野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

ヤンキース連敗で王手!(6日・コメリカパーク)

2006-10-07 20:27:30 | Post Season
 DIVISION SERIES初戦(GAME-1)を「最多勝(19勝)投手」王建民の好投と打線の爆発で「8対4」でモノにしたニューヨーク・ヤンキース。翌日の不可解な(?)雨天中止で、中1日を置いてのGAME-2。前日からスライド先発(スターター)で、マイク・ムッシーナとジャステイン・ヴァーランダー(デトロイト・タイガース)が激突したが……

 先制したのは、デトロイト【2回表】2-OUTから、7番クレイグ・モンローがレフト線を破って、8番マーカス・テームズが初球を打って、セカンドの頭上越え(ライト前ヒット)。モンローが還って「1対0」。このテームズ、以前は日本の阪神タイガースの新外国人候補に上ったが、結局、獲得できなかった。“逃がした魚”は意外に大きかったかも知れない。今シーズンの打率.256(本塁打26/打点60)。

 ニューヨークの反撃は【4回裏】1-OUT後、7番・松井秀喜が153㎞の速球を弾き返して、ライト前ヒット! これで「2打数2安打」。ようやく松井のポストシーズンが開幕したようだ。8番ホルヘ・ポサダが歩いて、2-OUT後、1番ジョニー・デーモンがライトスタンド3階席に飛び込む豪快な3ランホームランで「3対1」逆転!! これでニューヨークがシリーズの流れをガッチリ固めたかに見えたが……

【5回表】先頭のそのテームズが(果敢に)初球を打って、レフト線を破って(2塁打)出塁。1-OUT3塁になって、1番カーティス・グランダーソンがセンターにラインドライヴを放って、これがサクリファイス(犠牲)フライになって、「3対2」1点差。
【6回表】には元シアトル・マリナーズのショートストップ、カルロス・ギーエンがライトスタンドへ同点ソロホームラン! こちらはシアトルの“逃がした魚”は大きかった。

【7回表】先頭のテームズがまたしても、レフト前ヒットで出塁して、この試合「4打数3安打」の活躍! 1-OUT3塁になって、1番グランダーソンが左中間を破って、「4対3」勝ち越し! 
 ニューヨークはデトロイトの継投策、ジョエル・ズマヤとトッド・ジョーンズに封じ込められ、「3対4」地元でGAME-2を落とした。翌日になった今日(6日)のGAME-3も先発ランディー・ジョンソンが轟沈して、「0対6」で落とし、遂に≪王手≫を掛けられたヤンキース。再びニューヨークに戻ってこれるのか? 

松井秀、奮闘3安打もヤンキース逆転負け (MAJOR.jp)