野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

“盆”と“正月”が一緒にキタ~!(25日・グランドプリンスホテル新高輪)

2012-10-26 12:34:52 | Draft Commision
ドラフト2012(アマチュア野球33) (NIKKAN SPORTS GRAPH)ドラフト2012(アマチュア野球33) (NIKKAN SPORTS GRAPH)
日刊スポーツ出版社(2012-10-10)
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 その瞬間、和田豊監督のガッツポーズを見たとき、思わず≪涙≫ぐみそうになった。ドラフト(新人選択)会議で12回連続「1位」抽選を外し続けていたタイガース。今年も駄目かと思いながら、毎年(CSで)見て、毎年(本当に)駄目だったドラフト。
 タイガースファンはこの数年「悔しい」思いばかりしてきた。こんなに嬉しいことは「久しぶり」。タイガースファンに「嬉しい」ことを運んでくれる、そんな投手になってほしい……藤浪晋太郎君(大阪桐蔭高校)。

 それにしても、今年のドラフト。私は完全ウェーバー(制度)論者だが、こういうことがあると、籤(抽選制度)もいいものだなあ~と思ってしまう。誰もが“運命論者”になりたがる。只の籤引きなのに、“野球の神様”の差配だと思い込もうとする。本当にそうかもしれないが……“神様”の介入を許すか否か? それが問題だ。

浪人生・菅野に見るドラフトの醍醐味と懸念
現行制度に改革の余地、負の影響を最小限に (スポーツナビ)


ホームラン 2012年 11月号 [雑誌]ホームラン 2012年 11月号 [雑誌]
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197cmと193cmの対決!(21日・甲子園)

2012-03-23 10:26:50 | Draft Commision
報知高校野球 2012年 03月号 [雑誌]報知高校野球 2012年 03月号 [雑誌]
報知新聞社(2012-02-06)
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 第84回選抜高校野球大会初日の第3試合、藤浪晋太郎君(大阪桐蔭)と大谷翔平君(花巻東)の投げ合いは凄かったなあ~。
 二人とも身長が197cm193cm。二人とも(この試合の)最速が150km! 大谷君は、その藤浪君からホームランも打って、打者としてのセンスも≪抜群≫。プロはどっちで育てるか悩むだろう。

 阪神タイガースは今年のドラフト会議では、この二人の“どちらか”を指名すべきだろう。最近は大学生ばかりを指名して、悉く(今のところ)失敗している。昨年も“ある”高校生(野手)を指名するチャンスを窺っていたが、(くじ)で外れる(競合で敗れる)のが怖くて(?)“一本釣り”(単独指名)に逃げた経緯がある。
 今年こそ≪勝負≫を賭けて、将来≪有望≫な高校生投手を指名すべきだろう。和田豊監督は案外(ひょっとしたら!?)籤運が強いかもしれないし(!)。

花巻東・大谷を攻略した大阪桐蔭、狙い通りの後半勝負 (スポーツナビ)

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和製ランディ・ジョンソンを見た日(28日)

2012-01-13 20:06:03 | Draft Commision
BBH2 白カード 辻内 崇伸(読売)BBH2 白カード 辻内 崇伸(読売)
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 CS【スカイA Sports+】で「2011夏の甲子園・プレイバック #12」【第4日】第1試合 [1回戦] 糸満(沖縄)― 英明(香川)(2011/8/9 試合)を観たが、左腕・松本竜也投手(英明)。彼のピッチングを初めて見たが、まるで≪和製≫ランディ・ジョンソン(前サンフランシスコ・ジャイアンツ)。
“しなやかな”(柔らかい)フォームから繰り出す速球(140km前後)とスライダー、フォークは≪一級品≫。193cmの長身だけに、フィールディングと牽制球に“やや”難があるが、この好素材。読売ジャイアンツが育てられるのか? 甚だ疑問だが。“あの”左腕・辻内隆伸(大阪桐蔭高=2005年高校生ドラフト1巡目)を育てられなかった、ジャイアンツが。

