
著者:岡田 彰布
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2009-09-10
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阪神タイガースの背広組(フロント)は昔に較べて、少しは良くなったと思い込んでいたが、トーマス・オマリー(駐米スカウト)。彼は(優勝した)2005年限りで退団するハズだったが、2006年の春のキャンプで“ひょっこり”姿を現して、岡田彰布(当時)監督が驚愕(!)。
「なんでオマリーが来てるんや?」とフロントに聞いたら「優勝したからオフが忙しくてクビを言うのを忘れた」……事実らしい。
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販売元:講談社
発売日:2009-07-30
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そのオマリー氏が推薦したのが、ケヴィン・メンチ外野手。「大砲」と期待されながら、15試合の出場に留まり、結局0本塁打。(著者の)岡田氏が監督の段階では、2009年の次の外国人選手は、ネルソン・クルーズ外野手(テキサス・レンジャーズ)に決めていたらしい。
それが監督交代の推移の中で(何故か)クルーズが消え、メンチに決まった。そのクルーズは【WBC】(ワールド・ベースボール・クラシック)でドミニカ代表に選ばれ、レギュラーシーズンも(チーム最多の)33本塁打を放ち、オールスターゲームにも初出場(HRダービーにも参加!)した。……著者の「眼」は確かだったのだ。
外国人選手といえば、もう一人。同じく【WBC】で韓国代表のファースト(一塁)を守って、日韓対決の初戦で(日本のエース)松坂大輔(ボストン・レッドソックス)から東京ドームの看板直撃の特大ホームランを放った金泰均(キム・テギョン)内野手(ハンファ・イーグルス)。彼も著者の「眼」に適って、獲得が決まっていたそうが、これはフロントに反対された(潰された)らしい。
「守備が今岡より下手や」というフロントの(素人の)意見が通り、獲得を断念。この二人の外国人選手が(どちらかでも)獲れていれば……4年連続「V逸」誰が悪いのかハッキリさせたい!
【プロ野球】オリ・岡田監督が橋下知事、平松市長を表敬訪問(MSN産経ニュース)

著者:岡田 彰布
販売元:ベースボールマガジン社
発売日:2009-11
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