活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

こわいブルーライトとフリッカー問題

2014-05-16 11:58:14 | 活版印刷のふるさと紀行

 昨日、印刷図書館の定例クラブで、東海大学名誉教授の高橋恭介先生から勉強になる「こわ^-い話」をうかがったので受け売りでみなさんにご紹介しようと思います。

 最近のスマホブームはすごいですね。地下鉄で前に座っている人の列全員がスマホ画面に釘づけなんて当たり前の光景になってしまいました。スマホに限らずパソコンにしろ、テレビにしろ液晶ディスプレにしろ液晶ディスプレイで情報を手軽に受け取るのが私たちの日常です。

 ところがあのLEDバックライト液晶ディスプレイを長く見続けるとヴィジュアル・ディスプレイ・ターミナルVDT症候群という眼精疲労、腰痛、肩こり、不眠などの健康被害を生じるので個人個人が要注意だというのです。とくに、子どもさんはこの電子機器の発するブルーライトに気をつけなくてはいけないのです。

 さらに、もうひとつ、フリッカー、゜ちかちか〟問題があります。あまり、意識できないかも知れませんが、われわれの眼はLEDのフリッカーにさらされていますから、それが眼の痛み、憑かれ、睡眠、精神状態に与える影響や大といえます。こわーいのは、この画面のちらつきです。

 眼科医や医療分野の専門家による「ブルーライト研究会」がたちあげられ、研究が進んではいるようですが、まだ、テクノストレスのブルーライトとフリッカー問題がさほど大きくとりあげられていないだけに、こわいですね。『ネーティブ・タブレット』と称して生れ落ちるからLED液晶ディスプレイとかかわりの深い電子機器と人間のインターフェースがアメリカあたりでもかなりクローズアップされているようです。

 

 

コメント
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