野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

タイガース、敵地で連勝!(11日・マカフィーコロシアム)

2006-10-12 20:16:30 | Post Season
 ニューヨーク・ヤンキースを3連勝で撃破したデトロイト・タイガースと、ミネソタ・ツインズをスウィープ(3戦全勝)で下したオークランド・アスレティックス。≪勢い≫のあるチーム同士、がっぷり四つの戦いを期待したが、緒戦(10日)は「5対1」でデトロイトの完勝。日本人選手が一人も出ない、この両チームの戦いには接戦、名勝負を期待したいものだが……

 先制したのはオークランド【1回裏】2番マーク・コッツェイがライト前にラインドライヴを放って(記録は2塁打)ワイルドピッチで1-OUT3塁になって、3番ミルトン・ブラッドリーがバットを折りながら、前進守備のセカンドの頭上を抜いて、待望の先制点! 地元マカフィーコロシアムの観衆(36.168人)が歓喜に沸く。

 すかさず同点に追いつくデトロイト【2回表】先頭の(元シアトル・マリナーズ)カルロス・ギーエンが初球を流し打って、レフト・オーヴァーのダブル(2塁打)!! 6番“パッチ”イヴァン・ロドリゲスがセカンドに進塁打を放って、7番クレイグ・モンローがライト線に大飛球を放って、「1対1」同点。これぞ“スモール・ボール”! デトロイトに敗れたニューヨークも、来シーズンからは“スモール”に転換するか? 

 オークランドが逆転する【3回裏】2番コッツェイが(今度は)レフト線に流し打って、2-OUT2塁。ここで3番ブラッドリーが、デトロイトのスターター(先発)ジャステイン・ヴァーランダーの初球を狙い打って、ライトスタンドに突き刺さる2ランホームラン! これで「3対1」。今日はオークランドがGAMEを支配していると思っていたが……

【4回表】先頭のポラシド・ポランコがセンター前ヒットで出塁して、4番マグリオ・オルドニェスもライト前ヒットで続いて、1-OUT後、“パッチ”が歩いて、1-OUT満塁。ここで7番「勝負強い」モンローがセンター前! 8番アレックス・ゴメスが、サード(3塁手)エリック・チャヴェスのグラヴを弾いて、三遊間を抜いて、計「5対3」! チームリーダーのチャヴェスが(足の)故障で万全ではないオークランドは厳しい……

【6回表】にも(2-OUTから)7番モンローが右中間を抜いて、8番「アレックス」の名を持つ男=ゴメスがライトスタンドに2ランホームランを放って、一気に「7対3」! 4点差になるが、【6回裏】先頭のチャヴェスがセンター(バックスクリーン)に特大のソロホームラン! 「7対4」3点差……チャヴェスが≪意地≫を見せた。

【7回裏】にも3番ブラッドリーがこの日2本目「打った瞬間分かる」左中間スタンドにこれまた特大のソロホームラン! 「7対5」2点差に迫るが、【9回表】デトロイトも先頭のカーティス・グランダーソンが右中間スタンドに放り込んで、「8対5」再び3点差に……【9回裏】を守護神トッド・ジョーンズが締め括って、2連勝!! HOMEで連敗したオークランドは苦しくなった。再びマカフィーに帰って来れるか? 

止まらないタイガース、敵地で連勝飾る (MAJOR.jp)