活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

「嵐」が活版印刷?そしてアラビア文字のカリグラフィ

2012-01-27 11:59:14 | 活版印刷のふるさと紀行
 昨晩の話。読書をしていましたら携帯が鳴りました。取り上げますと
けたたましい声「いま、嵐が活版印刷をしている。はやく、はやく、TBSを
つけて見て」と某女の声が。

 とっさですが理解しました。彼女、相葉雅紀の大ファン。
案の定、スイッチを入れると相葉雅紀・松本潤の二人が『秘密の嵐ちゃん』で
原田知世さんと「名刺」を印刷しているところでした。

 今をときめく国民的アイドルと活版印刷、テレビ局もやるものです。
 
 さて、話題転換。アラブ首長国連邦の高橋 裕さんからアラブ文字のカリグラ
フィの資料が送られてきたのです。
 なんでも彼のラスアルハイマーのお隣の首長国シャルージャで開かれていた
アート展覧会を訪ねたとき何点かの作品を撮影してくれたらしいのです。

 アラビア語は独特のアラビア文字で書かれます。はアラビア文字イスラム教と
ともに世界各地にひろがったはずですが残念ながら私たちにはなじみがありません。
文字と文字をつなぎながら右から左へ横書きをして、行は上から下に進むという
くらいしか私は知りません。

 ディスクに収められた何枚かの作品はアラビア文字のカリグラフィだといいますが、
どれも装飾文様と一体になっていてデザイン的に美しいものばかり。ここに掲げた
作品は地味ですが、カラフルなものがたくさんありました。

 それに、これはシャルージャの市民参加芸術展のようなもので、一般市民の中に
アラビア文字のカリグラフィを趣味としている人がかなりいるそうです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京の雪、越後の雪さらし | トップ | 南蛮船と艀の話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

活版印刷のふるさと紀行」カテゴリの最新記事