写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

春は名のみの 水芭蕉の蕾ほころび

2017年03月31日 | 写真日記
    [春は名のみの 風の寒さや]

「春は名のみの 風の寒さや」は吉丸一昌が、自作の75編の詞に新進作曲家による曲をつけ、『新作唱歌』全10集として発表した中の一作「早春賦」の一節です。
その3番は次のような詩になります

  氷解け去り 葦は角ぐむ
  さては時ぞと 思うあやにく
  今日も昨日も 雪の空
  今日も昨日も 雪の空

今日も曇り空の寒い一日になりましたが、金沢市内で一番早い開花を見せるミズバショウの開花を見ようと富山県との県境に近い東原町の自生地に行ってきました。
例年ならばもう咲きそろう頃だと思ったのですが全体として白い苞は出ているのですが良く咲いたと見えるものでこの状態でした。
まだまだ「春は名のみ・・」状態でした。

    [ねえ、こちらを見て]

「こちらを見て」という声が聞こえたような気がしてそちらに目を転じると伸びた白い苞のなかに水芭蕉の本当の花の集まりである薄黄色の「花序」の姿が見えました。
全体の開花の遅れで春はまだまだと思っていましたが・・・、やはり春はそこまで来ているのです。

今日は全国でも低地で早く咲くことで貴重な金沢市東原町のミズバショウ自生地の花の写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]を更新です。



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ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
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