「1対1」同点で迎えた【7回表】中日ドラゴンズの攻撃。阪神タイガースのマウンドには2番手、2015年ドラフト3位の竹安大知(【ファーム】20試合、5勝4敗、防御率2.76)が上がった。背番号は何故か「42」。昨シーズンのファームの登板は6試合(防御率10.75)に留まりながら、何故かマスコミから「秘密兵器」と呼ばれた男。マスコミの飛ばし記事かと思ったが、ウエスタン・リーグでの試合(投球)を(CSで)観たら、「なるほど」と納得するものがあった。……10月5日、遂にお披露目(プロ初登板)。
先頭(左)打者に初球(136km)2球目(144km)の後、3球目のカーヴで空振り! 4球目のフォークボールで空振り三振! イチバン自信のある球か?
続く(左)打者に初球(140km)2球目(144km)ファウル! 3球目のカーヴがすっぽ抜けた後、4球目(140km)を打たせて、レフトファウルフライ。
3人目の(右)打者は初球(144km)を打たせて、センターフライ。3人で片付けた2年目。この後、まさかプロ初勝利の権利が転がり込んで、その(達成の)重責を(同じく)プロ初登板の高卒ルーキーに託すことになろうとは……
阪神・金本監督、初勝利の竹安を「強運ですよね。なにか持っているのかもしれない」(SANSPO.COM)
2017年10月5日(木)対中日 甲子園