活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

出雲の「焼さば寿司」

2013-07-06 12:01:59 | 活版印刷のふるさと紀行

 ギンザ・グラフィック・ギャラリーのADC展オープニングに顔をだしたあと、銀座松屋の地階に足を向けました。先日、ここで求めた熊本産のフルーツと豆乳をミックスしてかわいい容器に入ったプリンが家人に好評だったことからです。

 しかし、その売り場に行きつく前に自分の大好物が目に入ってしまったのです。何を隠そうそれは「さば寿司」。もう何年か前、羽田空港で「空弁」が駅弁の向こうをはってはなばなしくデビューしたときのいちばんの売りがさば寿司でした。その時以来、大好物になりました。

 以来、折に触れて食しているのですが、そのほとんどが小浜など福井産でした。柿の葉寿司と並んでいる奈良産とのおつきあいもたびたびです。つい先日、名古屋に長期滞在していたときコンビニでたびたび買ったさば寿司は気取りがない弁当スタイルでたしか滋賀産でした。

 私が足を止めたのは、島根産、「出雲名物」とあり、初見だったのです。しかも仁多米とのコンビが売りでした。もちろん飛びつきました。お酢をきかせたさば寿司と焼さば寿司の2種類がありましたが、私の好みは焼さばの方。たっぷりとした肉厚のさばに、いかにもうまそうな焼きかげん、コクのありそうなタレ。

 帰宅して、フランケンワインの白をなめながらつまんだ味は格別でした。

 

 

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