[バス停のベンチのなか]
金沢市内でも有数の観光スポットの玄関口にあたる場所のバス停留所、毎日多くの観光客が乗り降りしています。
その停留所にあるベンチの座席の中を覗き込む子どもたちがいました。
このベンチに興味を持つ人は子どもだけでなく、多くの大人もいて私もその座席の中に埋め込まれた和独楽を撮ろうとカメラを構えていたところでした。
その停留所にあるベンチの座席の中を覗き込む子どもたちがいました。
このベンチに興味を持つ人は子どもだけでなく、多くの大人もいて私もその座席の中に埋め込まれた和独楽を撮ろうとカメラを構えていたところでした。
子どもたちが覗き込んだときに思わずシャッターを押した一枚です。
私の所属する写真集団の創立に関わり育ててきた土門拳という写真家がスナップ写真に関して「絶対非演出」という言葉を残しています。
スナップ写真に演出を加えることはせずリアルに対象を切り取ることが大切ということだと思っています。
そういう意味ではこの写真は全く意図しないで撮った写真ということですが、それだけでなく私の大好きな写真の一枚となっています。
スナップ写真に演出を加えることはせずリアルに対象を切り取ることが大切ということだと思っています。
そういう意味ではこの写真は全く意図しないで撮った写真ということですが、それだけでなく私の大好きな写真の一枚となっています。
[特別な装い]
市内の地下街の通路を目立つ姿で通行している二人の若い女性を見つけました。
お願いすると心良く写真を撮らせてくださいました。
お話を聞くとごく近くであったイベントの舞台衣装のままだということでした。
若い方たちだからでしょうか、たしかに目立つ姿ではあるけれど街とあまり違和感を感じないすてきな二人でした。
[気をつけてね]
小学生らしい女の子が自分の上半身ほどの大きさのペットボトルを背負って自転車で走り抜けていきました。
こちらへ向かってくるときはなんだか楽しそうだなと思ってみながら迎えたのですが、通り過ぎた背中のペットボトルを見て慌ててカメラのシャッターを押しました。
きっと友だちのところへ遊びに行くところだったと思うのですが、自転車に乗った女の子の「楽しい」思いが私にも伝わるような場面でした。
「車に気をつけて行ってね」とつぶやきながらシャッターを切りました。
こちらへ向かってくるときはなんだか楽しそうだなと思ってみながら迎えたのですが、通り過ぎた背中のペットボトルを見て慌ててカメラのシャッターを押しました。
きっと友だちのところへ遊びに行くところだったと思うのですが、自転車に乗った女の子の「楽しい」思いが私にも伝わるような場面でした。
「車に気をつけて行ってね」とつぶやきながらシャッターを切りました。
10年ほど前の個展で展示した写真のうち市内のストリートスナップ写真三枚をアップしてブログ「写真師の新カメラ日記」更新しました。