ナショナル・リーグのCHAMPION-SHIP SERIESは初戦(GAME-1)をベテラン左腕トム・グラヴィンの好投と“ポストシーズン男”(8本塁打)のカルロス・ベルトランの一発(9本目)でニューヨーク・メッツが「2対0」で制し、迎えたGAME-2。「エース」ペドロ・マルティネスと同じく“ポストシーズン男”オルランド・ヘルナンデスを欠くニューヨークは、若いジョン・メインを先発(スターター)に立てたが……
最初に捉まったのは、セントルイス・カーディナルスのスターター「エース」(15勝8敗/防御率3.09)クリス・カーペンター(昨シーズン21勝で“サイ・ヤング賞”)だった。先頭のホセ・レイエスにライト線沿いにダブル(2塁打)を浴び、2番ポール・ロデューカが初球にサクリファイス(犠牲)バントを決めて、1-OUT3塁。3番ベルトランには警戒して、四球(ウォーク)で出して、ここでポストシーズン初出場の4番カルロス・デルガドが左中間スタンドに打ち込んで、先制の3ランホームラン! ニューヨーク強し!!
【2回表】にセントルイスも(すかさず)反撃して、1-OUT満塁から8番キャッチャーのヤディアー・モリーナが1塁の頭上を抜いて、「3対2」! 【2回裏】ニューヨークも8番「アキレス腱痛のクリフ・フロイドの代役」エンディー・チャヴェスがライト線を突破して(2塁打)1番レイエスが1,2塁間を抜いて、「4対2」と突き放せば、【3回表】3番アルバート・プホルズが歩かされた後、4番ジム・エドモンズが左中間スタンドに同点2ランを放って、「4対4」!! 静まり返るシェイスタジアム(56,349人)……GAME-2は“シーソーゲーム”!
勝ち越したのはニューヨーク、だった。【5回裏】4番デルガドがこの日2本目のホームランをレフトスタンドに流し打って、一転して盛り上がるシェイスタジアム! 【6回裏】にも2番ロデューカがレフト線を破って、1塁から快足レイエスがホームイン! 「6対4」これでニューヨークの逃げ切りか、と思われたが……
【7回表】2-OUTから、3番プホルズがレフト線を破って、4番エドモンズが歩いて、2-OUT1,2塁。ここで元シアトル・マリナーズ、赤い顎鬚の男、スコット・スピージオがライトフェンス最上段に直撃のトリプル(3塁打)を放って、2者が還って、「6対6」同点!! シアトルではサッパリだった男が、セントルイスで蘇った。(そういう選手、多いような気がする)考えてみれば、この男も2002年のポストシーズン(アナハイム・エンジェルス時代)で大活躍した“ポストシーズン男”だった。
【9回表】「6対6」同点の場面でニューヨークは守護神(クローザー)左腕ビリー・ワグナーを投入。セントルイスの先頭打者は、途中出場の田口壮。ファウルで粘って、「3-2」からの9球目のファストボール(152㎞)だった。思い切りよく振り抜いた打球はレフトスタンドへ! 田口の勝ち越しホームランで「7対6」! この後、2点を付け加えて、日本人ファンには余計な2点だったが、セントルイスが「9対6」で逃げ切り。ポストシーズンで日本人選手が「ヒーロー」になった日。
田口、値千金の決勝弾! カージナルス五分に (MAJOR.jp)
最初に捉まったのは、セントルイス・カーディナルスのスターター「エース」(15勝8敗/防御率3.09)クリス・カーペンター(昨シーズン21勝で“サイ・ヤング賞”)だった。先頭のホセ・レイエスにライト線沿いにダブル(2塁打)を浴び、2番ポール・ロデューカが初球にサクリファイス(犠牲)バントを決めて、1-OUT3塁。3番ベルトランには警戒して、四球(ウォーク)で出して、ここでポストシーズン初出場の4番カルロス・デルガドが左中間スタンドに打ち込んで、先制の3ランホームラン! ニューヨーク強し!!
【2回表】にセントルイスも(すかさず)反撃して、1-OUT満塁から8番キャッチャーのヤディアー・モリーナが1塁の頭上を抜いて、「3対2」! 【2回裏】ニューヨークも8番「アキレス腱痛のクリフ・フロイドの代役」エンディー・チャヴェスがライト線を突破して(2塁打)1番レイエスが1,2塁間を抜いて、「4対2」と突き放せば、【3回表】3番アルバート・プホルズが歩かされた後、4番ジム・エドモンズが左中間スタンドに同点2ランを放って、「4対4」!! 静まり返るシェイスタジアム(56,349人)……GAME-2は“シーソーゲーム”!
勝ち越したのはニューヨーク、だった。【5回裏】4番デルガドがこの日2本目のホームランをレフトスタンドに流し打って、一転して盛り上がるシェイスタジアム! 【6回裏】にも2番ロデューカがレフト線を破って、1塁から快足レイエスがホームイン! 「6対4」これでニューヨークの逃げ切りか、と思われたが……
【7回表】2-OUTから、3番プホルズがレフト線を破って、4番エドモンズが歩いて、2-OUT1,2塁。ここで元シアトル・マリナーズ、赤い顎鬚の男、スコット・スピージオがライトフェンス最上段に直撃のトリプル(3塁打)を放って、2者が還って、「6対6」同点!! シアトルではサッパリだった男が、セントルイスで蘇った。(そういう選手、多いような気がする)考えてみれば、この男も2002年のポストシーズン(アナハイム・エンジェルス時代)で大活躍した“ポストシーズン男”だった。
【9回表】「6対6」同点の場面でニューヨークは守護神(クローザー)左腕ビリー・ワグナーを投入。セントルイスの先頭打者は、途中出場の田口壮。ファウルで粘って、「3-2」からの9球目のファストボール(152㎞)だった。思い切りよく振り抜いた打球はレフトスタンドへ! 田口の勝ち越しホームランで「7対6」! この後、2点を付け加えて、日本人ファンには余計な2点だったが、セントルイスが「9対6」で逃げ切り。ポストシーズンで日本人選手が「ヒーロー」になった日。
田口、値千金の決勝弾! カージナルス五分に (MAJOR.jp)