先日、甲州市塩山の五味葡萄酒の渡辺朋彦さんが来てくれました。
渡辺さんは、五味葡萄酒の社長の甥で、将来の五味葡萄酒の社長です。
現在33歳、畑も醸造も一生懸命です。将来は経営も。
渡辺さんは、私米山の後輩。中道町・豊富村組合立笛南(てきなん)中学校の10年後輩です。
中道町も豊富村も、市町村合併で無くなってしまいました。
旧中道町も豊富村も、ワイナリーは無いので、後輩がワイナリーの将来の社長というと、つい肩入れしてしまいます。
肩入れしなくても、五味葡萄酒は良いワイナリーです。
2010年の国産ワインコンクールで、カベルネ樽熟成が、大手ワイナリーに混じって、銀賞を受賞、一気に有名になりました。
今年の国産ワインコンクールでも、甲州樽発酵が銅賞、メルロー樽熟成が奨励賞を取っています。
欧州系赤葡萄品種で受賞できるのは、実力ある証しと思います。
五味葡萄酒のある甲州市塩山は、機山洋酒、奥野田葡萄酒、甲斐ワイナリー、塩山洋酒と、凄いワイナリーばかり。
私見では、塩山の5社が団結して、地域を盛り上げていけば、長野県の塩尻のワイナリーと同じくらいに地域として盛り上がるのでは、と感じています。
ワイナリーは今が一番忙しい時期ですね。夕方ご来店され、ちょっと話をしてすぐ帰られました。
「今年の葡萄はいいです。素晴らしいワインができますよ」と、短い時間ですが、熱く語っていった渡辺さん。
まじめで、いい男ですが、山梨市で一人暮らしの独身です。