 読売巨人軍が額面(予定)通り、ドラフト1巡目で菅野智之(東海大学)を指名できていれば、阪神タイガースも“彼”を2巡目で指名するチャンス(可能性)があった。果たして、タイガースは迷うことなく、歳内宏明投手(聖光学院高)を指名していただろうか? 
 考えてみれば、タイガースは随分、長い間、高校生の左腕投手をドラフトで指名(獲得)していない。2001年の(ドラフト5位)中林祐介投手(金沢高)以来、10年間も高校生の左腕は「0」。専ら左腕投手は大学生か社会人野球から調達してきた。何故だろう? 高校生の左腕を育成する自信がないのだろうか? 1997年(ドラフト2位)指名の井川慶(水戸商業高)という“成功例”があるのに。

巨人D1・松本竜“新宿デビュー” (SANSPO.COM)

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松葉が欲しい季節

2012-01-09 11:22:48 | Draft Commision
東都大学野球2011決算号 2012年 1/5号 [雑誌]東都大学野球2011決算号 2012年 1/5号 [雑誌]
ベースボール・マガジン社(2011-11-30)
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 福谷浩司(慶應義塾大学)とか、東浜巨(亜細亜大学)とか、松永昴大(大阪ガス)とか……阪神タイガースの2012年ドラフト1位指名候補の名前が挙がっているが、私の≪イチオシ≫は阪神大学リーグの左腕、松葉貴大(大阪体育大学)。
 昨年11月の明治神宮大会の1回戦、東北福祉大戦でピッチング(8回3安打1失点=11奪三振)を見たが、左腕で最速149km。大きなカーヴにも特徴があり、小気味いいピッチングが魅力。何よりも「小さい時から阪神ファン」らしいから、こういう人材は確実に確保しておきたいものだ。……顔を見たら“阪神顔”だし(誰かに似ている)。

 本当は来シーズンから≪守護神≫藤川球児が抜ける予定だから、クローザー・タイプの速球派が欲しいから、2年連続で慶応大から1位指名をするのが順当だが……菅野智之(東海大学)をリストから外していないのも、そういう事情があるのだろう。
 それにしても、東浜投手は名前が「」だから、恐らく(?)読売巨人軍のファンなのだろうが、ジャイアンツから指名される可能性は(現時点では)ほぼ「0」。“”の浪人の決断が、こういう一人の若者の運命をも狂わせているのかもしれない。

先輩上原と似た歩み 大体大・松葉 最速149キロ左腕は「阪神ファン」 (スポニチ Sponichi Annex)

東都大学野球80年の軌跡 (B・B MOOK 774 スポーツシリーズ NO. 644)東都大学野球80年の軌跡 (B・B MOOK 774 スポーツシリーズ NO. 644)
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歳内君はイイ!(20日)

2011-12-26 20:41:28 | Draft Commision
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 先週(20日)CS【スカイ・A sports+】で『夏の甲子園 #3』「聖光学院vs.日南学園」を観たが、歳内宏明投手(聖光学院)。彼はイイ! スプリットを武器にする投手と聞いていたから、クローザー・タイプなのかと思ったが、実際に観てみたら、完全な先発タイプだった。
 素晴らしい……見ていて≪ワクワク≫させるようなピッチャーだ。スプリットだけではなく、速球もMAX146kmを計測。こんなピッチャーがタイガースに来るのか思うと、やはり≪ワクワク≫する。来シーズンから楽しみだ。

 タイガースは3年連続で甲子園で活躍したピッチャーをドラフトで指名してきたが、秋山拓巳(西条高)はルーキーイヤーに4勝したものの、今シーズンは(見事に)「二年目のジンクス」に陥り、昨年のドラフト2位の一二三慎太(東海大相模)は右肩を壊してしまった。
 3人目の歳内投手こそ、間違いなく育ててほしいものだ。タイガースの未来のエース候補。同じ宝塚ボーイズの先輩、田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)に≪匹敵≫する逸材だ。

歳内 宏明 (聖光学院)|選手名鑑|高校野球ドットコム

BBH2010 HUV RP田中 将大(楽天)BBH2010 HUV RP田中 将大(楽天)
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特大のファウル!(29日・神宮)

