活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

KEN MIKIの世界

2015-03-12 16:10:39 | 活版印刷のふるさと紀行

 

 ギンザ・グラフィック・ギャラリー3月企画展はKEN MIKI三木 健さん登場。タイトルはAPPLE+で”学び方のデザイン「りんご」と日常の仕事というサブタイトルがついています。

 講釈はさておいて、まず会場をご覧あれといいたい私です。なんとなれば、齢29歳、342回の企画展開催というGGGにあってこれほど凝った会場演出を見た記憶がないからです。クリーンな壁面に計算尽くした作品掲出、見やすい卓上展示もさることながら1F会場から地階会場に降りろ楓材の階段ステップにまでAPPLEのロゴが踊っていやが上にも雰囲気を醸し出しているではありませんか。オープニングの席上では学芸員の女性が真紅でふっくらのアップルルックでおでまし、ワインのおつまみにはアップルパイやプディングという演出。

 KEN MIKIさんの大学での授業コンセプトは誰でも知っている「りんご」を通してデザインの楽しさ、奥深さを体験することと聞きましたが、まさしくGGGの会場いっぱいにそのりんごのコンセプトが具現化された作品があふれて、いまにも踊り出しそうにしていました。会期は3月末までです。

 

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