司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

会社法及び商業登記に関する話題を中心に,消費者問題,司法書士,京都に関する話題等々を取り上げています。

「アドバンス新会社法(第2版)」

2006-06-23 23:13:48 | 会社法(改正商法等)
長島・大野・常松法律事務所編「アドバンス新会社法(第2版)」(商事法務)

 改訂版がいよいよ発刊。ボリュームがあるが、「実務のポイント」を拾い読みするだけでも、参考になると思われる。お奨め。

 同書のはしがきに、
「おかしなところ、使い勝手の悪いところは躊躇なく指摘し、大いに議論し、適切な改善措置を求めるべきであろう。その関係では、法務省が省令制定過程で見せた『省の面子よりは規則の完成度を上げることを優先する』という姿勢は大変心強い。この動きの激しい時代に『無謬の会社法』や『会社法の完成』はありえず、会社法は永遠に不完全であり未完であるというべきである。法務省には、会社法本文についても、実務上の問題点の指摘を踏まえつつ、柔軟かつ迅速な改正作業を期待したい。」
とあるが、正に同感の至りである。
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「類型別会社訴訟 I・Ⅱ」(再掲)

2006-06-23 22:55:44 | 会社法(改正商法等)
東京地方裁判所商事研究会編「類型別会社訴訟 I・Ⅱ」(判例タイムズ)
http://www.hanta.co.jp/news.htm

 判例タイムズ誌の連載を単行本化したもの。会社訴訟事件等を取り扱う商事専門部である東京地裁民事第8部の裁判官及び書記官が、実務上の問題点をQ&A方式でまとめたもの。連載当時は、旧商法時代の解説であったが、会社法対応で全面的に書き改められている(深謝)。会社訴訟は地裁の専属管轄とされ(会社法第835条第1項ほか)、司法書士には代理権はないが、特に閉鎖会社においては争いとなりやすいので、商業登記を扱う上で留意すべき事項が多々あり、当然押さえておくべき分野である。

 お奨め。
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日司連定時総会

2006-06-23 08:22:52 | 司法書士(改正不動産登記法等)
 日司連定時総会2日目。質疑多数につき、30分繰上げて開始。
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