写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

雪の河北潟で野鳥ウォッチング

2018年02月14日 | 写真日記
大寒波も過ぎさり春一番も吹いたという話もある北陸地方。
金沢では終日晴天という滅多に無い好天の今日、少し時間をもらって久しぶりに金沢市から能登半島への入り口にあたる河北潟まで野鳥ウオッチングに行ってきました。

    [チュウヒ(?)]

鷹の仲間の「チュウヒ」(と思う)の飛び立つ場面に出会いました。
私にとっては最も見分けの難しい猛禽ですが、チュウヒであってほしいと願う鷹でもあります。
かつて河北潟の葦原で繁殖したくさん棲息していたと聞いていますが、葦原の減少でその数が激減しいまは全国的にも絶滅が危惧される種に指定されていますが、石川県の河北潟でも絶滅を危惧されていると聞いています。
いまも私の眼に「これぞチュウヒ」と確信できる姿を見る場面が少なくなっています。
河北潟ではいつまでも大型の猛禽「チュウヒ」を見ることができればうれしいのですが・・・。

    [なぜこの季節にアマサギが]

雪に覆われた農地で思わず目を疑うような野鳥と出会いました。
いつもダイサギやアオサギがいる場所で積雪に紛れるように立つコサギに見える小さな野鳥を見て望遠レンズを向けました。
望遠レンズでアップにしてみると、なんとアマサギ特有の亜麻色の羽毛が見えているではありませんか。
春から初夏にかけてはその姿を見ることもあるのですがまだ冬の最中ともいえる雪に覆われた農地で出会ったのは初めてです。
アマサギも絶滅危惧種に指定されている珍しい野鳥です。
なんとも嬉しい出会いでした。

    [美しい水鳥 カンムリカイツブリ]

たっぷりと陽光が降る凍結が溶けた河北潟の湖面でカイツブリとしては大型の「カンムリカイツブリ」に出会いました。
いつみてもその美しい姿に惹かれるのですが、陽光が降りそそぎキラキラ光る湖面を楽しむように浮かび移動する絶滅危惧種の美しい水鳥からしばらく目が離せませんでした。

天気は回復したものの農地が一面雪に覆われて餌となるものが少ないのでしょうか、全体として野鳥の姿も少なく車も雪に阻まれて幹線道路以外に入れないことで限られた場所での撮影になってしまいました。

今日は珍しい野鳥たちの写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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