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野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

アリゾナにいた藪恵壹(10日)

2007-10-11 21:32:13 | Tigers DEN β
 行方不明(?)だった藪恵壹(元オークランド・アスレティックス)の消息が判明(!)した。アリゾナの教育リーグに参加して、入団テストを受けるらしい。(事務所を通じて)「やはりメジャーの醍醐味(だいごみ)が忘れられません。夢をもう1度、という思いで頑張りたい」とコメントしているらしい。その気持ちはよく分かる……メジャーリーグ好きとしては察するに余りある。写真(SFベイスポ提供・共同)でまるで≪野球少年≫みたいな顔をしている藪…… 

 消息が判らないときは、いっそ阪神タイガースに戻ってきてもらいたい、と思ったが、本人にその意思は(まるで)無いようだ。39歳。メジャーに上がれたとしても、先発(スターター)は無理で、せいぜい中継ぎ、“モップアップ”(敗戦処理要員)が“関の山”だろうが、それでもメジャーに帰ることを切望する藪……
 メジャーリーグに魅せられた男たち……同じ背番号「18桑田真澄(元ピッツバーグ・パイレーツ)、あるいは44歳、工藤公康(横浜ベイスターズ)も同じ≪≫を見ているらしい。 

元阪神・藪が教育リーグでテスト (デイリースポーツ)

福留、中日と決別か?(8日)

2007-10-09 22:35:14 | Tigers DEN β
 福留孝介(中日ドラゴンズ)が「FA」を宣言しても、どうせメジャーリーグ移籍か残留だろう? と高を括っていたのだが、ここに来て急転、メジャー移籍か(国内)他球団、国内であれば、我が阪神タイガースが最有力らしい。これは嬉しい……確かに読売ジャイアンツには同じ左バッターの高橋由伸もいるし、FAで来た小笠原道大もいるし、李承も阿部慎之助もいる。読売巨人軍には必要のない戦力……

 考えてみれば、今シーズンは「FA」の(戦力)差で敗れた、と言っていい。小笠原を獲得できたジャイアンツ、黒田博樹(広島東洋カープ)を獲得できなかったタイガース。この「差」が出たのかな、と思う。先発投手陣に確固たる〔軸〕になる「エース」がいれば、終盤になって、8連敗なんかすることもなかった。
 結局「エース」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)の≪穴≫を埋め切れなかったのが、敗因。 

 福留を獲得できたとしても、井川の≪穴≫は埋まらないが、しかしアンディー・シーツの(度重なる)≪不振≫に泣かされた今シーズンの“二の舞い”だけは回避できるだろう。
3番・福留、
4番・金本、
5番・今岡、
6番・林(桜井)
 これなら強力打線が組める。これなら先発投手陣の不振もカヴァー出来るだろう。来シーズンは、不振を極めた右腕3人、福原忍、安藤優也、杉山直久の奮起が望めるだろうから、福留獲得に躊躇の必要はない。(プロテクトの出血覚悟で)全力で獲りに行ってもらいたい。 

 最大のライヴァルは【読売】ではなく、やはりメジャーリーグ。FAで獲ったJ.D.ドリューが期待外れだった、ボストン・レッドソックス、バリー・ボンズの後釜が欲しい、サンフランシスコ・ジャイアンツ。あるいはクリンナップに人材を欠く、シアトル・マリナーズか、今シーズン貧打に泣いたロサンジェルス・ドジャース、プレイオフ(ディヴィビジョン・シリーズ)で早々に敗退した、ロサンジェルス・エンジェルスか…… 
 
 同じ左バッターで『WBC』仲間の岩村明憲(タンパベイ・デヴィルレイズ)が今シーズン、メジャーに挑戦して、打率.285、7本塁打、34打点の平凡な数字に終わった。途中、怪我でDL(故障者リスト)入りしたとはいえ、「あの」岩村がこの程度に封じ込められた。福留にとっては良い判断材料になるだろう。敢えて挑戦するか、それとも……2008年以降のタイガースの命運を左右する一人。 

福留が中日と決別…FA権を行使へ (デイリースポーツ)

さらば、三東洋!(5日)

2007-10-07 21:43:05 | Tigers DEN β
 昨年の秋季キャンプのピッチングを(CSの阪神タイガース関連番組で)見たときは、≪ポスト井川≫の一番手は三東洋! と≪確信≫したのだが、春のキャンプ中に左肩痛を再発させ、それでも無理して投球を再開して、紅白戦に登板したが、1球投げただけで肩の痛みを訴え降板……あれは≪覚悟≫のマウンドだったか……
 背番号も「37」から「12」に変わり、球団の期待も大きかったのだが……怪我に泣かされたプロ野球人生。怪我さえなければ、タイガースは平気で≪連覇≫できていた、だろう。さらば、牽制球が巧くて、バッティングも良かった<センス>ある若者ヨ! 

