渡りの蝶と山上の池に睡蓮の咲く

　　　　［アサギマダラという蝶］

日本国中の国民の眼が西日本を中心に広がる大雨のための大災害に集中していることをいいことに、安倍政権と国会の過半数の議席を占める与党が火事場泥棒のように悪法を次々に成立させようと審議や採決を強行しています。
本来なれば内閣と国会が地方自治体と総力を挙げて被災者に寄り添い一日も早いライフラインの整備や生活の再建のために最優先で取り組まなければならないというのに・・・。
災害対策は放り投げたまま内閣の主要大臣と自民の有力議員が大雨災害の広がりをよそに衆院議員宿舎で「赤坂自民亭」と名付けた宴会にうつつを抜かしていたとは。
ネットではこの問題が瞬くうちに広がり多くの怒りの声が飛び交っていましたが・・・。
鈍いのは自民党議員だけでなく、多くのマスコミも災害情報にかまけてほとんどスルー。
今日になって一部の新聞などに記事が載ったというお粗末な状況です。
今夕の日本共産党９６周年記念講演会で連帯のあいさつに立った中野晃一さんは「怒り続けることもしんどくなる状況があるが、日本を前に進めるために一緒に頑張りたい」と語りました。
あまりにも酷い政治状況に、ついつい話が違った方向にいきました。
写真はこの小さな身体で数千キロもの渡りを繰り返すという「アサギマダラチョウ」、山里で好物の花の蜜を吸いながらしばし休憩している姿を見かけました。

　　　　［峠にある小さな池の睡蓮の花］

医王山の峠にある池に赤い睡蓮（羊草）の花が咲きはじめました。
小ぶりの花ですが見事な凛とした姿で水面を朱色に染めるように次々と咲きひろげていました。

今日は山里で出会った「アサギマダラチョウ」、朱色の「睡蓮の花」の写真二枚をアップしてブログ［写真師の新カメラ日記］更新です。



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