2011-11-01 09:07:37 | Draft Commision
週刊ベースボール別冊 2011ドラフト候補選手大図鑑 2011年 10/27号 [雑誌]週刊ベースボール別冊 2011ドラフト候補選手大図鑑 2011年 10/27号 [雑誌]
ベースボール・マガジン社
(2011-10-05)
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 初回の第1打席(2-OUT二塁で)打席に入る前、球審に向かって深々と“お辞儀”をする伊藤隼太(慶應義塾大学)。人間性が高い主将なのだろう。第1打席だけかと思ったら、第2打席以降も毎回深々と“お辞儀”をしていた。プロ野球(阪神タイガース)に入ったら、これが変わるのだろうか、変わらないのだろうか? 東京六大学野球(秋季リーグ)“慶早戦”の第1戦。

 その第1打席は早稲田大学の左腕・高梨雄平(1年生)から警戒されて、四球。第2打席(3回表)は外に流れるカーヴの連投とインサイドを突く速球でカウント「2-1」。打席の伊藤は4球目のカーヴを待っていた。狙い打った打球はライトスタンド・ポール際に飛び込む特大のファウル! 5球目のカーヴを見送った後、「3-2」から6球目はインサイド低めに決められ、見逃し三振! これはプロの打者でも打てないだろう。

【6回表】の第3打席でも3球目のカーヴを狙い打って、ライト線に特大のファウルを放ったが、6球目のカーヴを打たされて、ピッチャーゴロ。そして最終打席は【9回表】先頭打者として打席に入り、早稲田の2番手、150kmを投げる速球派の有原航平(1年生)の初球(140km)を打ち上げて、ショートフライ。球場内から巨大な溜息が……

 第2打席と第3打席は2-OUT二塁のチャンスで打席に立ったが、還せなかった4番打者。春季リーグでは(本塁打と打点の)「二冠王」に輝いたが、秋季リーグではここまで僅か打点「1」。チャンスに≪弱い≫のか? と訝ってしまう。チャンスに≪強い≫打者が欲しいタイガースなのだが。春季リーグの後、更なる向上を目指して打撃フォームの改良に取り組んだらしいが、それが裏目に出たようだ。……プロでは≪春≫の伊藤を見続けたい。

阪神D1位・伊藤隼太、弾丸特大打球! (SANSPO.COM)

BBH3追加 黒カード 小宮山 悟(ロッテ)BBH3追加 黒カード 小宮山 悟(ロッテ)
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もう一人の伊藤!(27日・グランドプリンスホテル新高輪)

2011-10-31 10:54:44 | Draft Commision
ベースボールマガジン増刊 2011ドラフト逸材図鑑 2011年 01月号 [雑誌]ベースボールマガジン増刊 2011ドラフト逸材図鑑 2011年 01月号 [雑誌]
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 個人的には、右の速球投手(中継ぎ)が欲しかったので、ドラフト4巡目で良い素材が獲れた(指名)。伊藤和雄投手(東京国際大学)。“あの”古葉竹識監督の東京国際大学。タイガースのドラフト4位は大成する、の法則に従えば、来シーズンは、西村憲(2008年4位)と共に新『勝利の方程式』を形成できているかもしれない。伊藤姓が一気に二人(三人)に増えるのは痛し痒し(?)だが。

 その伊藤隼太外野手(慶応義塾大学)。本来なら右の先発タイプの投手が欲しかったはず。2007年から2009年まで3年連続で大学生の右の本格派投手を指名したが、悉く失敗に終わっている。2010年まで3年連続で開幕投手を務めた「エース」安藤優也に次ぐ存在を模索していたが、その安藤自体が2010年シーズンから極度(原因不明?)のスランプに陥り、調子を取り戻そうとして投げ込み過ぎたのか、右肘も痛め、全く戦力にならなかった。昨シーズンの「V逸」と今シーズンのBクラスの≪戦犯≫になってしまった。

