、東海大相模(関東)は≪準優勝≫。関東地方、今日は曇りの予報だったのに、午前中から断続的に雨が降り続き、雨中の決勝戦となった第40回(記念)明治神宮野球大会(高校の部)。
 予報が正確で、決勝戦が明日に順延になっていたら、東海大相模は「エース」一二三慎太投手が(中1日置いて)先発し、強打の大垣日大(東海)打線を抑えていただろう(恐らく)。事実(13時から)予定されていた「大学の部」の決勝戦(上武大vs.立正大戦)は順延になった。(高校の部の)表彰式も室内で行なわれた。

 それにしても、一二三(ひふみ)投手。いいピッチャーだ。決勝戦では(リリーフで登板して)敗戦投手になったが、その評価が(1mmでも)下がるものではない。来年のドラフト会議で間違いなく1巡目で消える逸材だ。
 特に「地元」横浜ベイスターズは、2年連続「地元」の高校生を指名することになるか? それとも、来年こそ(何としても)「即戦力」が欲しいから、「地元」を断念するか? ≪懊悩≫することになるだろう。来年(2010年ドラフト)は、大学生が“ハンカチ世代”で逸材が「超」揃っているから……

神宮で答えを出した149キロ右腕・一二三
明治神宮野球大会 高校の部・リポート (スポーツナビ)


ホエールズ&ベイスターズ60年の軌跡 (B・B MOOK 626 スポーツシリーズ NO. 499)ホエールズ&ベイスターズ60年の軌跡 (B・B MOOK 626 スポーツシリーズ NO. 499)
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2009-08
クチコミを見る

九産大の榎下の球は速いなあ~(15日・神宮)

2009-11-17 20:05:17 | Draft Commision
ベースボールマガジン増刊 大学野球春季リーグ決算号 2009年 7/4号 [雑誌]ベースボールマガジン増刊 大学野球春季リーグ決算号 2009年 7/4号 [雑誌]
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2009-06-19
クチコミを見る

 日曜日(15日)何気に「(第40回記念)明治神宮野球大会」をCS【sky・A】で見ていたら、1回戦(大学の部)第2試合で、九州産業大学の右腕「背番号16榎下陽大投手が1安打(11奪三振)≪完封≫! 真っ直ぐがMAX146kmも出る。

 3年生だから、来年のドラフト候補。……“ハンカチ世代”恐るべし、って感じ。昨日(16日)の2回戦(第2試合)でも、佛教大学の左腕「背番号19大野雄大投手が(こちらは)2安打≪完封≫! 阪神タイガースに欲しい、と思った。
 実際に彼は(子供の頃から)タイガース・ファンらしいから、この≪相思相愛≫実ればいいのだが……籤運の弱いタイガース。今年の(二神一人藤原和典の)ように奇跡的に「残っていれば」いいのだが……

 タイガースといえば、その榎下投手に1安打≪完封≫された創価大学で、その(貴重な)1安打を放ったのが、タイガースの育成ドラフトで2位指名された田上健一外野手。【6回裏】榎下投手の高めに浮いた速球(142km)を弾き返して(流し打って)レフト前ヒット! 非凡な打撃センスを見せ付けた。
【8回裏】にも四球を選んで出塁し(1-OUT一塁)選球眼の良さを見せ付けたが、次の2番打者がレフトフライを打ち上げているのに、俊足を飛ばして、二塁を回っていた田上選手。完全に「OUTカウント」を間違えていた。こんなことが“しょっちゅう”あっては困るのだが……

球児さんのような直球を 仏教大・エース大野(MSN産経ニュース)

BBH3 SP藤川 球児(阪神)BBH3 SP藤川 球児(阪神)
販売元:コナミ
クチコミを見る

二神と藤原が獲れたから、御の字!(@秋山拓も)

2009-10-29 20:40:30 | Draft Commision
アマチュア野球 25 ドラフト2009 (NIKKAN SPORTS GRAPH)アマチュア野球 25 ドラフト2009 (NIKKAN SPORTS GRAPH)
販売元:日刊スポーツ出版社
発売日:2009-10-14
クチコミを見る

 11年連続くじ引き(1位指名)を外した、阪神タイガース。しかし二神一人(法大)と藤原正典(立命大)が獲れたから、御の字。大学球界の左右の≪目玉≫が獲れた。(“丸刈り”安藤優也HOSEIの後輩)二神は先発ローテーションに、(変則)左腕・藤原は中継ぎに、其々一軍で活躍してくれるだろう。

 4位でも秋山拓巳(西条高)が獲れたし。今年の夏の高校野球を観ていて、私がイチバン印象に残ったピッチャー。187cm、93kgの≪豪腕≫。タイガースに今までいなかった(タイプの)ピッチャーだと思うが、果たしてタイガースに育てられるかな? 

