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活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

足助の里、香嵐渓

2014-12-05 14:11:03 | 活版印刷のふるさと紀行

  岡崎城をあとにして、豊田市の「香嵐渓(こうらんけい)のある足助(あすけ)へ向かいました。家康ゆかりの松平を通り過ぎるころは真っ暗での所在すらわかりませんでした。足助の宿は「百人草」、私自身は3回目だからよく知っていましたが、一行のみんなは、たたずまいといい、食事といい、「こんな山奥で」とおどろいていました。たしかに夕食のフレンチの味は格別ですし、自家製のパンやハム・ソーセージにはついつい、虜になってしまいます。

 翌朝、今が紅葉見ごろの香嵐渓へ。待月橋あたりはすでにカメラを構える場所も確保できないほどの混雑ぶりでした。緑、黄緑、黄、橙、赤、ひと口に紅葉といってもここではさまざまの色あいが楽しめました。

 興味ぶかかったのは「三州 足助屋敷」、明治から昭和初期の山の民の暮らしをみることができます。わら細工はもとより、機織り、傘はり、紙すき、紺屋などなど11種類。しいて注文をつけるとしたら、「塩の道」の中継ぎ地点として三河湾から信州まで運んだ「足助塩」の展示がほしかった。個人的には紙漉きに見入ったのですが、紅葉いりとは。近くの小原和紙の里を思い出しました。

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