 それでも、伊藤外野手を指名したのは、世代交代。ベテラン金本知憲(43歳)に代わる外野手が必要不可欠だったから。(外国人選手)マット・マートンだって【MLB】メジャーリーグ復帰を望んでいる。……帰って来ないかも知れないし。
 伊藤外野手の背番号はそのマートンの「9」か、レギュラーの番号なのに、一軍にすら定着できない浅井良から剥奪して「8」になるだろう。一部で報道された「31」や「51」は論外。レギュラー番号で来シーズンの開幕スタメン、レフトかライトを守ってもらわなければ……「隼太」か。俊介みたいに登録名「隼太」にしたい、と言い出さないことを祈る。

虎2位の歳内、被災地・福島に恩返しや (デイリースポーツ)

大阪桐蔭・西田、鳥谷に弟子入り志願 (デイリースポーツ)

虎5位の波佐見・松田、マエケン目指す (デイリースポーツ)

耐えて勝つシンキング・ベースボール―赤ヘル軍団を率いた名将の大学野球改革 (ベースボール・マガジン社新書)耐えて勝つシンキング・ベースボール―赤ヘル軍団を率いた名将の大学野球改革 (ベースボール・マガジン社新書)
著者:古葉 竹識
ベースボールマガジン社(2011-10)
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残りくじ二枚のうちの一枚のハズレ籤を引く男たち(28日・グランドプリンスホテル新高輪)

2010-10-30 12:17:45 | Draft Commision
アマチュア野球 vol.29 (NIKKAN SPORTS GRAPH)アマチュア野球 vol.29 (NIKKAN SPORTS GRAPH)
日刊スポーツ出版社(2010-10-13)
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 11回連続1位くじ(抽選)を外し続けている、阪神タイガース。今年も6球団の競合(重複)が予想され、無理だろうなあ~と思っていたが、残りくじ「二枚のうちの一枚」だった。グラウンドの外でも≪勝負弱い≫タイガース(真弓明信監督)。
 そういえば、岡田彰布監督(オリックス・バファローズ)も3回続けて(抽選を)外して、会場の失笑を買っていたが……タイガースOBはどうして、こうなのか? 星野仙一監督(東北楽天ゴールデンイーグルス)は(6球団競合の)大石達也投手(早稲田大)の抽選は外したが、左腕・塩見貴洋投手(八戸大)は見事に引き当てて、ガッツポーズ! やっぱり、この人は「持ってるな」と思った。

 驚いたのは、2位の一二三慎太投手(東海大相模)。まさか彼がタイガースに来てくれるとは……聞けば、大阪府出身。タイガースにも馴染みがあったのか……オーヴァーハンドからサイドハンドに転向して、評価を下げているが、プロに入ったら、当然オーヴァーハンドに戻してくれるものと信じる。
 投手コーチの腕の“見せ所”だ。秋山拓巳を“育てた”タイガースだけに、期待が持てる。“高卒”は育たない(育てられない)という≪悪しき伝統≫を(遂に)打破したタイガース。秋山に続けるか? 将来、秋山&一二三の二枚『看板』時代が到来するか? 

 残念なのは、子供の頃からタイガースファンだった、大野雄大投手(佛教大)と吉川大幾内野手(PL学園)を中日ドラゴンズに持って行かれたこと。特に左腕・大野は(151kmの)ストレートで押すピッチングが魅力。タイガースには変化球ピッチャーが多いだけに、彼には来て欲しかった。外れ1位の左腕・榎田大樹投手(東京ガス)も変化球を駆使するタイプらしいし。
『阪神キラーになりたいです。阪神ファンに『もうやめて』と言われるぐらい…」というコメントには戦々恐々とせざるを得ないが……しかし最終的に(タイガースが)指名を見送った理由が左肩痛以外にあるなら……榎田で「正解」だったと思われるくらい、彼(榎田)には頑張ってもらいたい。

4位・岩本「津田2世」最速144キロ (デイリースポーツ)

ベースボールマガジン増刊 2010ドラフト候補先取り名鑑 2010年 01月号 [雑誌]ベースボールマガジン増刊 2010ドラフト候補先取り名鑑 2010年 01月号 [雑誌]
ベースボール・マガジン社(2009-12-02)
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文化摩擦を回避!(アマチュア野球(25))

