いささか自分本位で申し訳ありませんが、今日、私は私の「活版印刷紀行」の最終結果ともいうべきアレッサンドロ・ヴアリニャーノの著作を出版社に入稿してなんとなくホッとしているところです。
思えば、キリシタン版が印刷されたという長崎県の加津佐を訪ねるべく、はじめて島原鉄道の諫早駅のホームに立つたのは、1997年9月1日でした。写真をご覧ください。なんとその日、オギャーと生まれた赤ちゃんがいたとしたら25歳になろうかというのですからちょっとびっくりです。
もう、島鉄の電車のボディデザインもすっかり変わっているだろうとてインターネットで調べてみたら、これまたなんと、そのままの姿を見つけて安心いたしました。
日本最初の活字印刷を追いかけてこの日、加津佐を目指して諫早を振り出しに取材を開始して25年。雑誌や著作で少しずつその成果を発表できたことをうれしく思います。
まあ、ホットしたところで休眠中だったこのブログを再開したいと考えてかんがえております。
活版印刷紀行の最終版入稿おめでとうございます。
またブログの再開心より嬉しく思います。
懐かしく拝読させていただきました。
淺野正士