 同じく左腕の田村領平(5年目)にも戦力外通告……安芸キャンプでは毎年、チャンスが与えられ、ファームでは先発ローテーションに入って活躍したシーズンもあったのだが……早々に引退を決めた三東に較べ、田村は現役続行を希望し、今秋の<トライアウト>に挑むようだが……難しいだろう。
 球が(特段)速いわけでもなく、特徴のある変化球を持っているわけでもない。こういうピッチャーが一番難しい。こういうピッチャーが、この(プロの)世界で生き残るのは難しいのだが、未だ意欲があるのなら、やり残したことがあるのなら……挑戦あるのみ。田村には「さらば」と言わないでおこう。 

阪神4選手が戦力外…三東は引退へ(デイリースポーツ)

上園、8勝到達で新人王確実!(3日・神宮)

2007-10-04 13:39:04 | Tokyo Swallows
 今シーズン最終戦……先発のマウンドには、ルーキー上園啓史。8勝目と≪新人王≫を目指して、神宮球場、対東京ヤクルトスワローズ戦。しかし相手先発は、セス・グライシンガー。≪強敵≫だ。セントラル・リーグ最多勝の16勝7敗、防御率2.85(2位)。上園が抑えるかどうか、ではなく、タイガース打線が援護できるかどうか、それに懸かっていた。 

【2回表】1=OUT後、5番・今岡誠が「2-3」から甘く入った高めの速球(145km)をカシンッと引っ叩いて、左中間スタンドに消える(第4号)先制ソロホームラン! だが笑顔なき勝利者……今岡に笑顔が戻るのはいつの日か……
 この後、6番(林威助)7番(葛城育郎)が連続三振! 先頭打者(金本知憲)も三振だから、この回3三振で(ここまで)計4三振。グライシンガーは「好調」。追加点が取れる気配は無かったのだが…… 

【3回表】先頭の野口寿浩が四球を選んで、9番の上園が初球で送りバントを決めて、1番に入るが「不調」の桜井広大が≪久々に≫勝負強さを発揮して、3塁手のグラヴを弾いて、3塁線を破って、「2対0」! 
 金本の四球を挟んで、相手守備(2塁手と3塁手)の二つのエラーで「3対0」にして、グライシンガーを攻略! 

 上園は【7回裏】まで投げ切って(4安打9奪三振)無失点の快投! 抜群の安定感で今や(実質)「エース」。CS<クライマックス・シリーズ>では先発の3番手に見られていたが、「不調」の安藤優也、「怒りんぼ」下柳剛を差し置いて、第1戦に起用されるかもしれない。
【8回裏】を90試合目登板の久保田智之が締めて、【9回裏】は藤川球児が3人で抑えて、上園に8勝目をプレゼント! これで≪新人王≫争いで1歩「前」に出て、この一歩が大きい。シーズンが始まる前に、上園が新人王を獲る、なんて誰も想像できなかった。CSでも誰も予測できないことをやってのけるか? 

中田外した…岡田監督の練習実らず (デイリースポーツ)


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大阪の「HERO」が北海道に行ってしもタ…(3日)

2007-10-04 12:43:38 | Draft Commision
 つくづく籤運のない男、岡田彰布(監督)。阪神タイガースはこれで、8回連続≪籤≫を外したらしい。≪最悪≫……昨年の堂上直倫(中日ドラゴンズ)に続いて、地元の「HERO」中田翔(大阪桐蔭)も外した。しかも北海道(日本ハムファイターズ)。 

 ドラフトって、そもそも戦力均衡が目的なのに、こうして≪籤≫で2年連続優勝チームが、その年の≪超≫目玉選手を獲得してしまう、こういう現実は、ドラフトの趣旨に反している、と思う。やっぱり、アメリカ・メジャーリーグのように、下位チームから選手をピックアップできる、ウェーヴァー方式が正しい、と思う。 

1巡目高浜目標は鉄人&トリプル3(デイリースポーツ)