2009-12-07 21:43:56 | Draft Commision
アマチュア野球 25 ドラフト2009 (NIKKAN SPORTS GRAPH)アマチュア野球 25 ドラフト2009 (NIKKAN SPORTS GRAPH)
販売元:日刊スポーツ出版社
発売日:2009-10-14
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 こういう雑誌は(本来は)ドラフト(10月29日)前に購入しておくべきなのだが、出遅れた。ドラフトが終わってから、慌てて注文したが、時既に遅く……出荷まで(かなり)待たされた。ようやく手にした、この一冊。表紙は勿論、彼=菊池雄星投手(花巻東高校)。
 直前まで、日本のプロ野球か、アメリカ・メジャーリーグか、悩んでいたが、しかし、あのマウンド上での感受性の激しさ。三振を打ち取る度に吠え、ガッツポーズをする。あれはチョッとメジャーでは「やれない」。問題視される。“文化摩擦”を起こす。彼の下した決断は正しかった。

ベースボールマガジン増刊 大学野球春季リーグ決算号 2009年 7/4号 [雑誌]ベースボールマガジン増刊 大学野球春季リーグ決算号 2009年 7/4号 [雑誌]
販売元:ベースボール・マガジン社
発売日:2009-06-19
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 阪神タイガースがドラフト1位で指名した、二神一人投手(法政大学)。「09ドラフト直前企画・緊急座談会」によると、「ストレートがちょっと…」「空振りが取れない」「速い割には三振が取れない」と散々な批評だ。「コントロールはいい」ということなのだが……

 私も先日この眼(CS【sky・A】)で、彼のピッチング=早稲田大学を完封した試合(10月18日)を見たが、確かにコントロールは良い。しかし(やはり)球はそれほど速くない。完封した試合を見た割には、余り強烈な印象は残らなかった。法政の先輩、安藤優也(阪神タイガース)タイプ。ノラリクラリとかわしながら、打たせて取るピッチングが身上。そういうピッチャーになりそうだ。

制球力で勝負する熱き右腕――法大・二神一人
2009年プロ野球ドラフト会議注目選手 (スポーツナビ)


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光る「沢村」(22日・東京ドーム)

2009-11-23 10:25:28 | Draft Commision
カレッジベースヒーローズ09春 (NIKKAN SPORTS GRAPH)カレッジベースヒーローズ09春 (NIKKAN SPORTS GRAPH)
販売元:日刊スポーツ出版社
発売日:2009-03-28
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 第40回(記念)明治神宮野球大会を観ていて、大学3年生のピッチャーには「逸材」揃い。来秋(2010年)のドラフトが楽しみだな、と思っていたが、昨日(22日)のU-26NPB選抜 vs. 大学日本代表を観ていても、楽しみな素材が目白押し! 来年はどうなるのだろう? と思った。空前の≪大豊作≫の年になる。

 ただイチバン有名人の先発、斎藤佑樹投手(早稲田大学)にはガッカリ。高校時代から余り伸びていないな、と感じた。寧ろ(真っ直ぐの球速は)後退したような気がする。高校3年の時点で既にほぼ完成された投手だっただけに、同じようなタイプの桑田真澄(PL学園~読売ジャイアンツ)が「そうした」ように、「即」プロ野球に入った方が(本人のために)良かったのかもしれない。

 イチバン目に付いたのは、3番手の沢村拓一投手(中央大学)。ダイナミックなピッチング・フォームから剛速球(149km)を投げ下ろす。プロに入ったら、クローザー(抑え)として起用されるかもしれない。
 6番手の大石達也投手(早稲田大学)は(個人的には)イチバン好きなタイプのピッチャー。ピッチング・フォームが流れるように綺麗だ。斎藤に(何故か)エースの座を譲っているが、実力的には大石の方が(数段)上。(何故か)早稲田ではクローザーを務めているが、プロに入ったら、先発に組み込まれるだろう。どう見ても先発タイプ。

斎藤佑、1回1失点で得た自信と課題
U-26 NPB選抜vs.大学日本代表リポート (スポーツナビ)


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