 そういえば、5位で藤川俊介(近大)外野手を指名。大変だ、来年から「藤川」姓が二人になる。「藤川球」×「藤川俊」と表記されることになる。藤川球児はこれを嫌がって、やっぱりメジャーに行く、とか、登録名を「球児」にするとか、言い出しかねないなっ。

城島で虎大改革!狩野、外野コンバート示唆 (SANSPO.COM)

阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 5/21号 [雑誌]阪神タイガース オリジナルDVDブック 猛虎烈伝 2009年 5/21号 [雑誌]
販売元:講談社
発売日:2009-05-07
クチコミを見る

今年も2回もクジを外したタイガース(30日)

2008-10-30 20:17:40 | Draft Commision
 新聞辞令通りに(早稲田大学の)松本啓二朗上本博紀の「W指名」が出来ると思っていたのに、横浜ベイスターズが≪横槍≫! 松本を1巡目で指名してきて、タイガースと重複して、≪哀れ≫クジに弱いタイガースは見事に「ハズレ」。その「ハズレ」の抽選でも東北楽天ゴールデンイーグルスの島田亨社長の≪ゴット・ハンド≫(神の手)にしてやられて、今年も2回もクジを外したタイガース。……くじ運の悪さなら≪日本一≫。

 それにしても、ベイスターズ。シーズン中もタイガースの足を引っ張り続け、最後も≪引導≫を渡され、そして、このドラフト。ピッチャーが欲しいチーム、ピッチャーに泣かされたチームなのに、何故ドラフト1巡目で外野手を指名するのか? 理解に苦しむ。(ドラフト評論家の小関順二氏も同調)
 巽真悟(近畿大学)という大学球界№1のピッチャーが残っていたのに、ミスミス逃して、外野手を指名。一体何を考えているのやら……この≪恨み≫はFA(フリーエージェント)で晴らさせてもらおう。

阪神 ドラ1は松本…外れ1位は長野 (デイリースポーツ)

2008ドラフト候補逸材図鑑―プロ野球を目指す至宝を完全チェック! (B・B MOOK 532 スポーツシリーズ NO. 406)2008ドラフト候補逸材図鑑―プロ野球を目指す至宝を完全チェック! (B・B MOOK 532 スポーツシリーズ NO. 406)

岡田監督の正論「ドラフト制度審議委員会を!」(20日)

2007-11-21 13:31:31 | Draft Commision
 岡田彰布監督が言うように『ドラフト制度審議委員会』は必要。「お互いに利害関係に差があり過ぎる12球団の当事者同士で話し合っても、全球団が納得する制度にはならんやろ」は正論。岡田監督は頭が良い(!)。さすがは早稲田大学出身(!)。
 27日の12球団代表者会議で方向性を纏めるようだが、選手会側は12月6日の定期大会で「(ドラフトと連動した)FA短縮などを求めて」訴訟を起こすらしい。

 それにしても、15年ぶりに籤引きが復活した19日の「大学・社会人」ドラフトは抽選が頻発して、イヴェント的には盛り上がった。しかしハズレ1巡目にまで抽選を行なうのは「どうか?」(悪趣味)と思うが……
 1992年までは、この入札(抽選)方式でやっていた。新人選手は、プロ野球という一つの組織に入社して、そこで配属先を振り分ける「機能」としての日本流のドラフトだった。
 しかし1993年のドラフトから「逆指名」制度が導入され、ドラフトが始まる1965年以前の自由競争の時代に≪時計の針≫を戻したのだが、自由競争の時代に契約金が高騰して、その反省からドラフト制度がスタートしたのに、また元に戻したから、社会的批判を浴びた≪裏金≫の横行となった。

 ドラフト本来の趣旨は、戦力の均等化であり、アメリカ・メジャーリーグのように、下位チームから選手をピックアップする、<ウェーヴァー>方式が「正論」なのだが、日本には決して、この制度は馴染まないかもしれない。1992年まで定着した日本流のドラフトがあるのだから、まずは、この地点に軟着陸させるべきだろう。しかし、そうなると、選手会が主張するようにFA(フリーエージェント)との連動が問題になるが……

 入口と出口の問題。入口(ドラフト)で選手に球団を選ぶ権利を認めないなら、出口(FA)で自由に移籍する権利の取得年数を早めに設定しなければならない。これが「正論」。この正論を選手会が主張している。この正論を通すためには、岡田監督が言うように、外部に『制度審議委員会』のようなものを作る必要がある。……どこまで踏み切れるか?

