2回表の第一打席、1アウト、ランナーなし。カウント「1-2」と追い込まれながら、決めに来た4球目(146km)を叩いて、左中間にヒット! センターがもたついている間に、二塁を陥れた(42歳)福留孝介(6番レフト)。
「カシンっ」って打球音が心地よい。投手が投げる瞬間の「ウッシっ」っていう声もよく聴こえる無観客試合。このまま永遠に続いてくれないかと夢想する(イケない)私。
それにしても、福留の前を打つ5番(DH)サンズ(32歳)。「3-2」フルカウントから外の変化球(スライダー)を空振りして三振! 韓国リーグの打点王だそうだが、「韓国リーグの打点王」は当てにならないことを実証しているサンズ。マルテを残して、マルテが「保険」だと思っていたが、サンズが両外国人に何かあったときの「保険」だった。これでは「保険」にもならないが。