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駒苫の田中に「タイガースの1位はない」

2006-01-12 13:06:10 | Tigers DEN β
 高校生№1投手の田中将大(駒大苫小牧)には「タイガースの1位はない」と言明してみたり、地元・中日ドラゴンズと「相思相愛」だと思われる高校生№1内野手の堂上直倫(愛工大名電)と、ドラゴンズが遊学館時代からマークしている左腕の小島達也(大阪ガス)の1位指名を公言してみたり、タイガースのドラフト戦略は今年も「迷走」しているような気がしてならない。

 大学生№1の左腕・大隣憲司(近大)も読売ジャイアンツや福岡ソフトバンク・ホークスの後塵を拝しているような気がする。本当に大丈夫なのだろうか? 昨年も“虎の恋人”として、地元の辻内崇伸(大阪桐蔭~読売ジャイアンツ)や片山博視(報徳学園~楽天イーグルス)や早稲田の武内晋一(ヤクルト・スワローズ)等の名前が挙がっていたのに、誰一人獲れなかった。

 一昨年は野間口貴彦(読売ジャイアンツ)や一場靖弘(楽天イーグルス)を逃した。タイガースの現在の黄金期は、2000年~2003年のドラフトの「成功」がもたらしたものと言える。この間に獲得した選手が主力となって、この3年間に2度のリーグ制覇を成し遂げている。
 そういえば、その期間、タイガースでスカウト部門を統括する立場にあった蔦村聡(38)球団本部編成課長が楽天イーグルスに引き抜かれ、野村克也監督の専属広報となる。この件もダメージになるかもしれない。タイガースは大丈夫か? 再度の低迷期への進行が始まっている、のかもしれない。

中日が堂上&小嶋W獲りへ(デイリースポーツ)