野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

岡田監督の決意!(1日)

2008-01-03 21:03:15 | Tigers DEN β
もうしんどいわ。ええやろ」と岡田彰布監督。5年目を迎えて、50歳。そろそろ潮時と感じているようだ。4年間で1度のリーグ優勝。他の3年間は4位、2位、3位。悪くはないが、そろそろ優勝しなければ……しかし今年が最も難しいシーズンになるかもしれない。昨年や一昨年の方が優勝できるチャンスはあった、今年はそのチャンスすらないかもしれない……それほど「ライヴァル」読売ジャイアンツは≪無茶≫な補強をしている。

 しかし、それだけに≪闘志≫が湧くと言うものだろう。昨年、一昨年と「後一歩」のところで優勝を逃している。その「後一歩」を補強できれば、奪回は可能だ。
 昨シーズンに足りなかったのは、「エース」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)の抜けた先発投手陣の「穴」であり、打線では金本知憲の前を打つ「3番」に問題があった。

 後者は「FA」で新井貴浩を獲得して、満点の補強が出来た。新外国人選手のルー・フォード(ミネソタ・ツインズ)も、メジャーリーガー井川の証言によれば、なかなか「打てる」らしい。
 やはり問題は、先発投手陣。FAの下柳剛は(島野さんの遺功で)「残留」してもらえるようだが、他の主力投手陣に「安定性」が戻るかどうか? 特にこの2年間、優勝を逃した“戦犯”とも呼ぶべき、安藤優也杉山直久、そして福原忍。この3人に懸かっている、とも言えるし、この3人に期待して、裏切られる「愚」を避けて、若手投手の台頭にも期待してみたい。

 例えば、左腕・岩田稔玉置隆……あるいは中継ぎで、この2年間、思いっきり伸び悩み、訳の分からないフォーム修正に明け暮れた、桟原将司。彼がルーキーイヤーだった2004年同様に「まとも」だったら、タイガースはこんなに苦しまずに済んだ。彼は中継ぎ投手陣の“戦犯”であると同時に(実は)重要なキーパーソンだった。
 しかし2年目に渡辺亮が台頭して、桟原のポジションを補って見せた。果たして、桟原の≪逆襲≫はあるのか? それとも、このまま消えていくのか? ひょっとしたら(例の)<プロテクト>されていない可能性もあるが……

えっ?岡田監督今季で勇退?…覚悟の裏返し (デイリースポーツ)

CL-691_2008年カレンダー 阪神タイガース  4544950000032