金沢市南部丘陵 春を迎えて

　　　　［竹林に春の使者　カモシカ］

金沢市南部の山里にはタケノコ生産用の丁寧に整備された竹林が多く、その竹林に雪がなくなると芽生えてくる若草を求めてニホンカモシカが姿を見せます。
もちろんニホンカモシカは春夏秋冬、この地域に生息しているのですが長い雪の季節が終わり人が入りこむころとカモシカが若草を探して人に姿を見せる季節がちょうど春になります。
そこで人呼んで「春の使者」という呼称が似合う動物です。
雪が地表を覆う飢餓の季節を生き抜いて立派な姿を見せたニホンカモシカに出会えると、いよいよ春が来たことを実感します。

　　　　［林のなかのミズバショウ］

こちらも春の象徴ともいえる「ミズバショウ」です。
歌「夏の思い出」の歌詞の影響で初夏のイメージもある「ミズバショウ」ですが、比較的低地で咲くミズバショウは春の訪れとともに白い花を見せます。
遅く雪が降る時には雪と水芭蕉のコラボも見ることがある花です。
金沢市南部の山里には群生地はありませんが山間の湿地などで数株の花を咲かす場所があります。
時折りの雪はありますが・・・、金沢市南部には春の息吹がハッキリと見えるようになっています。

今日は夜明けから雪もよう、なかなか山里の写真を撮ることが出来ないので、昨年春に撮影の山里の写真を二枚アップしてブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。



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