野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

またしても、ガニエ!(13日・フェンウェイパーク)

2007-10-14 21:25:08 | Post Season
 またしても、ガニエ! ボストン・レッドソックスは初回に先発(スターター)のベテラン右腕(40歳)カート・シリングが1点を先制されたものの、【3回裏】に一挙3点を奪って、「3対1」! 【4回表】にシリングが、クリーヴランド・インディアンスの8番フランクリン・グティエレスに3ランを喰らって、逆転されるが、【5回裏】「主砲」マニー・ラミレスの2ランと5番マイク・ローウェルのソロで「6対5」再逆転! 地元フェンウェイパークでムードは最高潮に盛り上がったが……

【6回表】に2番手の右腕マニー・デルカーメンが「6対6」同点に追いつかれ、そして延長【11回表】6番手の「問題の人」エリック・ガニエが≪炎上≫して、一挙7失点を喫して、「6対13」で(結果的には)大敗! 3番手の左腕・岡島秀樹から4番手のベテラン右腕(41歳)マイク・ティムリン、5番手の≪守護神≫ジョナサン・パペルボンが踏ん張って、襷を繋いできたが、(またしても)ガニエで途切れた。

 一方、クリーヴランドは【6回裏】以降「強打」のボストン打線に得点を与えずに、ブルペン陣が踏ん張って、延長戦を制した。ブルペンの「差」が出た。クリーヴランドのブルペン陣はボストンよりも「上」。アメリカン・リーグ・チャンピオンシップ・シリーズで対戦するボストンに唯一勝っているのが、この点。ブルペン勝負に持ち込んだら、クリーヴランドは≪手強い≫。

 そのブルペン陣で、今日も4番手に投げて好投したのが、元横浜ベイスターズ(2000年)の右腕ラファエル・ベタンコート。クリーヴランドが誇る強力ブルペン陣の象徴的存在、「エース」セットアッパーだ。ベイスターズは何故、彼を手放したのだろう? 彼を使いこなせていれば、マーク・クルーンのセーヴ・ポイントも増加しただろう。

 これで「1勝1敗」のタイ。明後日(15日)から舞台をクリーヴランドのジェイコブズ・フィールドに移して、GAME-3(第3戦)。ボストンの先発は、松坂大輔。非常に重要なマウンドになった。シリーズの行方を左右する一戦。松坂が大舞台に強い、という≪神話≫は本物か? 少なくとも、西武ライオンズ時代に日本シリーズで活躍した記憶はないのだが……

岡島が好救援も、Rソックスは延長戦で競り負け (MAJOR.jp)


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