活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

紙メディアの効用

2014-01-30 14:20:29 | 活版印刷のふるさと紀行
 今朝の朝刊一面トップが経済紙を除いて「万能細胞」の作製成功をとりあげていることはちょっといい気分でした。別に理化学研究所やニュースの主人公、小保方晴子さんとおつきあいがあるわけではありませんが、こういった政治や経済とは無関係な科学記事がトップになったことは山中教授のiPS以来ですし、なにか将来に燭光を感じる点で明るい気分にさせられました。

 それにしても昨晩遅くのテレビのニュース番組でこの万能細胞のニュースを解説図入りで見たのによく理解できなかった私が新聞では比較的スンナリと内容を呑みこめたことは「やっぱり」でした。ことわっておかねばなりませんが私は理科系が苦手の大の文系人間です。それは
あるでしょうが、新聞・雑誌など紙メディア、活字メディアの方が情報の理解の深度の点で映像メディアより優れているように思えてなりません。

 どちらかというとペーパーレス社会の到来なんか信じたくない方ですが、電子書籍などを考えるとあれも活字メディアじゃないかと反論されそうで腰砕けになりそうです。しかし、今朝の新聞体験ひとつを例にしても当分の間、紙メディアの効用を主張しつづけたいのです。どなたか、賛同者はいらっしゃいますか。

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