参議院選挙ー街頭演説ー

我が家の前から街頭演説の声が聞こえてきたので家を出て演説を聞きました。
参議院選挙公示の後の最初の日曜日、比例区は全国・選挙区は都道府県単位という広い地域なのでもう実質選挙期間は最終盤に入っていて演説にも熱が入ります。
マスコミの選挙報道は民主党、自民党の二つの大政党の対立という構図をもとに競馬の予想のようにどちらが有利か不利か、勝つか負けるか?ということを面白おかしく振りまくものとなっていて国民に今回の選挙の本質はどうなのかということを隠したままに投票日を迎えさせようとしているようにも思われます。
そのマスコミにはほとんど取り上げられないという日本共産党は生真面目に日本の政治状況を語り国民のための政治をどう実現するかと言うことを演説していました。
なぜ民主党が１０ヶ月前の総選挙で国民と約束した基地問題、後期高齢者制度の廃止、消費税は上げない、国民格差是正のための労働者派遣法などの悪法の廃止などの約束を破り、なかには自民・公明政権の政策の追認さえするという後退が起こっているのか?
アメリカや財界の言うがままの政治を国民をごまかしながら実施しようとするのか?マスコミ報道ではわからないそんな政治状況の原因も良くわかりました。
国民の一人一人が予想屋の仲間入りすることなくみずからの立場で考えて投票することを期待します。