あ~あ…岡田監督の“左手”3連敗 (デイリースポーツ)

プロ野球タブーの真相 2008年版―’07シーズンのプロ野球舞台裏、監督と選手の確執…すべて収録 (別冊宝島 1481) (別冊宝島 1481)

王監督に先に(当たりくじを)引かれてた(19日・グランドプリンスホテル新高輪)

2007-11-20 20:32:27 | Draft Commision
 岡田彰布監督が≪籤≫を外すのは想定内(予想通り)で、≪超目玉≫の大場翔太(東洋大学)は獲れないだろう、ハズレ1位(1巡)で白仁田寛和(福岡大学)を指名することになるだろう、と腹を括っていたが、その通りになった。
 ドラフト前日までは「しろにた」だと思っていて、「白い大仁田」で覚えていたのだが、ドラフト当日に「しらにた」だと判明した。変わった(珍しい)名前、だ。福岡大学といえば、「あの」喜田剛(広島東洋カープ)の母校(後輩)。喜田がタイガースで大成できなかった≪無念≫を、白仁田が晴らしてくれるか? 

 3巡目で石川俊介(上武大学)。先日(13日)明治神宮野球大会(準決勝)で「あの」大場(東洋大)と投げ合って、「0対2」で敗れたが、12三振を奪う好投で≪超目玉≫と互角に渡り合った。この試合の好投で他球団に指名される危険が増したが、マークしていたタイガースが予定通り指名。大場を獲り逃がしても、この石川を指名できたのは大きい。地方大学出身(今日≪新人王≫を受賞した)上園啓史「二世」になれるか? 

 4巡目の指名には驚いた。タイガースには珍しい≪隠し玉≫黒田祐輔(シャンソン化粧品)。駒澤大学を中退したピッチャーらしいが、長身190cm。なかなか190cm以上ある長身ピッチャーは大成しないジンクスがあるが、上から投げ下ろす速球(150km超?)を武器に将来的には先発ローテーションに入ってきて欲しい逸材(らしい)。白仁田や石川とは違って、最初の1~2年は育成目的か? 
 MLBの≪世界一≫ボストン・レッドソックスの「大」エース=ジョシュ・ベケット(アメリカンリーグ・チャンピオンシップ・シリーズMVP)を≪目標≫にしているらしいというのは、良い着目点。あんな「頼りがい」のあるピッチャーに育ってくれると嬉しい。

岡田監督 大場を引くぞ!今度こそ!! (デイリースポーツ)

グランド・スラム NO.30―アマチュアベースボールオフィシャルガイド’07 (30) (小学館スポーツスペシャル)

凄いゾ、大場、炎の3連投!(14日・神宮)

2007-11-15 11:58:54 | Draft Commision
 自由(希望)枠があればなあ~と思う。東洋大学の「鉄腕」大場翔太投手、明治神宮野球大会で3連投(完投、完封、完封)で優勝! 東洋大には何かと≪縁≫のあるタイガースだけに、自由(希望)枠があれば獲得できるチャンスは高かっただけに悔やまれる。こうなったら運命の「11.19」、何が何でも今度こそ、岡田彰布監督(最初から行ってもしゃあない)に当たり籤を引いてもらわなければ……7球団の競合が予想されるが(!)。 

大場本物や!佑ちゃん倒し東洋大初V (デイリースポーツ)

プロ野球選手のドラフト伝説 2008―各球団”ホント”のドラフト力を徹底検証 (別冊宝島 1480) (別冊宝島 1480)

大阪の「HERO」が北海道に行ってしもタ…(3日)

