日本ワインコンクール2017年は、丸藤葡萄酒の金賞4つの衝撃が凄かったですが、いくつかの注目点もありました。
その1つが、北米系品種の第1位(部門賞、銀賞)のシャトー酒折のデラウエア2016年。
山梨は、ワイナリーが80社もあるワイン王国ですが、意外とデラウェアワインは目立たない。
同じ白ワインに甲州種があるからです。
甲州種ワインを否定されると、そのワイナリーは全てを否定される雰囲気が山梨にはあります。
よって、甲州種ワインは、すべてのワイナリーがプライドをかけて作るのですが、デラウェアは作っているワイナリーの方が少ない。
さらに今年は、生食用のデラウェアの出来が良く、多くのデラウェアは食用になり、醸造用に回ってこない、という状況です。
山梨のデラウェアワインは伝統的に安く、根強い需要があるのですが、今年のデラウェアワインは量が少ない。
さて、第1位のシャトー酒折のデラウェアですが、受賞して、初めてそのワインの存在を知りました。
山梨で酒屋を営む者として恥ずかしい。
急いで発注して、いよいよ入荷しました。
720ml 1512円(税込)
シャトー酒折のワインは、品質が良いのに、価格がリーズナブル。
近日中にHPで購入できるようになります。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#sakaori