野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

4回裏に奇襲!(7日・甲子園)

2005-07-08 21:11:31 | Koushien Stadium
【4回裏】の奇襲はお見事だった……というより、何故、2アウト1塁で5番・今岡誠を歩かせて、6番・桧山進次郎と勝負に行ったのに、歩かせてしまったのか? 「左対左」なのに。「不調」の桧山でも「顔」で四球を取れる、ということか? 7番・矢野輝弘が3塁線を破って、「フェア!」の激しいジャッジをしたのは、前日(6日)岩村明憲の盗塁を「セーフ」に判定した塁審(土山剛弘)。「若さ」に溢れていた。その若さが前日のジャッジメントをさせたのだろうが……。

 先発はジェイミー・ブラウン。高い金を払って連れてきた外国人選手だから、使わないわけにはいかないのだろうが、能見篤史と太陽の若さの芽を摘んでしまっている。4回2失点。まずまずのピッチングだったが、セットポジション(クイックモーション)になると打たれ出す、この悪い癖は致命的。外国人投手を連れてくる際の要注意POINTはここ。外国人投手はクイックが出来ない。クイックで投げることに無頓着。あのロジャー・クレメンス(ヒューストン・アストロズ)でさえ、走られたい放題だから。
 それにしても、【9回表】のクローザー久保田智之。真っ直ぐを待っている2番・宮本慎也に最後に「フォーク」で空振り三振。痺れた……!! ピッチングの醍醐味、だ。キャッチャー矢野のリードも冴えまくっている。「4対2」連日の辛勝で5連勝!

空気の読めない塁審に邪魔されながら…福原5勝目!(6日・甲子園)

2005-07-08 21:05:17 | Koushien Stadium
【6回表】のあの岩村明憲の盗塁は「OUT」を確信したキャッチャー矢野輝弘がベンチに帰りかけたのに、2塁塁審(土山剛弘)が「セーフ」。確かにVTRで見れば、脚が先(速いよう)にも見えるが、タイミング的には「OUT」。こういうところでタイミングでジャッジをするのは、元プロ野球選手。試合の空気を読めるから、タイミング重視になる。この塁審のようなプロ野球(選手)経験のない審判ほど厳格にジャッジメントしたがるようだ。

 しかしながら、先発・福原忍はそれにもめけず、打者の真中満を空振り三振に斬って取って、三振の数を「7」に増やすことに成功した。福原も「完全復調」のようだ。一時はエース井川慶のようにファームで調整させるのか、と思いきや、この復活劇。これでもう「万全」。2年ぶりの優勝に向け、態勢は整った。
(2番手の)ジェフ・ウィリアムスも珍しく「あの」2003年の快投を思わせるピッチングで3者三振! クローザー久保田智之も最後は三振で締めて、「2対1」辛勝ながら余裕の4連勝!