2007-10-04 12:43:38 | Draft Commision
 つくづく籤運のない男、岡田彰布(監督)。阪神タイガースはこれで、8回連続≪籤≫を外したらしい。≪最悪≫……昨年の堂上直倫(中日ドラゴンズ)に続いて、地元の「HERO」中田翔(大阪桐蔭)も外した。しかも北海道(日本ハムファイターズ)。 

 ドラフトって、そもそも戦力均衡が目的なのに、こうして≪籤≫で2年連続優勝チームが、その年の≪超≫目玉選手を獲得してしまう、こういう現実は、ドラフトの趣旨に反している、と思う。やっぱり、アメリカ・メジャーリーグのように、下位チームから選手をピックアップできる、ウェーヴァー方式が正しい、と思う。 

1巡目高浜目標は鉄人&トリプル3(デイリースポーツ)

背番号「41」上園に注目!(11日)

2006-12-13 13:15:14 | Draft Commision
 11日に新入団選手発表会が行われたが、希望(入団)枠の左腕小嶋達也(大阪ガス)は、井川慶(ニューヨーク・ヤンキース=予定)の背番号「29」を継承。元々「29」は(決して)いい番号ではなかったが、井川が「自力」でいい番号に成り上がらせた。小嶋にそれが出来るか? (同じ左腕)井川という、いい目標があるだけに、やりがいはあるだろう。
小嶋 栄光の「29」で新人王獲り宣言 (デイリースポーツ)

 それよりも注目は、3巡目の上園啓史(武蔵大学)が背番号「41」。「あの」伊良部秀輝氏が付けていた番号だ。「41」番は元々メジャーリーグの名投手トム・シーヴァー(元ニューヨーク・メッツ)が付けていた由緒ある番号。伊良部氏もシーヴァー投手に因んで「41」を選んだが、日本でも渡辺久信(元・西武ライオンズ)が「41」を愛着して以来、若い速球投手のシンボル的番号になりつつある。上園に「41」は嵌るか? 
上園 伊良部の「41」 は“ヨイ番号” (デイリースポーツ)

入札制度「崩壊」の危機!(30日)

2006-12-04 20:22:51 | Draft Commision
 忌まわしい2年間の暫定ドラフトが終わって、再び制度改訂の議論が始まる。ポスティング・システム(入札制度)で松坂大輔(西武ライオンズ)に60億円、井川慶(阪神タイガース)に30億円、MLB(メジャーリーグ)側が支払わなければならないのも、偏にこのドラフト制度。
 ドラフト制度が変わらないから、LINKさせるハズのFA(フリーエージェント)の取得期間が短縮されない。取得まで9年も掛かるから、それまで待てない有力選手たちがポスティング(入札)という妙法を使って、MLBを目指そうとする。諸悪の根源はドラフト制度、なのだ。

 今年のドラフトに完全ウェーバー制を適用させると……
【横浜ベイスターズ】 田中将大(駒大苫小牧)
【楽天イーグルス】 岸孝之(東北福祉大)
【広島東洋カープ】 前田健太(PL学園)
【オリックスバファローズ】 大隣憲司(近大)
【読売ジャイアンツ】 金刃憲人(立命大)
【ロッテマリーンズ】 木村雄太(東京ガス)
【ヤクルトスワローズ】 増渕竜義(鷺宮)
【ソフトバンクホークス】 大嶺祐太(八重山商工)
【阪神タイガース】 大引啓次(法大)
【西武ライオンズ】 木村文和(埼玉栄)
【中日ドラゴンズ】 堂上直倫(愛工大名電)
【日本ハムファイターズ】 宮本賢(早大)

 こうした方がスッキリする。こうした方が意外に「相思相愛」になるケースもある。とにかく恨みっこなし。弱いチームから有力選手を引き上げる、というドラフト本来の趣旨に戻す為には、「完全」にするしかない。「完全」という言い方が普通じゃないように見えるが、これが「普通」=ノーマルな姿。逆指名だの希望枠だのアブノーマルな状況が続きすぎた。

 ただし、これをやる場合は必ずFA取得期間の短縮が絶対条件。入るときは球団を選べないが、一定期間プレーすれば移籍の自由を認める。これが本来のあるべき姿。宮本慎也(東京ヤクルトスワローズ)選手会・会長の頑張りに期待する。MLBのコミッショナー(バド・セリグ)も注目していることだろう。

松坂60億円でメジャー悲鳴、入札制度崩壊 (livedoorスポーツ)