野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

ロッキーズの藪、マイナー降格!(21日・トゥーソン)

2006-03-23 19:41:40 | Colorado Rockies
 日本中が『WBC』(ワールド・ベースボール・クラシック)で湧き返っている最中、ひっそりと伝えられたニュース、藪恵壹(コロラド・ロッキーズ)のマイナー降格。37歳で開幕をマイナーリーグで迎えるのは厳しい、だろう。
 同じく37歳でマイナー通告を受けた(元読売ジャイアンツ)タフィ・ローズ(シンシナティ・レッズ)外野手は「引退」を決意したらしい。藪にも「決断」が迫られるだろう。スプリングトレーニング(オープン戦)の成績は、5試合に登板して、1勝2敗、防御率12.38。これでは……

 一方、メジャーリーグ初挑戦の森慎二(タンパベイ・デヴィルレイズ)も20日、マイナーリーグのフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発した初回、3球投げただけで、右肩「脱臼」で降板。右肩の「関節唇損傷」と診断され、今シーズン絶望。
 ポスティング・システム(入札制度)で高い金(75万ドル=約8600万円+2年140万ドル=約1億6000万円)を払ったタンパベイは頭を抱えていることだろう。ファンやメディアから攻撃されることは目に見えている。

『WBC』初代王者となった日本野球。しかし、メジャーリーグに行く選手が必ずしも、トップレヴェルではないことを証明している両者の残照。次は、入来祐作(ニューヨーク・メッツ)か? 入来は生き残れるのか? “ポンコツ”(中古品)ばかりが海を渡る、とメジャーのGM達は歯噛みしているかもしれない。

藪、マイナー降格 ロッキーズが通告(MAJOR.jp)