天才・今岡、復活の5打点!(1日・横浜)

2007-10-02 22:25:55 | Koushien Stadium
 鳥谷敬の欠場(右脇腹痛)を聞いたとき、真っ先に頭に浮かんだのは「大和」の二文字。【5回裏】1-OUT_1,2塁で高いバウンドのショートゴロを(送球を焦った)ショートのベテラン秀太が弾いて、手痛いエラー! その瞬間、マウンドで引っくり返り、グラヴを(思いっきり!!)叩きつけた先発ベテラン下柳剛
 1-OUT満塁のピンチになって、再びショート正面へのゴロ。またしても、併殺のチャンスだったが、秀太の送球がスローモー(に見えた)で1塁「セーフ」。併殺崩れの間に1点を献上……またしても、グラヴを叩きつけ、怒りを顕わにする下柳。 

 下柳は打たせて取るピッチャー。今まではこんなことはなかった。今まではショートでフルイニング連続出場(398試合)を続けいていた鳥谷が(意外に)堅実な守備を見せ続けて、(グラウンド・ボール・ピッチャーの)下柳の≪怒り≫に火が点くようなことはなかった。
 秀太は30歳を過ぎても、未だに若手のような“初々しい”(危なっかしい)(不安定な)プレーをすることがある。ベテランでありながら(なかなか)堅実さが身に付かない、珍しい選手だが、それ故にレギュラーを獲りきれなかった。
 鳥谷が欠場するなら、ここは若手を抜擢して、2年目の(前田)大和を起用して欲しかった。若手(2年目)でありながら、ベテランのような堅実な守備を見せる大和は(きっと)下柳の≪お眼鏡≫に適ったことだろう。
 ベテラン選手を使いこなすことに掛けては、≪手練≫の岡田彰布監督だが、こと若手の登用に関してはいつも≪後手≫を踏んでしまう。この欠点さえ直れば、真の名監督になれると思うのだが…… 

 この試合、先制したのはタイガース。初回に2番・関本健太郎が1,2塁間を抜いて、2-OUT後、4番・金本知憲の内野安打で1,2塁。ここで5番「帰ってきた」今岡誠が初球を打って、左中間スタンドへ(第3号)3ランホームランを放って、「3対0」! 久々に今岡の気持ち良い一撃を見た。しかし、それにしても「第3号」か…… 

【5回表】には先頭の下柳が「2-1」と追い込まれながら、左腕・吉見祐治からレフト前に流し打って、出塁。こういうバッティングを見ると、この試合に懸ける下柳の≪意気込み≫のようなものが伝わってくる。その≪思い≫は(この裏の)【5回裏】に爆発することになるのだが……
 2-OUT後、3,4番が四球で歩いて、2-OUT満塁になって、5番・今岡に打席が回ってくる。チャンスに滅法強かった2005年の今岡が戻ってきて、1,2塁間、セカンドのグラヴを弾いて、2者が還って、「5対0」! 久々の楽勝に見えたのだが…… 

【7回裏】『JFK』の先陣を切った左腕ジェフ・ウィリアムスが「まさかの!」3ラン(金城龍彦に第13号)を喫して、「5対4」1点差にされて、【8回裏】に久保田智之、そして【9回裏】に向け、藤川球児の準備が始まるが、【9回表】先頭の矢野輝弘がセンター前ヒットで出塁して、2-OUT後、代打・桧山進次郎の敬遠を挟んで、4連打で「9対4」(5点差)!  

 これで藤川の出番が無くなり(セーヴ・シチュエーション消滅)【9回裏】のマウンドにはダーウィン(・クビアン)が上がったが、このダーウィンが3連打を浴びて、1-OUTも取れずにKOされて、「9対6」3点差に迫られて、急遽、藤川の出番。
 しかし、この試合に勝てば、CS<クライマックス・シリーズ>進出が決まる重要な試合なのだから、5点差であろうと、セーヴが付かなかろうと、【9回裏】の頭から藤川を投入すべきだったと思うが……岡田「采配」。
 急遽、登板の藤川はソロホームラン一発(村田修一に第31号)を浴びて、「9対7」2点差に迫られるが、何とか試合を締め括って、予定外の(70試合目登板)45セーヴ達成! CS進出も決めて、10月≪初勝利≫。 

上園 新人王狙い今季最終戦先発出陣 (デイリースポーツ)


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